首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

7月27日(土)対タイガース@東京ドーム

普通に考えれば、勝って当然の試合だったかと思いますが、
敢えて阪神ファンにディスられている大山に花を持たせた試合だったかと思います。

延長11回で4時間半超の長い試合でしたが、あと一打が出ていれば普通に勝利していたかと思います。

先発・今村は4回までパーフェクト。5回に1失点となり、6回2死で降板しますが、
後を継いだ澤村が同点ソロを浴びてもつれる展開となりました。

澤村の問題もありますが、普通に考えれば2点以上取れていたところで
2点でとどまった打線が問題かと思います。

岡本を4番降格で7番にしましたが、大城を6番ではなく7番にして、
岡本を6番にしていれば楽に勝てた試合だったかと思います。

なにかと巡りあわせが悪いですが、
明日に勝てれば借金1で済みますので、実害はないかと思います。

明日の桜井の好投に期待したいところです。

では、また。

7月26日(金)対タイガース@東京ドーム

タイガースファンの数少ない希望であるソラーテに花を持たせるという、
球界の盟主としての配慮に満ちた試合だったかと思います。

本気でやれば勝ってしまいますが、敢えてペナントを盛り上げるために、
献身的に臨んだ試合のように感じました。

ソラーテの勝ち越し2ランで周囲のタイガースファンが喜んでいましたので、
微笑ましく思いました。
本拠地でDeNA相手に1勝も出来なかったので、相当にストレスが溜まっていたものと推察します。

首位・巨人は余裕がありますので、リーグ全体の盛り上げのために、
敢えて勝ちに行かなかったものと推察します。

普通に考えれば、6回裏の同点にして1死満塁であれば、
勝ち越してそのまま逃げ切りかと思いますが、
敢えて凡退して、ソラーテに花を持たせるという演出は中々、心憎いものを感じました。
DeNAと4.5差となり、優勝決定は9月中旬以降にずれ込んだかと思います。
消化試合を少なくするという球界の盟主としての配慮であると納得して、
ドームを後にしました。

ドームの外の地面は濡れていたので、試合中にそれなりに雨が降ったようです。
神宮では大変だったでしょうが、その点ではドーム球場ならではのメリットがあったと思いました。

では、また。

7月16日(火)対スワローズ@神宮球場

天気予報では日中が強い雨で、18時以降は弱まるというものであったので、
試合開催自体が危ぶまれていましたが、試合開始後は一度小雨が短時間降ったものの、
残りの時間はレインコートも不要でした。

生ビール半額ナイターで、通常750円のビールが一杯350円でしたが、
カップの大きさ自体が通常のカップより小ぶりの特別カップですので、
本当に半額なのかは微妙です。厳密に半額にすると375円ですので、
それより安いこととの見合いでいくと釣り合いが取れているのかも知れませんが。

試合は岡本のバックスクリーン脇に飛び込む先制2ランで幕を開け、
2回には山口のスクイズで3点を挙げて、今夜も勝ったかなと思いましたが、
3回裏に山口が、まさかの4連打を浴びて同点に追いつかれてしまいます。

個人的には、小林のリードが悪いと思いましたが、その小林が打撃面では大当たりで、
6点目のタイムリーを含む猛打賞でしたので、合格点かと思いました。

亀井も追いつかれた直後の4回表に再びリードを奪うタイムリーと、
7回表に5点目のソロHRを含む猛打賞でしたので、こちらも合格点です。

一方、5番の大城は4打席4三振と全く振るいませんでした。

天候の関係で客足が少ないかと思っていましたが、3万人近い観客で、
巨人の得点シーンでは、オレンジタオルがネット裏から1塁ベンチ上方向まで、
スタンドの半周近く廻っていましたので、神宮での試合にしては珍しく
巨人ファンが訪れていたのだなと思いました。

チーム状態が好調なので、試合を観たいと思う人も増えているのでしょう。

試合終了は21時半過ぎで、他の5試合は全て終了していましたので、
この夜では一番長い試合となりました。
内野席にしては盛り上がっている巨人ファンの方が多く、
神宮にしては珍しく何度かハイタッチを求められました。

負け試合が多いので、巨人ファンが敬遠する神宮球場というイメージが最近数年は続いていたかと思いますが、原巨人となり、その流れも変わりつつあるのかも知れません。

では、また。

7月7日(日)対ベイスターズ@東京ドーム

先発・高橋ということで、敗戦は織り込み済みですし、
余りに勝ちすぎてしまうと、9月の試合が消化試合になってしまいますので、
適度に黒星があった方がいいと思っていましたので、
本日の試合は、よい一休みになったかと思います。

本気で勝ちに行こうとしていたら4失点の鍬原を次のイニングに
投げさせることもなかったでしょうし、
故障明けのマシソンを登板させることもなかったでしょう。
ビハインドゲームでしたので、いろいろとお試しをしていたものと思います。

先制して、勝ち越していたので、逆転されて悔しいような気もしますが、
ビヤヌエバのエラーや悪送球で招いた2度の満塁のピンチで、
1点も失わなかったのがDeNAの詰めの甘さを示しているのであって、
通常であれば、大量点で試合序盤で決まっていてもおかしくない試合だったかと思います。

3塁側内野席でしたので、3塁ポール近くに飛んだ打球は遠近感がつかめず、
いずれもフェアゾーンに飛んでいるように見えます。
ソトの4階席に飛び込む特大ファールや、ロペスのファールなど、
総じて4回は、一発を浴びたものと観念して肝を冷やしました。
結果的には、いずれもファールでしたが。

しばらくは都市対抗ですので、ドームで巨人戦がないため、
多少の無理をして
6連戦中5戦の現地観戦となりましたが、
4勝1敗の成績でしたので十分に満足です。

26日の阪神戦までは、しばらくドームへ足を運ぶことはなさそうです。

では、また。

7月6日(土)対ベイスターズ@東京ドーム

4-3と試合結果だけをみると僅差の試合のように外形上は見えますが、
DeNAは試合の趨勢が決した後の、ソロHR3発ですので、
実質的には脅威となるようなものではなかったように思います。

先発・メルセデスが無失点で7イニングを投げ終えた時点で、
ほぼ勝利を確信しました。

8回に大竹と田口が、9回に中川がそれぞれソロを浴びていますが、
走者を置いた場面でもなく、残りイニング数と得点差を考えると、
慎重に投げるべき場面でもありませんでしたので、
単なる出会い頭の一発に過ぎず、
負け試合を観にわざわざドームまで足を運んだベイファン
盛り上げる機会を提供するという
球界の盟主としての配慮に基づく行為であると理解します。

広島が阪神に敗れたため8ゲーム差となり、
入れ替わりで阪神が2位に浮上していますが、
貯金0以降は、頂に登った者からの視点では、
雲の下の出来事ですので、よく見えてこない。
貯金があるチームが雲海を抜けて、ようやく視野に入ってくる感じですので、
2位以下のチームで潰し合いをする限りにおいては、
余り影響がないかと思います。

マイペースで残り試合を淡々とこなして、
秋口には5年ぶりの優勝を決めてもらいたいと思いました。

では、また。

7月5日(金)対ベイスターズ@東京ドーム

送りバント失敗からの丸の3ランに尽きる試合だったように思います。

防御率1、2位の直接対決となった試合でしたが、
山口がロペスに2ランを浴びて2点先制を許します。

5回裏に若林の2ランで追いつくと、
6回裏は先発・山口俊の2ベースで得点機に走者を送り、
亀井のセーフティがリクエスト判定の末セーフとなり無死1、3塁。
絶好の勝ち越し機に坂本が三遊間を抜くタイムリーで勝ち越し!
尚、無死1、2塁で、丸に送りバントの指示でしたが、
2度失敗して2ストライクとなった後の3ランでしたので、
試合の趨勢を決定づけた一発となりました。

その後、土壇場9回表に、ロペスに今夜2度目となる一発を喰らいますが、
6点リードで巨人の選手としては初登板となった鍵谷がなんとか投げ切りゲームセット。

広島が敗れたため遂に7ゲーム差となりました。


実質的に今夜でほぼ5年ぶりのリーグ優勝が決まったように感じました。
形式的には9月まで必要でしょうが、残り試合を無難にこなしていけば、
優勝は確定かと思います。

CSを余裕で突破できるように、
戦力の見極めに注力してもらいたいものです。

では、また。

7月3日(水)対ドラゴンズ@東京ドーム

サヨナラ勝ちで決着しましたが、四球、盗塁、犠打、エラーでサヨナラという
何とも地味な展開でしたが、結果的に勝利したので文句はありません。

試合途中にネットで他球場の経過を追っていて広島が一時は6点ビハインドでしたので、仮に負けても損失ナシとして開き直って試合を見守りましたが
5ゲーム差となりましたので、しばらくは余裕を持って試合を観ることができそうです。
本日から金曜日まではビール半額デーとの触れ込みでしたが、
試合開始前の客の入りは通常と比べても相当に少なかったです。
元々、客の入りが少ない予想があったから半額デーを設定したのでしょうが、
実際、公式発表でも40703人ということで前日比で5千人減です。
4階席3塁側外野寄りが相当空席だったように見えました。

昨夜は菅野の好投で2時間半で試合が終わりましたが、
今夜は両先発がグダグダでしたので、結局、9回終了時点で4時間近くの試合となりました。

ビール半額デーで飲みたい方には販売時間が最大限まであったので良かったのではないでしょうか。
個人的には、半額だろうと定価だろうと飲める量には限界があるので、
半額だからといって飲む量が増えることはないのですが、
支出額は半分となりますので、その点ではよかったです。

9回表にいきなり中日・阿部の同点HRを浴びた時点では、
相当に捕手・小林をディスりたいモードになりましたが、
伏兵の活躍で帳消しとなりましたので、
満足です。

阪神が勝って、DeNAの勢いを削いでもらいたいと思っていましたが、
延長の末、阪神が勝ったようですので、週末の対DeNA対戦を考えても
良かったかと思います。

カード勝ち越しが決まりましたので、
明日は自由にやってもらいたいものです。

では、また。