首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9月22日(日)対スワローズ@神宮球場

もはや消化試合なので勝っても負けてもどちらでもいいのですが、
当初から雨予報なのであるから、早々に中止にしてもらいたいと思っていましたが、
中途半端に試合は開催され、挙句7回裏途中コールドという散々な結果となりました。

主力は試合に出ませんので、負け覚悟の試合とはいえ、
個人的には石川慎吾選手の追いつきながらライトフライを3ベースにする
緩い守備に怒り心頭です。
ゲレーロに2ランで2点リードしながら、当該緩い守備により1死3塁となり
青木の同点タイムリーで試合を振り出しに戻されたからです。
雨予報はわかっていたのだから、5回終了時点でリードすることが最低限であったはずです。
にもかかわらずシングル止まりにもせず3ベースにしてしまう守備センスの無さに、
以前から感じておりましたが、
代打はともかくスタメン起用は今後あり得ないと思わざるを得ませんでした。

石川選手の凡プレーを切っ掛けに、本来は無失点チェンジであったところが
4失点となり試合の趨勢が決まってしまいました。

4イニングを投げて8失点というのは、先発投手として桜井投手はあり得ない成績かと思います。
2桁勝利はあり得なくなりましたので、明日以降はファームでCSに向けて再調整してもらいたいものだと思いました。

雨対策でレインコートを試合当初から着用しての観戦でしたが、
不快感の募る一方でした、
明日は、雨予報ではないので、爽快感のある試合展開を期待したいものです。

では、また。

9月20日(金)対ベイスターズ@横浜スタジアム

9回終了で4時間超の試合でしたが、前回生観戦時の16日阪神戦と比して、
内容のある試合でした。

初回、坂本の先制2ランでリードを奪ったものの、
直後の1回裏に同点に追いつかれたときには、7点ビハインドを跳ねのけた、
前夜の勢いがまだ続いているのだろうと脅威を覚えましたが、
その後は復調した先発・山口が3回以降パーフェクト。
6回まで無失点に留めてくれましたので、楽に観戦できました。
同点に追いつかれた直後の2回表の亀井のタイムリーで楽になり、
3回表の大城ソロで更にゆったりとして、
6回表の重信ソロで3点差となり安心度が増し、
7回表の岡本タイムリー、阿部犠牲フライで5点差となり、
ほぼ勝利を確信しました。

7回裏にドタバタして2失点して3点差となりましたが、
9回表の坂本の今夜2本目となるソロ、岡本のソロの2発で、
試合の趨勢は決したかと思いました。

当ブログで再三指摘していますが、
ハマスタはビジター側でもベイファンが多くて、
全く盛り上がれません。
亀井のタイムリーでもシーンとしているので、
最初はファールなのかと誤認してしまいました。

もう少しビジターファンも許容する球場になってもらいたいものです。

今季ハマスタに行くことは今夜で最後かと思いますので、
来シーズン以降の改善に期待したいところです。

では、また。

9月16日(月)対タイガース@東京ドーム

9回終了の試合でしたが、3時間46分と長い試合でした。
試合時間の割に両チームとも5安打ずつでしたので、
四死球の影響(阪神8 巨人6)が大きかったのかも知れません。

再三の得点機があったので、試合を通じて1得点で終わるとは思いませんでした。

阪神側の決勝点となる2得点目も押し出し四球でしたので、
試合時間の長さの割に、スカッとしない地味な展開で、
いつの間にか終わっていた印象です。

7連戦の最終日なのでお疲れモードだったのかも知れません。
坂本も5回で交代していましたし、
他球場の経過で、DeNAが大量ビハインドということで、
マジック4は確実になっていたので、
無理に勝ちを狙わなかったようにも思えます。

下手に勝ってしまうとマジック3となり、
ナゴヤドームで胴上げの可能性も出てきてしまいます。

20日からのハマスタ直接対決で、勝利、即胴上げの方が、
個人的には盛り上がるかと思いますので、
本日の負けは止む無しかと思いました。

明日は休養して、今週中に決めてもらいたいものです。

では、また。

9月15日(日)対タイガース@東京ドーム

8回裏2死からゲレーロの逆転2ランで勝利するという痛快な試合でした。
復帰直後の菅野は調子が今一つのようで、4回で降板してしまいました。
4回表に前打席でタイムリーを放っている梅野を申告敬遠しますが、
先発・岩貞に代えて代打がレジェンドの鳥谷。
見納めかと思いましたので、しっかり見届けましたが、
まさか同点2点タイムリーを打たれるとは思いもよりませんでした。
今季のドーム阪神戦では、今はなきソラーテに初登場・勝ち越し2ランを献上したり、
延長で大山に勝ち越しタイムリーを献上したり等、
相手に花を持たせる記念試合的な試合を観戦することが多かったのですが、
今日も鳥谷に餞の一打を献上したのかと落胆しました。
とはいえ同点止まりなら影響なしと思いましたが、木浪にも勝ち越し打を浴びて
菅野は実質KOとなりました。

7回表には宮國が2死から糸原にタイムリーを浴びて2点差に。
阪神の救援陣を考えると苦しいかなと思いましたが、
7回裏に代打・石川慎吾がレフト壁面直撃の大きな一発を放ち1点差にまで追い上げ、
8回裏には、前日の広島戦に続いて、この試合も6回裏1死満塁で犠牲フライも打てずに三振していたゲレーロが、相手勝ちパターンのジョンソンから汚名返上となる逆転2ランを放ちます。
9回表はデラロサが3人で締めてゲームセット。
マジックは一つ減って5となりました。

本日は諸般の事情により、レフトスタンド寄りの内野前方ブロックで観戦していましたが、阪神得点シーンは周囲の阪神ファンが立ち上がり歌が歌い終わるまで座ってくれないので、視界が遮られ難儀しました。

外野席ではないのだから、内野の場合は着席していてもらいたいものです。

では、また。

9月13日(金)対カープ@東京ドーム

対戦しているチームが本当にカープなのかと感じるほど、
「圧」のない試合でした。

今週はハマスタでDeNA戦を2試合観戦しましたが、
それとの比較においても、ほとんどピンチ感=圧を感じませんでした。

先発・山口俊の状態が良かったのかもしれませんが、
余り試合をしている感じもなく、多分勝てるんだろうなとぼんやり思っていたら、
確かに試合終了に至ったという感じでした。

ドーピングで不在になった選手の影響かも知れませんが、
追いつかれる、逆転されるという不安を感じることなくゲームセットを迎えました。

CS対戦を考えても、DeNAの方に互角感を感じます。
今一つカープは昨年までと比較して脅威感に欠けるように思えます。
できれば、25年後頃に再び脅威感を備えたチームになってもらいたいものです。

では、また。

9月11日(水)対ベイスターズ@横浜スタジアム

3連戦の初戦を取っているので、負けても特に痛くない試合でしたが、
DeNAの連敗ストップに貢献した試合となりました。
DeNAには2位となって初のCS開催をしてもらい、
3位には阪神か中日が出場して、広島にはBクラスに甘んじてもらうというのが、
個人的な理想ですが、その点でもDeNA2位キープに貢献できた試合となりました。

ソトにHR3発を献上するというのは、坂本のタイトル争いに自軍が足を引っ張る結果となりました。

ラジオ解説の佐々木氏によると、助っ人外国人はインコースに対応できないので、
日本に来ている。インコースが打てる打者はメジャーに残っているとのことでした。
今夜の巨人バッテリーの攻めは、外一辺倒で、澤村の抜け球でインコースを突いた以外は、インコースを一度も攻めなかったので3被弾の結果を招いたとのことでした。

前日は小林が捕手で、ノーヒットでしたので、炭谷と大城のリードに問題があるのかも知れません。
ソトの39HR中、巨人が献上したのは11本とのことですので、
スコアラーと相川バッテリーコーチの任務懈怠が推認されます。
CS対策で、敢えて外一辺倒の攻めにしているのでしょうか。

普通に考えて、敢えてソトと勝負しなくても、他の打者は
それほど打てないのだから、CSでは基本勝負を避ける形でもよいかと思います。

DeNAの打力は偏りがあるので、まともにソトに勝負に行かないことも検討すべきです。

他球場の経過で中日が延長で広島を敗ってくれましたので、2位、3位間に1ゲーム差をつけることができました。

個人的な希望では優勝・胴上げはビジター球場で決めてもらいたいので、
勝ちを譲っても丁度よいかと思いました。

では、また。

9月10日(火)対ベイスターズ@横浜スタジアム

先発・今永でしたので、当初から負けは織り込み済。
3連戦の内で1勝できれば十分という感じで試合を迎えましたが、
まさかの初戦で勝利してしまいました。
空気を読まない岡本の2打席連発となる逆転2ラン、ダメ押しソロで、
マジック9を点灯することができました。

緊急登板のクック先発でしたので試合が壊れなければ十分と思っていましたが、
3回を投げて1失点。4回は無死1、2塁のピンチを迎えて高木京にスイッチしますが、無得点で切り抜けます。

個人的には常識的に考えれば、負けが必定。
ただし昨年のCS1stステージと同様に、小川を先発に立てたスワローズに仮に勝てれば、大いに優位と同様に、仮に今永を立てたDeNAに勝てれば大いに優位と思っていましたが、思いの外クックが1失点でしのぎ切ったので、
勝機が出てきたかと思いました。

岡本は初回の打席も、私自身の目からは先制2ランに見えました(実際はファール)ので、期待は持てそうと思っていましたが、
期待以上の2打席連発HRで試合を決めてくれました。

坂本のエラーや、4回裏の無死1、2塁など、リードを許してもおかしくない展開でしたが、DeNAが不調なのか、投手陣が踏ん張ったのかわかりませんが、
終盤で勝ち越し、ダメ押しと理想的な展開となりました。

3塁側でしたが、周囲にはベイファンが多いため、
今一つ遠慮しながら盛り上がっていましたが、
明日以降は負けても痛くもないので、
気楽に観戦したいものです。

では、また。