首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9月22日(木)対ドラゴンズ@東京ドーム

今季ドームでは苦手にしているドラゴンズ戦。

中日ファンの多い3塁側2階席での観戦。

今月初めにも小笠原投手の初勝利を献上した苦い記憶の残る対戦カード。

幸いにして後列は空席、隣席、前列も見た感じはどちらファンかは不明だが、

拍手の様子からは巨人側を応援している様子。

 

先発は10勝の懸かっているエース(のはずの)菅野。

相手先発・バルデスを初回に攻めて、

前夜に引き続き2死満塁からギャレットのタイムリーで2点を先制。

上から見ていても阿部の走塁が遅い。

本塁でタッチアウトになるように見えたが、中継がカットされ、

2塁に転送され、1塁走者の村田の2塁帰塁が間に合わずアウトに。

次打者がクルーズだっただけに2塁に止まっていればとも思ったが、

普通に本塁に送球されていれば1点止まりだった可能性もあったので、

止む無しということで納得。

 

その後、菅野はスイスイと3イニング連続で三者凡退に抑えて、

このまま行けるのかと思ったが、

やはり中盤につかまり打たれだすと止まらない大竹・今村と同様の症状が出てきた。

リーグ優勝の行方を左右したと思われる8月24日の広島戦でも

6回に4失点で逆転を許し敗戦となったが、

今日も5回表にヒット、2ベース、ヒットの3連打であっさり2点リードを吐き出してしまう。

逆転こそされなかったが、続く6回表にも先頭の大島に2ベース、続く荒木にセンター前タイムリーを打たれて、こちらもあっさり勝ち越しを許す。

大竹・今村のみならず、菅野まで打たれだすと止まらない現象が生じるというのは、

受けている小林のリードにも問題があるのではないかと素人目線では思ってしまう。

 

先制しても逆転されると再逆転は難しいというのが今季の巨人の印象。

 

6回裏には亀井、坂本の連続ヒットで無死1,2塁の絶好の得点機を形成するも、

阿部がファールフライ、村田併殺打でチェンジ。

 

8回裏には菅野の代打・堂上がヒットで出塁するも代走・鈴木なのに、

長野が送りバントで1死2塁として、亀井の打球はセンターに抜けそうな当たりだったが、荒木に好捕され最悪のゲッツーでチェンジ。

 

ことごとく運にも見放されているかのごとき試合展開だった。

 

やはり再逆転はできないのかと諦念に包まれていたが、

9回表に澤村が先頭の森野にフルカウントまでされるものの

なんとか三振に仕留めると三者凡退で前回登板の汚名返上して意地を見せると、

9回裏は、坂本、阿部凡退で2死無走者の場面から、

村田が意地のヒットで出塁。

そして昨夜4打点でお立ち台に登ったギャレットが、

中日の守護神・田島から左中間スタンドに飛び込む逆転サヨナラ2ランを放ち

なんとか苦手の中日を相手にチームとしても意地を見せて、本拠地で連勝。

DeNAとの直接対決を前にゲーム差を3.5まで広げることができました。

 

脇谷の広島戦でのサヨナラHRも盛り上がりましたが、同点での延長での一発であるのに対し、今回は1点ビハインドで2死無走者という後のない状態からの一発でしたので、

まさしく起死回生の一打といえるかと思います。

 

中日戦では巨人の守護神・澤村が散々と痛い目にあっていますので、

中日・守護神・田島にも少なくとも1回くらいは痛い目にあってもらわないと

バランスが悪いかと思います。

 

明日のDeNA戦ですが、チケットの販売状況を見ると3塁側は既に売れ切れなのに、

1塁側はまだ余っています。

9月10日の広島戦ほどではないでしょうが、相当のDeNAファンの来場が予想されるので、なんとか今日のような意地を見せて、逆転されても再逆転できるよう

粘りのある試合展開を期待したいです。

 

残り試合が多いからといって別の試合で勝てばいいやとは考えずに、

目前の直接対決で叩いて2位を確保してもらいたいです。

 

では、また。