首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

8月30日(水)対カープ@東京ドーム

今季ドームでようやくカープに勝利することができました。

 

試合前の予想では先発・宮國なので普通にやれば敗戦かなと思いましたが、

結果は勝利し、

昨夜はマイコラスなので普通にやれば勝つかなと思いましたが敗戦でしたので、

想定と実際は食い違うというところが面白いところです。

 

3時間超の試合で両チーム共に12安打を放ち、

最後の最後まで結果がどう転ぶかわからない展開でしたが、

見どころ満載の充実した試合だったかと思います。

 

1回表、先発・宮國が追い込みながらも田中にフェンス直撃2ベースを浴びて、

無死2塁。菊池の送りバントは内野安打になり、無死1、3塁。

いきなり失点の場面が訪れます。

丸の打球はセンター前に抜けそうな当たりでしたがマギーが好捕して2塁封殺。

松山ヒット、安部ヒットで1死満塁となりエルドレッドを迎えます。

個人的には、満塁弾を浴びて5失点となり、1回表で実質試合終了のシーンが

頭を駆け巡りましたが、ベース付近にバウンドする球をハーフスイング判定で三振となり、一命を取り留めます。

続く西川には昨夜に決勝2ランを浴びていたので、嫌な感じでしたが、

こちらも粘られながらも三振に仕留めてチェンジ。

大量失点になりかねない場面を1点で切り抜けられたので、

逆にビハインド展開であっても「今夜はいけるかも」という予感がしました。

 

昨夜は1点リードでしたが、無死2、3塁の絶好機に初球を坂本ファールフライで、

「今夜はダメかも」と思いましたが、真逆な感じになりました。

 

立ち上がりが不安定だった宮國でしたが、2回表は三者凡退に仕留めて、

流れをつくると、

2回裏に、村田、亀井、小林のヒットで1死満塁のチャンス。

宮國は見逃し三振で陽と勝負かなと思いきや、

初球をいきなり叩いてレフト前タイムリー!同点に追いつきます。

続く陽の打球は強烈なサードゴロで併殺チェンジとなりかねないところでしたが、

2塁送球が逸れて1塁はセーフ。勝ち越しに成功します。

更にマギーがヒットで3点目。

尚も1、2塁でしたが、坂本は凡退でチェンジ。

この試合3度も走者のいる場面で坂本に打席が回りますが、

いずれも凡退だったのは気になるところです。

 

特に5回裏、先頭・マギー2ベースで無死2塁。

昨夜の無死2、3塁の凡退を反省しているのであれば、

右方向へ進塁打を打つのだろうと思ってましたが、ピッチャーライナーで走者動けず。

続く阿部のセンター方向へのショートゴロで1点入っていただけに、

この回が無得点で終わっていれば、流れを手渡しかねない場面でした。

しかし、5番・村田が2死からレフト前タイムリーでマギーを還して追加点、5点目を挙げます。

 

4回裏には小林の今季第1号がありましたので、

流れ的には巨人の勝ち試合だったかと思いますが、

5回表、簡単に2死を取ったところから連打を浴びて、

先発・宮國は降板します。

左の松山ということで山口鉄が起用されますが、

このところ出てきても抑えたイメージがないので不安視していましたが、

案の定2ストライクに追い込みながらもライト前にタイムリーを打たれて降板。

明白に状態がよくないので、中川を起用した方がましなのではと思いました。

代打・新井となったので、右の田原にスイッチ。

なんとか追加点を防ぎます。

 

田原は6回表も三者凡退に仕留めて、結局は勝利投手となります。

 

7回表は、西村が登板しますが、昨夜も投げているため連投となったためか、

相当に状態が悪く、いきなりヒット、四球で無死1、2塁。

今季広島戦はリードしていても7回以降にひっくり返されることが

多かったので悪夢再びかと思いましたが、

菊池のサードゴロを、あわやトリプルプレーの村田の好守備で併殺に仕留めて、

2死1塁に。普通は、この後抑えるでしょうというところですが、

ヒット、四球で2死満塁になります。

 

ここでマシソンにスイッチ。2ストライクまで早めに追い込んだので、

切り抜けたかなと思いきや、まさかの2ベースを打たれて1点差にまで

追い込まれます。

エルドレッドに勝ち越し2ランを浴びるシーンもよぎりましたが、

初球に手を出してくれて、ファーストゴロでチェンジ。

辛くもリードを保ちます。

 

7回裏に陽2ベース、マギー四球で1死1、2塁の絶好の追加点チャンスを形成しますが、坂本、阿部が凡退でチェンジ。

 

8回表はマシソンがヒットを許すも代走・野間の飛び出しもあり、3人でチェンジ。

流れを呼び込むと、

8回裏に、ヒット、パスボール、四球で作った2死1、3塁のチャンスに、

途中から守備で入っていた橋本がライトフェンス直撃2ベースで貴重な追加点を挙げて

6-4と2点差にします。

 

1点差でカミネロだと、どうかなという感じですが、2点差ならなんとかなるかなと思いました。

実際に9回表は、カミネロの1塁ベースへの踏み込みが遅れて内野安打となり先頭打者・田中の出塁を許し、菊池サードゴロ、2塁封殺で1死1塁。

丸の打球はセカンドゴロで併殺チェンジゲームセットと思いきや、

名手・寺内の処理ミスで1死1、2塁となり、一発が出れば逆転の場面を迎えます。

しかし、松山はセカンド後方へのライナーで2アウト。

土壇場で新井を迎えますが、フルカウントまでもつれますが、

最後は空振り三振!

 

ようやく歓喜の時を迎えることができました。

 

周囲の方々からはハイタッチではなく、握手を求められ、

喜びを分かちあうことができました。

 

台風で横浜の試合は雨天中止の可能性も出てきましたので、

今週の残り試合は田口、菅野、畠の主力先発投手で勝負できそうです。

 

明日の田口で、連勝といきたいですね。

 

では、また。