首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

3月30日(金)対タイガース@東京ドーム

開幕戦勝利が必ずしもシーズン成績につながらないとの
統計データを試合前にニュース記事で読んでいたので、
敗れても止む無しかなと思っていましたが、
まさかの菅野の5失点で黒星スタートとなりました。

例年、開幕戦は現地観戦していますが、開幕戦勝利でも必ずしも優勝してはいないので、却って負けた方が縁起がいいのではないかと思っていましたので、
そんなものかというのが感想です。

試合前イベントが17:20からスタートというので、
どんな演出があるのかと期待してスタンドで見守っていましたが、
単にオーロラビジョンで動画を流すだけだったので、
余り意味のない試合前イベントだったかと思いました。

数年前まではそれなりの出し物がありましたが、
コスト削減なのか、単に選手の出場シーンが派手になっているだけなので、
スタンドの照明が落とされて見えにくいだけ今一つな感じがありました。

昨年は、「俺が巨人」を連呼することを強制されましたが、
今年は「勝ち取れ」を連呼することを強制されました。
Gファンは、他球団ファンと比較して高齢の方が多いので、
余り参加型の企画をされるのはどうかと思いました。

試合展開としては、
初回を三者凡退として菅野が滑り出し、
その裏に陽がヒットで出塁して流れたが来たと思いましたが、
2番・吉川が送らずに強攻策で1死1塁。
開幕戦の重要性、先制点の必要性を考えれば、普通に送ってもらえらればと思いましたが、強攻で走者入れ替わり。
坂本・四球で1死1、2塁の絶好の先制機を迎えますが、ゲレーロ三振、マギー2ゴロでチェンジ。流れをつかみ損ねました。

2回表に、福留のレフトポール直撃の先制ソロを皮切りに4連打でピンチを招き、
メッセンジャーを三振に仕留めて2アウト。
1点差ならOKと思いましたが、高山に打ち取った当たりが内野安打となり2点差。
雲行きが怪しくなってきたと思いました。
3回表、糸井、ロサリオと仕留めて2死無走者。前の打席HRの福留にヒットを許します。続く大山にライトスタンドへの2ランを浴びて4点差。
個人的には、今夜の敗戦を覚悟しました。

負け試合でも得点シーンで盛り上がれればよいとは思いましたが、
5回裏、長野、小林のヒットで無死1、2塁。菅野が送って1死2、3塁の絶好の得点機に、陽がまさかの三振。吉川の当たりもヒット性でしたがセカンドライナーとなり無得点。つくづくツキがないと思いました。

7回表には菅野が更に失点して5点差に。
その裏、2死無走者から、代打攻勢で、田中俊が内野安打、続く代打・大城がヒットで、二人ともプロ初打席でヒットを記録します。
陽が走者を還すタイムリーを放ち、この試合初めての得点。
唯一この試合オレンジタオルを廻すことが出来ました。

吉川が続いてくれればとの願いも空しく勢いのないゴロでチェンジ。

8回は高木京がブーイングにも負けず無失点、
9回にも谷岡が140km後半の球速で辛うじて望みをつなぎます。

しかし、9回裏も三者凡退で試合終了。

優勝した2012年以来の開幕黒星となりました。

個人的な感想としては、
阪神打者は菅野のボールを捉えてアウトになっていたのに対し、
巨人打者は初球に手を出して簡単にゴロアウトになっていたということです。

スコアラーがちゃんと研究しているのか否かが如実に差になって現れているかのように感じました。

2球で2アウトではファンとしても全く盛り上がれません。
同じアウトになるにしても相手投手に球数を投げさせてからアウトになるべきです。
初球に手を出してゴロアウトというシーンが巨人打線は多すぎます。
相手投手を助ける攻撃をしているのは全く不可解です。
チーム全体として攻略する方針を示してもらいたいものだと思いました。

別に開幕x連勝は期待していないので、
少なくとも阪神相手に1勝以上はしてもらいたいものです。

では、また。