首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

4月11日(水)対ベイスターズ@東京ドーム

ドームで目の前の試合の経過を追いかけながらも、スマホで他球場の経過も追いかけていたので、同率首位の広島・ヤクルトが共に敗色濃厚の試合展開でしたので、
仮に今夜負けたとしても2ゲーム差であることは変わりないので、
いかに劇的な展開の可能性が開かれるか否かに最大の関心を集めて観戦していました。

先発は巨人が吉川光、DeNAが平田ということで共に谷間のピッチャーなので、
打ち合いの展開になるのだろうなと想定していましたが、
まさかのナイスピッチング。
恐らくは、吉川光が巨人に入団以来、最高の投球をしていたのではないかと思いました。
初回に先制機を迎えるも無得点というのは前日と同じお馴染みの展開でしたが、
最大のチャンスは5回裏に訪れます。
先頭の亀井が2ベース。小林は結果的に送りバントのような投手ゴロで、1死3塁。
犠牲フライでも1点なので、当然に代打と思いきや、まさかの吉川光が打席に。
スクイズでもするのかなと思ったら、無策の空振り三振。
チャンスに弱い立岡ですので、アウトだろうと思ったら案の定の展開。
0-0のまま6回表を迎えます。
5回裏の好機に代打を出さなかったのだから、6回は投げ切らせるのかと思いきや
2死無走者から、大和ヒットの後、筒香に先制2ランを浴びて、
5回までの好投もフイにしてしまいます。
ロペスにヒットを浴びて降板。
5回までの良いイメージで交代
させればよかったのに、6回途中降板というのは、
日曜日の野上と同じ展開です。
首脳陣は学習能力が欠如しているのか、
途中で代えるなら、最初から代えろと言いたくなります。
宮國はなんとか切り抜けますが、
その裏、DeNAも投手交代。
平田の勝ち投手の権利が発生したイニングでしたが、
吉川、坂本の連続2ベースで先ず1点を返し、続くゲレーロもヒットでしたが、
本塁突入せず無死1、3塁。
同点もしくは逆転のシーンでしたが、マギーはセンターライナー。
期待の岡本は空振り三振で前日の8回裏の再現かと思われました。
亀井は2ストライクまで追い込まれながらも、辛うじてヒットを放ち同点に。
小林もライトゴロ風のヒットで続いて満塁とします。
代打・阿部に相手投手・三嶋はビビったのかストライクが入らず、
ストレート四球で押し出し、1点勝ち越します。
なおも満塁の場面でダメ押しの絶好のチャンスでしたが、
例によって、チャンスに弱い立岡ですので、凡退してチェンジ。
本日の敗因は5回裏及び、この場面で代打を出さなかったことにあるかと思います。

7回はマシソンが無難に抑えるものの、
8回表に2死無走者から、澤村が5連打を浴びて4失点。
3点差となり、敗色濃厚の展開となります。

試合は5回頃で、19時だったので、
20時台に終わるのかなと思いましたが、
終盤はゴタゴタしたので、結局9回裏で21:30を過ぎており、
2夜連続で3時間半前後の長い試合となりました。

前日の記事にも記載した通り、緊張感の持続する試合か否かを個人的には評価基準としておりますので、今夜も9回裏2死満塁。
一発が出れば逆転サヨナラ満塁弾という劇的勝利の舞台を整えてくれた、
中井、田中俊、ゲレーロには感謝したいと思います。

大城は前夜も三振で終わっていますので、積極的に打ちにいくのかと思いきや、
見送って追い込まれ、最初のスイングで試合終了という結果になりました。
押し出しで岡本に廻したかったのでしょうか。
少々残念な結果となりましたが、
最後までドキドキできましたので満足です。

では、また。