首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

8月19日(日)対ドラゴンズ@東京ドーム

8回裏の攻撃終了後に自分の周囲の相当数の方々が帰路に着かれていたようでした。
普通に考えれば、残り1イニングで4点ビハインドですので、
99.5%は負けゲーム。負け確定の場面は見たくないという心理も理解できます。
個人的には、どんな大敗の試合でも最後まで見届けるというのがポリシーですので、
8回表の池田・田原の継投について不満を抱えながら、
9回裏の攻撃を観戦しました。

4点差あったためか岩瀬が登板。先頭の阿部に死球
亀井はファールフライで1死1塁となりますが、
続く山本が粘って四球を選んで1、2塁。
代打・陽が右中間への2ベースで1点を返して、なお2、3塁。
中日はマルティネスにスイッチしますが、
長野が内野安打で2点目。
続く、代打・大城が2ベースを放って3点目。
1点差で1死2、3塁となります。
田中俊がファーストの頭を越えるヒットで同点。
マギーが初球を叩き、三遊間を抜いてサヨナラ勝ちとなりました。

昨日の10-0の勝利も5本のHRで素晴らしかったですが、
試合途中で勝利確定の試合だったかと思います。
本日の試合は4点ビハインド、ほぼ窒息寸前からの
大逆転勝利ですので、同じ勝利でも心理的なダイナミズムは
かなり違いがあるかと思いました。

頭で考えるとほぼ負け確定の試合ですが、
わずかな望みを託して最後まで見届けたことが、
十二分に報われました。

個人的には、金曜日の救いのない試合とセット観戦でしたので、
トータルでは結果的に報いのある試合内容のように感じました。
4カード振りの勝ち越しとのことなので、
本来は8月には強い巨人のはずなので、
火曜からのDeNA戦を期待して見守りたいと思います。

では、また。