首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

8月24日(金)対タイガース@東京ドーム

投げても打ってもメルセデスに尽きた試合だったかと思います。
試合前、メルセデスに対しては左打者が打率が高く、右打者は打率が低いというデータが出ているにも関わらず、右打者を並べた阪神スタメン起用を眺めて、
ある種の敗退行為ではないかと感じました。
実際に、5回までノーヒット。メルセデスは被安打2で完封勝利ですので、
阪神打線はやる気があるのかと思うような試合展開でした。

個人的にポイントと感じたのは8回表2死1塁での、
代打・福留の場面です。
一発出れば同点でしたので、試合が振り出しに戻りかねない場面でしたが、
レフト正面に打球が飛んでチェンジ。
辛うじて難を逃れました。
阪神打線で怖いのは、糸井、福留、糸原の3人ですので、
その内2人がスタメン起用されていない今夜の試合は、
楽勝ムードを予感させました。

2試合連続完封負けの巨人でしたが、
2回裏に山本が押し出し四球を選んで不名誉な記録にケリをつけると、
4回裏には2死無走者から山本ヒットの後、
先発・メルセデスがまさかの左中間2ベースを放って2点目。
試合の主導権を握ります。

巨人のチームカラーとして先制されるとやる気を失う傾向にあるように思いますので、
2点リードとなったこの一打は大きかったように思います。

ヤクルトがDeNAに敗れたため現時点で2位浮上ですが、
残り試合の関係もあるので、2位確保のためには、
もう少しゲーム差を稼ぐ必要があります。

明日の菅野で取りこぼすことのないように、
できれば3タテを期待したいところです。

では、また。