首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

8月19日(金)対タイガース@東京ドーム

8月の阪神3連戦は、ここ数年ばかりは2試合以上現地観戦しています。

 

2013年は、当時絶好調だった村田の初回・先制HRでリードして逃げ切る試合が、録画映像を見るかのように2試合続き、3戦目は延長戦でしたが長野サヨナラHRで3タテして、対戦前時点で5ゲーム差で追いすがる阪神を突き放しました。

 

2014年は、8月下旬時点で、やはり2位は阪神で1.5ゲーム差まで迫られていましたが、2勝1敗で突き放しました。

ただしこの年はCSでまさかの4連敗で日本シリーズ進出を阪神に譲ってますので、

ドームでの阪神戦の印象としては苦い記憶としても残ってます。

 

2015年は、対戦前は首位が阪神で、巨人はヤクルトと並んで3.5差で追いかける2位という立場でしたが3タテして0.5差まで追い上げます。

このカードで一番強烈に記憶に残っているのは2戦目の1イニング12得点です。

当日は3塁側で見ていましたが、3点リードして勢い込んでいた隣の席の阪神ファンが、巨人の猛攻に腹を立てたのか、あるいは阪神の不甲斐なさにいたたまれなくなったのか

わかりませんが試合途中で帰ってしまわれました。

 

そのような訳で、今年も何かドラマがあるのではと期待して、カード初戦に向かいました。

 

初回、先発・田口は三者三振に仕留める好調な立ち上がり、

その裏の巨人は、先頭の長野が倒れた後、橋本、坂本ヒット、阿部・四球で1死満塁の先制機を迎えます。村田の当たりはセンターに捕球されそうでしたがヒットで1点を取ると、続くギャレットの当たりは止めたバットに当たったようなサードゴロ。打球に勢いがなかったのが幸いして2点目も獲得します。

なおも追加点のチャンスはありましたが、クルーズ四球で満塁となるも小林が内野ゴロでチェンジとなります。

 

2回表は無死1,2塁のピンチを作りますが、打順が下位ということもあり切り抜けます。

その裏、1死から長野ヒット、橋本が送って2死2塁。坂本が右翼フェンス直撃のタイムリー2ベースで3点目。

田口の好調さを考えると、今夜は勝ったかなと早々に思いました。

 

しかし、4回表、2回表と同様に2度目の無死1,2塁のピンチを迎えると、

ゴメスのショートゴロ的な打球を坂本が併殺を焦ったのか捕球した直後に落球して無死満塁になってしまいます。

7番・高山は強い当たりでしたが6-4-3のダブルプレー。何とか1失点で切り抜けます。

 

調子悪そうな立ち上がりだったメッセンジャーでしたが、3、4回は三者凡退で巨人打線を仕留めます。

 

これで流れが変わったのか、5回表、この試合3度目となる先頭打者をヒットで出塁を許すると、田口対策で3番に入ったという中谷が、2三振の後の3打席目に結果を出し、

レフトへの同点2ランで試合を振り出しに戻します。

3-3となりましたが、個人的にはホームゲームなので逆転されない限りは、勝ち目が残ると思っていました。

その後、福留にヒットは許しますが、追加点は許さずに田口は5回で降板となりました。

5回裏に坂本が3打席連続ヒットで出塁すると、最近数試合は当たりが止まっていた

4番・阿部が右中間スタンドに飛び込む強烈な勝ち越し2ランで再び流れを取り戻します。

6回裏にも、長野のセーフティバントが成功し、1塁走者・脇谷がほぼアウトのような雰囲気でしたが、まさかの3塁まで陥れ、1死1・3塁の追加点のチャンスを作ります。

打席には橋本。中日戦の併殺無得点が頭をよぎりましたが、似たような1,2塁間方向のゴロでしたがライト前に抜けてタイムリー、6-3と3点リードに広げます。

 

7回以降は山口-マシソン-澤村の勝ちパターン継投で相手に得点を許すことなく、

カード初戦を取ることができました。

 

試合中は時折、広島戦の経過をネットで追ってましたが、8回裏にまさかの4失点で逆転をヤクルトが許したためゲーム差を縮めることはできませんでした。

 

今日は巨人戦がデーゲームで、広島戦はナイターなので、

先に勝利して、広島にプレッシャーを掛けたいところですね。

 

では、また。