試合開始前、何やら報道関係と思われるカメラマンが6,7人程、集まってきている。
誰か有名人でも来ているのかと思い、近くに寄ってみたが、単なる親子連れ。
両親と10代の女の子の3人家族。「はい、笑って」とカメラマンが指示を出しているが、一体誰なのかわからなかったが、試合終了後のヒーローインタビューの場面になって、ようやく判明した。
中日・先発の小笠原投手のご家族のようでした。
初回、その小笠原投手の立ち上がりを攻めて、坂本の2ランで先制。
2回裏にも小林のタイムリーで3-0とリードを広げます。
3回裏にも重信の投手のグラブを弾く内野安打から、盗塁、相手パスボールで、
無死3塁と絶好の追加点のチャンス。
しかし、坂本、阿部、村田が三者連続三振で退けられ、
何となく嫌な予感が生じます。
4回裏も先頭のギャレットも空振り三振で四者連続三振となり、
小笠原投手の本領が発揮されるようになりました。
結局、5回以降はノーヒット。
6回表、打順は9番に回りますが、代打は出ませんでした。
初物に弱い巨人。
小笠原投手の初勝利を献上するのではという予想はありましたが、
3-0の展開であれば、それはないだろうと高を括っていたのですが、
7回まで好投を続けていたマイコラスが、
8回表、先頭・平田の三塁ゴロを村田が弾いて出塁を許したところから、
流れが変わり始めます。
ヒット、犠打で送られ1死2、3塁。
1点は仕方ないかなと思っていたところ、犠牲フライでまず1点を失い、
代打・野本にもヒットを許し2失点。
大島にもヒットを許したところでマシソンにスイッチとなります。
2アウトなので、エルナンデスを抑えればというところでしたが、
レフト前ヒット、同点かと思いましたが、
1塁走者の本塁生還までも許し、まさかの逆転となります。
本塁クロスプレーでアウトのように見えましたが、捕球できなかったようでした。
3-0のまま試合が終わっていれば、余りドラマのない展開だと感じていたのですが、
まさか逆転されるとは思っていなかったので想定外の展開。
9回表には澤村が6月30日の中日戦を彷彿とさせるボールを叩きつける
ワイルドピッチで追加点を許し、
結局3-5で敗れました。
残念な結果となりましたが、
・小笠原投手のプロ初勝利が両親の見ている前で実現できたこと
・広島の地元優勝の可能性をアシストできたこと
・中日の最下位脱出の可能性を生んだこと
・DeNAが阪神に敗れたこと
等々を考え併せますと、
まぁ仕方ないのかなと個人的には納得しております。
阪神戦から頑張ってもらいたいです。
では、また。