首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9月4日(日)対ドラゴンズ@東京ドーム

試合開始前、何やら報道関係と思われるカメラマンが6,7人程、集まってきている。

誰か有名人でも来ているのかと思い、近くに寄ってみたが、単なる親子連れ。

両親と10代の女の子の3人家族。「はい、笑って」とカメラマンが指示を出しているが、一体誰なのかわからなかったが、試合終了後のヒーローインタビューの場面になって、ようやく判明した。

中日・先発の小笠原投手のご家族のようでした。

 

初回、その小笠原投手の立ち上がりを攻めて、坂本の2ランで先制。

2回裏にも小林のタイムリーで3-0とリードを広げます。

3回裏にも重信の投手のグラブを弾く内野安打から、盗塁、相手パスボールで、

無死3塁と絶好の追加点のチャンス。

しかし、坂本、阿部、村田が三者連続三振で退けられ、

何となく嫌な予感が生じます。

4回裏も先頭のギャレットも空振り三振で四者連続三振となり、

小笠原投手の本領が発揮されるようになりました。

 

結局、5回以降はノーヒット。

6回表、打順は9番に回りますが、代打は出ませんでした。

初物に弱い巨人。

小笠原投手の初勝利を献上するのではという予想はありましたが、

3-0の展開であれば、それはないだろうと高を括っていたのですが、

7回まで好投を続けていたマイコラスが、

8回表、先頭・平田の三塁ゴロを村田が弾いて出塁を許したところから、

流れが変わり始めます。

ヒット、犠打で送られ1死2、3塁。

1点は仕方ないかなと思っていたところ、犠牲フライでまず1点を失い、

代打・野本にもヒットを許し2失点。

大島にもヒットを許したところでマシソンにスイッチとなります。

2アウトなので、エルナンデスを抑えればというところでしたが、

レフト前ヒット、同点かと思いましたが、

1塁走者の本塁生還までも許し、まさかの逆転となります。

本塁クロスプレーでアウトのように見えましたが、捕球できなかったようでした。

 

3-0のまま試合が終わっていれば、余りドラマのない展開だと感じていたのですが、

まさか逆転されるとは思っていなかったので想定外の展開。

 

9回表には澤村が6月30日の中日戦を彷彿とさせるボールを叩きつける

ワイルドピッチで追加点を許し、

結局3-5で敗れました。

 

残念な結果となりましたが、

・小笠原投手のプロ初勝利が両親の見ている前で実現できたこと

・広島の地元優勝の可能性をアシストできたこと

・中日の最下位脱出の可能性を生んだこと

・DeNAが阪神に敗れたこと

等々を考え併せますと、

まぁ仕方ないのかなと個人的には納得しております。

 

阪神戦から頑張ってもらいたいです。

 

では、また。