首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

3月31日(金)対ドラゴンズ@東京ドーム

開幕戦は原則現地観戦をするようにしていますが、

事前の不安を払拭して5年連続での開幕戦勝利を見届けることができました。

 

ドームでの中日戦といえば、昨年のセーラームーン・コラボでの3連敗。

澤村の地面叩きつけ連続ワイルドピッチでの逆転負け。

新人投手の小笠原に初白星を献上する逆転負け。等々の苦汁を飲んだ記憶が強く刻まれておりますので、いくら昨年最下位の中日相手とはいえ、

ドームでの試合は相性が悪いので、試合前は不安視しておりました。

 

しかし、初回に阿部の2ランで先制。

3回にも2死無走者からチャンスを作り、阿部、マギーの連続タイムリーで4-0。

尚も2死2、3塁で打者・長野。

ここで2点追加したら勝利確定と思いましたが、ファール・フライでチェンジ。

試合の緊張感を保つためには丁度よいかなと

高を括っていたところ、

5回表に先頭の遠藤に長野の不味い守備もあり2ベース、続く京田にヒットを許し、無死1、3塁。

杉山はレフトへの犠牲フライとなりましたが、岡本の緩慢な守備で1塁ランナーの進塁を許し、1死2塁。

先発・大野に代打かと思いましたが、そのまま打席に立たせて、放った打球はセカンドライナー。上手くすれば併殺かと思いきや、セカンドの中井がまさかの捕球ミスで打球は右中間へ転々と転がり2点差に。

楽勝ムードが一転して暗雲が立ち込めることになりました。

打順は1番に還って、大島。ここで1点差まで詰め寄られると試合はわからなくなると思いましたが、大島はファーストゴロ、続く荒木はショートゴロに仕留めて最大のピンチを切り抜けます。

 

その裏、拙い守備で失点を許した先頭の中井が打席に。汚名返上のヒットで出塁。

続く、立岡が送りバントを失敗しキャッチャーフライで1アウト。

流れが中日側に行きかけます。

しかし、坂本が放った打球は右中間方向に向かいキャッチされるかと思いきや、

スタンドまで届く突き放しの2ラン!

2点を失った直後の2得点で、中日の反撃の芽を挫きます。

 

その後、マイコラスは7回を投げ切り、8回・マシソン、9回・カミネロの助っ人外国人リレーで4点リードを保ったまま開幕戦勝利!

 

オープン戦は最下位で、試合によっては1安打で打線の調子も不安視されていましたが、HR2発含む10安打で6得点と、

最近2年間続いた貧打状況とは一変したナイスゲームでした。

 

スタメン起用された岡本は3打席目にヒットを放ち、重信と交代しましたが、

走者の進塁を許す守備のミスが2回あったように思いますので、

守備不安を上回る程度に打ってくれないと今後は厳しいかなと思いました。

 

陽とギャレットが1軍に戻ってくるまでに、もう少し守備をキッチリして欲しいと思いました。

 

昨年の1位、3位チームが共に敗れたので、直接対決までにもう少しリードを広げておきたいですね。

 

では、また。