首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

7月12日(水)対スワローズ@東京ドーム

2番セカンド・マギーでのスタメン起用は、巨人軍におけるトランプ現象であるかのように思いました。

若手を起用して育成しろ、生え抜きを育てろ、広島を見習え等の

ある種の建前論に従って、2番・セカンドは若手あるいは中井を起用してきましたが、

前半戦の最終戦(というか、既に過半数の81試合が終了していますが)に至って、

ようやく本音ベースでの起用をしてくれたかと思いました。

 

単純に打てる打者を素直に割り振っていけば、今夜のスタメンになるはずです。

肉料理が好きなのであれば、肉を食べるべきなのに、

栄養バランスを考えて野菜も摂りましょう的な起用をしてきたのが、

今季のこれまでだったかと思います。

 

偏食で早死にするかも知れませんが、

肉が好きなら肉づくしでいいのではないでしょうか。

 

本気で全力で打てる打線を考えるのであれば、

今夜の打線に大賛成です。

 

これまでは妙に遠慮して、敢えてMAXの起用はしてこなかったように感じます。

 

残り試合も61試合となりましたので、

なりふり構わずこの調子で行ってもらいたいものです。

 

さて、今夜の試合については、

1回表の1死満塁で追加点を奪われなかったことがポイントかと思いました。

宮國の立ち上がりは、山田に先制タイムリーを許し、なおも四球、ヒットで満塁のピンチ。一打出て4失点等になれば、ほぼ劣勢を強いられる場面でしたが、

武内を三振に仕留め、中村はいい当たりでしたが、レフトフライでチェンジ。

直後の長野の先頭打者・同点ソロHRで流れを引き戻すことが出来ました。

 

4回裏には村田のソロHRで勝ち越し、

更に、宮國が勝ち投手の権利を得た5回裏には、

打者一陣の攻撃で、5点を奪い試合の趨勢を決定づけました。

 

打者一陣の攻撃は、個人的には大好きですが、

今季これまであったのでしょうか?

記憶にありません。

 

その後も、追加点は1点に留まりましたが、三者凡退は1イニングもなかったので、

攻撃面では十二分に及第点だったかと思います。

 

中継ぎ陣は、結局2失点しましたが、大量リードがあったので、

安心して見守ることができました。

 

月曜、火曜がライトな勝利でしたので、

今夜の試合には十分にヘビー級の味わいを堪能することができました。

 

後半戦以降も、基本は今夜のスタメンをベースに戦ってもらえればと思いました。

 

では、また。