首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

4月10日(火)対ベイスターズ@東京ドーム

試合の勝敗が第一優先であることに間違いはないのですが、個人的には試合の緊張感の持続を第二優先で観戦しております。
初回で8点リードして、後は淡々と決着が付くのを見守るよりも、
終始一球の行方により形勢が入れ替わるような試合の方が観る立場としては面白いです。今夜の試合は結果的に最少得点差で敗れましたが、
坂本、あるいは大城の同点若しくは逆転打があるのではと期待を込めて見守ることができましたので、個人的な満足感は高い試合でした。

加えて、上原の神格化は余り望ましくないと思っていたので、
早々に期待水準を引き下げるという意味でも長いシーズンの観点からいくと
良かったのではないかと思いました。
やはり、普通にマシソン、澤村を起用すべきかと思います。
直球で140kmを越えない上原に過大の期待をするのは、
スタンドは盛り上がるかも知れませんが、本人に酷というものです。
本人も便利屋と言っていますので、1点差で8回ではなくて、
もう少し前の回、失敗しても打線で取り返しのつく場面で今後は起用してもらいたいと思いました。

試合展開としては、2試合続けて外野席での観戦となりましたが、
5回表の筒香の一打で血の気が引きました。
1失点となって、なおも走者を2人置いてのレフトフェンス際への打球。
ほぼ自分の正面に向かってきて、仮にフェンスを越えたら4点差となり
試合終了となるところでしたが、フェンス手前で失速してゲレーロが好捕。
レフトスタンドからは、死角に入るので、捕球シーンを見ることはできませんでしたが、内野席の観客の動きから捕球したのだろうと推察しました。

長野の逆転2ランのシーンはスタンドも相当盛り上がりました。
相手投手が右投手の場合には、立岡がスタメン起用で
長野ベンチですが、立岡の意味不明な走塁アウトを見ると、
長打力のある長野を1番起用した方が、
遥かにマシなのではと思わずにいられませんでした。

結果的に相手チームを上回る12安打を放ちながらも、
3点しか取れなかったというのは、
いくつかの走塁ミスや、チャンスでの凡退が響いたかと思います。

しかし、昨年はそもそもヒット自体が出ていなかったので、
今シーズンについては、大いに希望が持てるかと思います。

中日と並んで5位転落ですが、
首位・広島とは僅か2ゲーム差ですので、
気持ちを切り替えて明日の試合に臨んでもらいたいと思いました。

では、また。