今夜負ければ実質今季終了という状態での試合でしたが、
9回裏の長野のサヨナラHRで辛うじて一命をとりとめました。
2回裏の無死2、3塁の大チャンスで無得点に終わった時は、
憤怒の情に満たされていましたが、
終わったことは仕方がないと努めて気持ちを切り替えて
試合を見守りました。
試合前の村田の挨拶で、物理的には泣いていませんが、
心理的には涙しましたので、
試合後の場内一周の際に、巨人が負けてしまうと、
スタンドに残るファンはレフトスタンドの半分と3塁側前方に限られることになり、
かなり気まずい事態になりかねないので、
何としても巨人に勝ってもらいたいと願っていましたが、
この試合、打席の登場曲を村田の曲にあやかった
日大・後輩の長野が土壇場でソロHRを放って、
何とか面目を保つことができました。
8回裏に岡本の守備妨害で得点機を逸した場面で、
珍しく由伸監督が審判に長時間の抗議を続けていたので、
勝利への執念が珍しく垣間見られたかと思いました。
今シーズン、基本は選手任せで勝っても負けてもどちらでもいいという
雰囲気だった由伸監督が、
何としても勝ちたいという姿勢を対外的に示した
珍しいケースだったかと思います。
その姿勢が伝わったのか、
結果的にサヨナラ勝ちとなりましたので、
クールな由伸監督もチームを鼓舞する姿勢を
残り少ない試合数ですが、せめて今後も示してもらいたいと思いました。
試合終了後は、村田の場内一周の後、
サードベース付近で、巨人、DeNAの両チームによる胴上げで、
いろいろあったしこりも、何となく解消されたかと思いました。
とりあえず3位に復帰しましたので、
残り試合も全部勝てるように、
頑張ってもらいたいものです。
では、また。