首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9月28日(金)対ベイスターズ@東京ドーム

今夜負ければ実質今季終了という状態での試合でしたが、
9回裏の長野のサヨナラHRで辛うじて一命をとりとめました。

2回裏の無死2、3塁の大チャンスで無得点に終わった時は、
憤怒の情に満たされていましたが、
終わったことは仕方がないと努めて気持ちを切り替えて
試合を見守りました。

試合前の村田の挨拶で、物理的には泣いていませんが、
心理的には涙しましたので、
試合後の場内一周の際に、巨人が負けてしまうと、
スタンドに残るファンはレフトスタンドの半分と3塁側前方に限られることになり、
かなり気まずい事態になりかねないので、
何としても巨人に勝ってもらいたいと願っていましたが、
この試合、打席の登場曲を村田の曲にあやかった
日大・後輩の長野が土壇場でソロHRを放って、
何とか面目を保つことができました。

8回裏に岡本の守備妨害で得点機を逸した場面で、
珍しく由伸監督が審判に長時間の抗議を続けていたので、
勝利への執念が珍しく垣間見られたかと思いました。

今シーズン、基本は選手任せで勝っても負けてもどちらでもいいという
雰囲気だった由伸監督が、
何としても勝ちたいという姿勢を対外的に示した
珍しいケースだったかと思います。

その姿勢が伝わったのか、
結果的にサヨナラ勝ちとなりましたので、
クールな由伸監督もチームを鼓舞する姿勢を
残り少ない試合数ですが、せめて今後も示してもらいたいと思いました。

試合終了後は、村田の場内一周の後、
サードベース付近で、巨人、DeNAの両チームによる胴上げで、
いろいろあったしこりも、何となく解消されたかと思いました。

とりあえず3位に復帰しましたので、
残り試合も全部勝てるように、
頑張ってもらいたいものです。

では、また。