前日の桜井が8回を投げ切ってチーム内最長イニング達成という事実が、
負けん気の強い菅野のハートに火をつけて完投しようという意欲を喚起したのではないでしょうか。
完投だけではなく完封という更に素晴らしい結果につながりましたが、チーム内の競争があるのは戦う集団としては好ましいですね。
某関西系球団では逆ベクトルで作用しているように思われますが。
先制したのは坂本のレフトポール寄り外野最前列に飛び込むHR。
DeNA3連戦でノーヒットに終わり、前日当ブログにおいて「右に流せばいいのに、強引に引っ張ろうとしている」と批判したところ、強引に引っ張ってスタンドインですので、恐れ入りましたという他はない気分になりました。
同様に前夜はノーヒットだった岡本が2安打ですので、
好不調の波のある選手が組み合わさってチームとしての打線が機能していることを
再認識いたしました。
中盤までは最少得点差での展開でしたので、どう転ぶかわからない不安がありましたが、7回裏のビシエド・京田の捕球競合による2点目。
8回裏の代打・北村の走者一掃2ベースで試合の趨勢は決まりました。
残る興味は菅野の完封なるかという点でしたが、
相手も戦意喪失している感じでしたので三者凡退に仕留めてゲームセット。
5カード連続カード初戦に勝利することが出来ました。
田口も桜井・菅野に続いて長いイニングを投げてほしいですね。
では、また。