球団記録レベルの低調打線が響き3連敗中でしたが、その批判の矛先が向けられていたのは、連続打席ノーヒット記録を更新していた坂本、丸でした。
サカ・マルコンビを解消して、1番に坂本、丸を6番に置く打線の組替を行ったところ、元凶とされた二人が共に猛打賞で打点付き。
坂本に至っては2ラン&ソロと満額回答で、2日間の休みが効果的であったようです。
2番に起用されたパーラも坂本との連続HRを含む三打席連続ヒットで猛打賞。
役割を果たしました。
丸は三打席目に久々のヒットを放つと、続く2打席も連続ヒット!
最後の打席はダメのダメ押しとなる8点目のタイムリー2ベースで、
大量点差でも攻撃の手を緩めない見事な一打でした。
岡本もレフトスタンド中段に16号を放つなど、
サカ・マル・オカは、打順におけるソーシャルディスタンスを保つ形となりましたが、
揃って活躍を見せてくれました。
打つ方だけでなく、投げる方でも
先発・菅野が開幕7連勝と素晴らしい結果を残しました。
2死無走者からヤクルトの下位打線に連続2ベースを与えて先制を許すなど、
調子が今一つな様子でしたが、大量援護を受けて7回まで投げ切りました。
個人的には、2回裏の無死1、2塁からの北村送りバントからの
吉川尚の逆転タイムリーが良かったです。
吉川尚も連続打席ノーヒット記録を更新中でしたので、それをストップさせた上で決勝点を叩き出したので効果的でした。
試合の趨勢とは関係ありませんでしたが、
生で初めて見たビエイラの球速は次元が違うように思いました。
投球練習時点でキャッチャーが捕球できるのかなという感じでしたが、
試合中でも最速163kmまで出ていました。
それでもファールでカットされ、ヒットでつながれ無死1、2塁のピンチを作ってしまうのだから、プロの打者相手では球速だけでは通用しないのだなと思いました。
試合を通じて得点につながらなかったイニングでも常に塁上を賑わせて得点機が多く、
一度も三者凡退がありませんでしたので、十二分に楽しめた試合でした。
しばらく本拠地での試合が続きますので、この調子でいってもらいたいものです。
では、また。