首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9回表に4点を挙げて、明日以降に繋がる追い上げを見せる。

実質初回の坂倉の3ランで5点差となった時点で試合は決まったように思いました。
田口は、6月27日(土)のヤクルト戦でも先頭打者から4連打を浴びて立ち上がりが非常に不安定でしたが、その時は2失点で済んだので中盤6回で一時逆転できましたが、
今回もそのパターンかと思いきや、2アウトで2ストライクまで追い込んでからの3ランは本当に余計でした。

とはいえ残り70試合で既に30勝に到達していますので、優勝ラインを70勝と想定した場合には、残り40勝30敗で十分。
つまりある程度負け試合を想定してもよいということです。
先発を3回程度で交代させて中継ぎ陣にしわ寄せが行くのは避けたいところですので、
今夜に関しては田口を引っ張れるだけ引っ張って、残りは宮國を筆頭とする負けパターンでやり過ごすというのがリーグ優勝を目標に見据えた形ではベストな選択だと思いました。

ですので田口に打順が廻って代打が出なければいいなと思っていたところ、
2度打席に入り6回まで投げ切ってくれたので想定内の敗戦かと思います。

想定外だったのは9回表の追い上げです。
2位・DeNAが敗れれば実損ナシと考えましたのでナゴヤドームの8回裏勝ち越しシーンを見ていましたが、その裏でエラーも絡んで先ず1点。
慌ててチャンネルを戻して北村ヒット、岸田の2点タイムリーで尚もノーアウト1、3塁。一発出れば同点の場面までこぎつけます。

つくづく8回の宮國のソロ被弾が余計だと改めて痛感しました。

しかし、吉川尚投手ゴロ間の追加点1点どまりで試合終了。

楽勝の試合を広島相手にヒヤッとさせた点で、
明日以降に繋がる攻撃だったかと思います。

明日は初回で勝負が決まるような試合は避けてもらいたいものです。

では、また。