首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

今季最多20安打12得点で連勝!2位と5.5差に!

延長でもない9回までの試合でしたが4時間超の長い試合。
先発・ディプランは2発を浴びて3失点。初回のみで早々に降板しました。
巨人も初回にウィーラーの2ランで先制。直後に逆転されるわけですが、
2回表に坂本の2点タイムリー2ベースで再逆転します。
しかし3番手・桜井が5回裏に坂口に2ランを浴びて再度リードを奪われます。

直後の6回表に、先頭の岸田が四球出塁すると、原監督は代走・増田を起用。
盗塁を決めてチャンス拡大します。吉川尚のゴロの間に3塁まで進み、
重信のタイムリーで同点。更に松原四球で2死1、2塁の勝ち越しのチャンスに、
再びウィーラーが再々逆転となるタイムリーを放ち決勝点を挙げます。
岡本もタイムリーで2点差とします。

ヤクルトの中継ぎ投手陣を考えると6回で2点リードとなると、
ほぼ勝ちが確定します。
理由は、ビハインド時は勝ちパターン投手陣を起用しませんので、
必然的に負けパターン継投となります。
負けパターンは失点確率が高いので、点差が更に広がり勝ちの見込みが一層高くなります。

実際、9回に昨夜も打たれていた大下投手を起用せざるを得なくなり、
打者一巡の攻撃でダメのダメ押しで5点を追加して7点差にまで広がりました。

CSや日本シリーズのような短期決戦なら違うのでしょうが、
通常のペナントレースの場合、負けパターンでも起用せざるを得ない状況がありますので、中継ぎが弱いチームとの試合の場合は勝負は終盤ではなくて中盤に訪れるのだなと、
今夜の試合を観て感じました。
その勝負のタイミングを見計らって代走・増田を起用した原監督は流石です。

裏でDeNAが広島に敗れたため2位とは5.5差となりました。

明日は、戸郷が7回まで投げて、今夜はフル活用した中継ぎ陣を休ませられるような
展開を期待したいです。

では、また。