首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

東京ドーム球場内施設・運用の変更点について

今季初の公式戦現地観戦でしたが、1-1の引き分けでしたので、試合についてではなく球場内施設・運用の変更点について気づいた点をまとめてみました。

 

1>QRコードでの入場
昨年まではコロナ感染対策の一環で座席位置・氏名・電話番号をチケットとは別の紙に書いて入場時に提出を求められていましたが、QRコードチケットなら別途記入は不要。
スマホの呈示でそのまま入場できるとのことでした。
最近はマスクを着用していることが多いためスマホの顔認証が機能せず、ロック解除にコード入力が必要で面倒です。
QRコードチケットは、iPhoneのWalletに登録することもでき、Walletに登録されれば、AppleWatchでも表示できるので、マスクしたままスマホを使わず入場できるのではと考えていましたが、入場ゲートのQRコード読取装置がスマホ読取を前提に設計されており、AppleWatchを手首に装着したままだとスキャン部分に手首を入れることができないため
結局、スマホで入場せざるを余儀なくされました。
AppleWatchはロック解除しても肌から離れると自動でロックしてしまいます。
手首から指先まで肌から離れない状態を維持したままですとQRコードが表示されたままでしたので、次回の入場時にはAppleWatchを指先にまで移動させて動作するか検証してみたいと思いました。

 

2>通路が広くなった
昨年から立ち見券がなくなり、従来までの立ち見エリアに新たに観戦ブースが設置されましたが、今年からは従来まで通路の中央に設置されていたゴミ箱テーブルが一掃され、通路が広くなりました。
ゴミ箱テーブルは中央分離帯のようなもので通行人の動線を制約していたので
「密回避」目的のためにもゴミ箱テーブル一掃は効果的だと感じました。
また入場ゲートを通過直後には各種のカウンターがあって人の滞留が従来までは発生していましたが、各種カウンターを従来までの立ち見エリアに設置しなおしたためか、
入場ゲート通過直後エリアもスッキリとしていました。

 

3>コンコースを一周できるようになった
従来までは2階コンコースはレフトポール際で行き止まりでしたが、
従来までのライトポール際と同様に、外野コンコースに階段で降りられるようになりました。
ビジター側外野入場口との関係で封鎖されていたかと思いますが、通行できるようになったことでマツダスタジアムや名古屋ドームと同様にグルっと一周ができるようになっていました。

 

4>ベイファンの数が少なかった
元々上限が1万人ということもあるのでしょうが、G-po会員向けの先行発売で既に売れ切ったということもあるのか、3塁側でもDeNAファンの数が例年と比較すると少なかったです。

 

5>チケット確認スタッフの廃止
従来まではトイレや売店に一度出た後、席に戻ってくる途中で、いちいちチケット確認スタッフにチケットを呈示していましたが、それらのスタッフが一掃されていました。
立ち見客の侵入防止のために存在していたのかも知れませんが、
昨年から立ち見客は存在しなくなったので、その影響を受けてのことかも知れません。
両手が塞がっている場合に、財布からチケットを取り出すのは面倒でしたので、
これは良かったです。

 

6>売り子販売方式の変更
客席エリア内を売り子さんが巡回するのではなく、コンコースで立ち販売されている売り子さんの所に客が買いにいく方式に変わりました。
ここ数年、一見客の多いビジター側を中心に「押し売り」とも称される販売アピールの傾向が強まり試合観戦の集中を妨げる要因の一つともなっていたので、
観戦エリアを販売エリアを分離することで、それぞれのニーズに応える仕様になったかと思いました。
また販売開始時間も従来までの試合開始30分前から1時間前に前倒しになった一方で、終了時間もデーゲーム時は6回裏と早まっています。

 

観客上限が緩和されると、また変わってくるのかもしれませんが、
少なくとも昨シーズンよりはドームでの現地観戦環境は好転しているように思われました。

 

では、また。