９回裏２死満塁からのゲームセットの場面、やはりセカンドは吉川尚だと思いました。
若林だったら抜けていたか内野安打になって同点になっていたかも知れません。
元々、広島は森下投手の先発でしたので負けは覚悟していましたが、
坂本、丸、ウィーラーのソロＨＲ３発で３得点。
一方、畠は坂本エラーで許した走者を一塁に置いて、鈴木誠也に２ランを浴びて、
一時は逆転されますが失点はこの２点のみ。
鍵谷と中川のイニング跨ぎがあって、９回１死無走者でビエイラがマウンドに登りますが、２連打を浴びて１死も取れずに桜井に交代。暴投もあり１死２，３塁の
逆転サヨナラシーンを演出しますが、辛うじて空振り三振に仕留めて２アウト。
次打者・菊池の場面で原監督がマウンドに向かいます。
まさか「勝負するか？」と桜井の意向を確認するのはあり得ないと思いましたが、
当然に申告敬遠となり、次打者の代打・田中広で左の高梨にスイッチ。
巨人側としては策を尽くしたので、これで打たれたら仕方ないと開き直ることができました。
簡単に２ストライクまで追い込んでから、１ボール後、打球は１、２塁間方向へ、
緩めのゴロながら、抜けそうな当たりでしたが、吉川尚が追いついて即座に１塁送球。
アウトに仕留めてゲームセット。
由伸監督時代に散々に味わわされたマツダの悪夢は再現されませんでした。
ビハインド展開でも広島は勝ちパターン継投で臨んできていたので、
連敗中ということもあり森下の試合で負けるわけにはいかないという
チームとしての気迫を感じました。
その通りに逆転サヨナラ負けすると明日以降にも響きかねないところでしたので、
無事に勝ち切ったことは、明日以降を考えても良かったかと思います。
巨人側は連敗ストップ。広島は５連敗となり継続中ですので、
明日はチームの勝ち頭の高橋優投手で連勝と行きたいところです。
では、また。
