首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

オープナー捕手・小林という発想を感じさせた試合。

マシンガン継投や、カウント途中からの投手交代、リーグで唯一の中5日先発起用の他にも、画期的な球界の新機軸としてオープナー捕手というコンセプトを導入しているのかと感じさせた試合でした。

大城がスタメン捕手だった際に、序盤で大量失点という試合が何度かありましたので、
序盤で試合を壊さないように抑え捕手としてではなく、オープナー捕手として小林を起用し、中盤以降は大城をファーストから捕手に戻して攻めに転じるという着想なのかなと思いました。

5回表、大城のタイムリーで1点を返して、代打攻勢に出ましたが、
吉川尚、中島が共に凡退で上位につなげることが出来ませんでした。

序盤で試合を壊さずに接戦に持ち込むという点では狙い通りでしたが、
4番・岡本の状態が低調で、4度の走者を置いた打席での凡退が響いて、
手痛い敗戦となりました。

原監督の3度の日本一はいずれも優勝しての日本一でしたので、
監督最終年となる今年については、
今まで達成したことのない下克上からの日本一を狙っているものかと思われます。

CSの初日は、ほぼ1か月後の11月6日ですので、
岡本も1か月後の全開を目指して、試合を通じてのリハビリをしてもらいたいものです。
では、また。

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