首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

カラ元気の賞味期限切れ選手を重用していては、試合はドタバタ喜劇にしかならない。

12安打で1得点。奪った四死球は1。
試合の目的が選手の応援歌を歌うことや、登場曲に合わせて叫ぶこと、チャンステーマに合わせて拍手することなのであれば、今夜の試合はその目的に叶ったものであったでしょう。
演出された試合ならばエキシビションマッチと呼ぶべきであって真剣勝負が前提の公式戦とは呼べないと思います。
選手生命は従来よりも短くなってきている傾向にあり、その短い旬の時期の一流選手のプレーが観られるから、オープン戦とは比べてチケット価格も高めに設定されているのであり、選手生命が短いからこそ一般会社員と比して選手の年俸は高めに設定されているのです。
老舗の看板に胡坐をかいて、賞味期限切れ食材を提供していれば、食品偽装問題と同様に当該料理店は営業停止処分です。
カラ元気で一時的なスタンド歓声には役立つかも知れませんが、チームの勝利に全く貢献しない賞味期限切れ選手を重用する監督・首脳陣は、営業停止処分に相当する処置を受けてしかるべきと考えます。

賞味期限切れ選手自身も問題です。
ベンチに自分が居座ることによって、本来ベンチ入りすべき旬の選手、近い将来に旬も迎える選手の出場機会・成長機会を奪っていることを自覚すべきです。

上原投手はシーズン途中で引退表明しました。賢明な判断だと思います。

若手の出場機会を奪っておきながら、ベンチでカラ元気を出している。
チームが勝っているならそれもアリかもしれませんが、ゲーム差なしリーグ最下位にある現状を客観視すべきです。
自らファーム行きを申し出るならまだしも昭和スタイルのカラ元気アピールでは、
若手の士気は更に低下してシラケるばかりです。

ドームの巨大スクリーンに賞味期限切れ選手が大写しになる度に、
苦々しい気分になります。

賞味期限切れ選手も、賞味期限切れ監督・コーチも自ら進退伺すべきかと思います。
次世代監督候補も監督としての旬を失ってしまいます。
長すぎた下積み時代でやる気も既に削がれているのかも知れませんが。

カラ元気選手が出場する度に、シラケる気分を自覚した今夜の試合でした。

では、また。