首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

3連戦での勝ち越しを目指し達成したチームの戦略性が感じられた試合。

DeNA3連戦で2勝1敗。
敢えて(?)ダメ投手を初戦に先発させ勝ちパとは言い難い投手に3イニングづつ投げさせて勝ちパを温存。
2戦目はエースの戸郷で完封勝利で中継ぎを起用せず、
3戦目は先発を4回で降ろしてビハインドでも勝ちパを投入。
狙い通りに(?)5回裏で大城2ランで同点に追いつき、
6回裏に勝ち越し2点リード。
7回以降は高梨、中川、K鈴木とつないで最後は大勢のセーブ機会を確保しつつ勝利するという1200勝監督ならではの高度の戦略性のある戦いぶりに酔いしれた試合でした。
昨夜の戸郷の完封勝利が5回からの勝ちパ投入を可能にしました。


戸郷の貢献は昨夜の試合のみならず今夜の試合にまで好影響を及ぼしてくれました。

初戦の9回裏の岡本ソロHRが2戦目の決勝HRにつながったように、
1試合単位でどうこうというよりもカード3試合でどう勝ち越すかという
チームとしての戦略性が見られた試合でしたので
高い満足度が味わえた試合でした。

貯金は2となり、明日からの阪神3連戦は最悪1勝でもOKということになりました。

本当の勝負は真夏の8月以降でしょうから、
優勝から長年遠ざかっている上位2球団は既に全力疾走モードかと思いますが、
球界の盟主としては勝負を掛ける夏を見据えて戦力の整備を進めている段階かと思います。

8月以降の直接対決が楽しみだなと感じさせた試合でした。

では、また。