首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

岡本2発、坂本・中田1発!(ほぼ)王道スタメンで連敗ストップできた試合。

スタメン・セカンドが吉川尚でなかったことは残念でしたが他は王道スタメンでした。
不振でもその内に打つだろうと鷹揚に構えてもらいたいところですが、
采配を振るう実感を得たいためかチョコマカと変更するのが監督の好みのようです。
打たなくても打ちそうだという威圧感を相手に与えることで疲弊させることができるのだから、威圧感のない選手のスタメン起用は控えてもらいたいものです。

吉川尚に代えてスタメン起用された選手は1死満塁の絶好の勝ち越し機で、
インフィールドフライ。
昨年9月のドームDeNA戦でも延長10回裏1死満塁のサヨナラ機で空振り三振して試合を決められず延長11回に佐野にソロHRを浴びて大勢に黒星が付くという試合を演出した選手ですので好機での決定力の無さは相変わらずです。

好機で無得点では試合の流れを失うところでしたが、
次打者の門脇選手が2点タイムリーを放って窮地を脱しました。
守備面だけでなく攻撃面でも貢献する選手はルーキーであってもスタメン起用にふさわしい存在です。

3点リードで戸郷がポランコからの3連打でまさかの同点に追いつかれてしまいますが、元巨人の澤村が岡本2ラン、中田ソロの連続HRを献上してくれて再び3点リードとなりましたので、大勢のセーブ機会が訪れて10セーブ目となりました。
昨夜の澤村は澤村らしからぬ好投でしたので意外でしたが、
今夜は巨人時代に近い澤村でしたので安心しました。

ヤクルトを除いて、勝ち負けが昨夜とひっくり返りましたので、10球団は横並びです。明日から月が変わりますので、DH制が使える当面は王道スタメンを貫いてもらいたいものです。

では、また。