首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

8月27日(火)対カープ@東京ドーム

3連戦で少なくとも一つ取ればいいので、今夜の敗戦自体は特に痛くもないです。

それよりも、左投手対策で右打者中心に並べた打線の下位における火力不足を痛感した試合でした。

この試合、岡本・ゲレーロが出塁しての無死1、2塁の得点機が2度ありましたが、
大城が送っても、若林が初球を打ち上げて、山本申告敬遠で、メルセデスが打席となり無得点。

2度目は大城が強攻して併殺となり、2死3塁となっても若林が凡退して無得点。

どちらかで1点でも取れていれば試合の流れは変わったかと思いますが、
7番以降がほぼ火力のない打者が続きますので、得点期待値が低下します。

一方、対右投手対策で、左打者中心に打順を組むと亀井・阿部が加わりますので、
今夜の期待できる打者4人(坂本、丸、岡本、ゲレーロ)が6人となり、
人数的には1.5倍になります。

野球は確率のスポーツだと思いますので、得点期待値の高まる打者を起用すべきです。

その点で、現状は右打者が火力不足ですので、
打力の期待値の低い若手4人の内野(若林、山本、田中、増田)との入れ替えで、
中島を上げるべきではないでしょうか。
右の代打が石川しかいないのは、左打者との比較で手薄のように思います。
もちろんビヤヌエバでもOKですが、外国人枠との関係で現実的ではないので、
日本人枠で選ばざるを得ません。

Gファンからの評判はよろしくないようですが、
団栗の背比べの若手4人を置いておくよりも、
ベテランの経験値に期待したいところです。

明日からは、左打者中心の打線が組めるので、得点力の回復も期待できそうです。

では、また。

8月25日(日)対ベイスターズ@東京ドーム

試合があったはずなのですが、今一つ試合を観た実感のないまま、
いつの間にか試合終了になっていた試合でした。
散発3安打、無得点の試合なので当たり前かもしれませんが、
全く盛り上がるところもなく、いつも間にか試合が終わっていました。

試合途中に他球場の経過を追っていて、広島が大量ビハインドでしたので、
負けても実害ナシとは思っていましたが、
ここまで淡泊な試合になるとは思いませんでした。

1番・亀井がお疲れ気味でしたので、
昨夜のヒーロー石川をスタメン起用するかと思いましたが、
いつも通りのスタメンで、今永にいいようにやられた感じがします。

山口も好投していたとは思いましたが、
2度の乙坂タイムリーは想定外でした。

ソトには、本日もやられましたね。
CS対策でデータ取得のために、敢えて打たせているのだと信じたいです。

昨夜勝っているので実害はないのですが、
週明けの広島戦からは、本気モードで対戦したいものです。

では、また。

8月23日(金)対ベイスターズ@東京ドーム

個人的にはDeNAには2位になってもらいハマスタでの初のCS開催をしてもらい、
CSファイナルではあっさり巨人に負けてもらうというのが理想でしたので、
DeNAを2位浮上させる今夜の試合は個人的には意味のある試合でした。

初回、桜井が2死無走者から連続四球、打者・ソトを迎えてどうなるか注目していましたが、最悪の3ランを浴びて、早々に今夜の敗戦を覚悟しました。

2回表も、この日1軍昇格の梶谷2ランを献上したことで、
2回表終了時点で勝敗の行方については確信しました。

中日が広島に対してどのように抗戦するかに興味が移りましたが、
中盤で逆転して勝利。
昨夜の勝ちを譲ったことが貢献したかと感じました。

余り勝ってしまうと、9月の試合が消化試合になってしまいますので、
個人的には今夜は負けて丁度いい感じかと思います。

DeNAにはハマスタ開催でCS1stを突破して、
CSファイナルで、巨人にあっさり敗北してもらいたいものです。

では、また。

8月18日(日)対タイガース@東京ドーム

デーゲームでしたが、通常の14時開始ではなく、原因は不明ですが、
何故か13時試合開始の試合でした。
試合を通じて一番盛り上がったのは、7回裏のゲレーロの2点タイムリー2ベースでした。
相手勝ちパターンのジョンソンから放った一打でしたので、価値が高いかと思います。
7回表に1点差にまで迫られて、再び突き放す一打でしたので、阪神側に与えたダメージも大きかったように思います。

岡本のバックスクリーン直撃ソロで4点差となった時点で、
この試合の勝利はほぼ確定したかと感じましたが、
先週のスワローズ戦もワンサイドゲームで相手方の反撃も少なく退屈な試合でした。
本日もそうなるのかなと思いましたが、
6回以降は阪神側も攻勢を見せてくれて、試合の緊張感が高まりました。
満塁のピンチが6回と8回とありましたが、8回のピンチは3点リードでしたので、
仮に走者一掃でも同点止まりということで、比較的余裕を持って見守っていました。
1死満塁で代打・北条の内野フライは助かりました。
昨日HRを放っていたためか、相当大振りなスイングが目に付きました。

9回は2死無走者で田口からスイッチ。
デラロサかと思いきや、何故か澤村が登板。
勝ちパターン継投を2系列作りたいのでしょうか。
結局、中川は7点差逆転のスワローズ戦以降、登板しませんでしたので、
抹消しても実質同じことになったかと思います。
ベンチ入りしているだけでも効果があったのでしょうか。

火曜日からの中日戦はどのような先発になるのでしょうか。
中5日で詰めるのか、今村を1軍に戻すのか。
個人的にはゲーム差もありますので、中6日ローテで月内は廻してもよいかと思います。
連勝が続いているので影響はありませんが、丸が状態が今一つな感じです。
9月くらいには復調してもらいたいものです。

では、また。

8月16日(金)対タイガース@東京ドーム

最少得点差での勝利となりましたが、個人的には、この試合のハイライトは、
8回表、1死1、3塁からの大山の併殺打だったかと思います。
当ブログの7月27日の記事で、大山に花を持たせた試合と記載しましたが、
その恩返しをしてもらった気分です。

1点リードで無死1、2塁のピンチ。普通に考えれば同点に追いつかれるのは止む無しの場面だったかと思いますが、ソラーテなので送りバントはなく、1死1、3塁。
犠牲フライで同点からの延長突入を覚悟していましたが、
期待通りに併殺チェンジで無失点で切り抜けられたことで、
勝利することができました。

9回表は、先頭の高山にヒットを許しましたが、打順は下位でしたので、
その後はデラロサが無難に抑えてくれました。

中川がベンチ入りしていない状態が続いていましたので、
7回裏でも高木京に代打を出さないなど、苦しい台所事情が窺えましたが、
個人的には、代打・阿部でスタンドを盛り上げてもらいたかったです。

DeNAが広島に敗れたため2位と3位が入れ替わりましたが、
できれば5ゲーム差以上広げて、直接対決を迎えたいものです。

では、また。

8月11日(日)対スワローズ@東京ドーム

ワンサイドゲームを無難に勝ったという印象で、
3回裏のゲレーロの2打席連続となる3ラン、
5回裏の丸のダメ押し7点リードなる2ランまでは盛り上がりましたが、
その後は淡々とした試合経過でした。

ヤクルトは山田のソロHRのみの反撃で、
放ったヒット数は両チームとも7なので同じなのですが、
長打数の差なのか、今一つ脅威を感じませんでした。

金曜日の初戦の塗炭の苦しみからの勝利を味わってからの後なので、
今一つダイナミズムを感じることがありませんでした。

勝ちパターン継投を使うことなく勝ち切ることができたことも
明日からの広島戦を考えると良かったかと思います。

3連戦で少なくとも一つは勝ってもらいたいものです。

では、また。

8月9日(金)対スワローズ@東京ドーム

7点ビハインドからの逆転勝利は13年ぶりだそうです。
3回裏で6点差となった時点で、現実逃避のためか強烈な睡魔に襲われましたが、
辛うじて意識をつないでいたことが報われました。
試合開始当初は、ニッポン放送で井端の解説で試合を見守っていましたが、
7点差となり、気分転換のために、この日ドームで行われていた
糸井重里と元3軍監督の川相、有名ブロガーの中溝氏の球場内FMに
チャンネルを切り替えてまったりと観戦することにしました。

常識的に考えれば98%は負け試合でしたが、
坂本のソロ、ゲレーロの2打席連発ソロ、
岡本のソロからの8回裏の同点3ランで、
HR5発放って負けるというのは逆にあり得ないだろうと思い、
9回以降は睡魔も吹っ飛んで気合を入れて応援しました。

同点となれば、ホームゲームなのでサヨナラ勝利の確率が高まるかと思いましたが、
9回裏の決定機に石川が凡退。
10回裏は、坂本のフェンス直撃2ベースを皮切りに、
丸、申告敬遠、岡本・四球で無死満塁。
この日スタメンの阿部に廻りましたが、あえなく三振。
前日の自打球でスタメン落ちの代打・亀井が粘った挙句に、
レフトに犠牲フライを放ってゲームセット。

敗色濃厚の試合を10得点でひっくり返すという
大逆転勝利となりました。

他球場でも広島、DeNAがそれぞれ逆転勝利していますので、
負けられない試合でしたが、なんとか一命をとりとめてよかったです。

明日以降は今夜のような奇跡的な勝利ではなくて、
無難な勝利で勝ってもらいたいものです。

では、また。