首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

7月10日(日)対ベイスターズ@東京ドーム

最近の巨人には珍しく2桁得点の10点を挙げて、最大3点差を2度追いつき引き離すという派手な試合。攻撃8イニング中7イニングに得点機があるという見ていて楽しい試合でした。

 

1回表、この3連戦すべてそうでしたが、得点機でロペスに打順が廻る。先の2試合は凡退してくれてチェンジでしたが、流石に3度目は見逃してくれないかと危ぶんでいたら、案の定センターオーバーを打たれた。2失点を覚悟したが、何故か梶谷が3塁でストップし、筒香がギリギリで2塁に帰塁。助かったと思いましたが、直後に倉本に犠飛を打たれて結局2失点。

その裏、相変わらずの1・2番で2死無走者から坂本・四球、長野がつないで、阿部タイムリー先ずは1点を返します。

2回表は8番からの攻撃なのでサクッと終わるだろうと思っていたら、厳しめの審判であったためかヒット、四球で溜めたランナーを、梶谷のフェンス直撃2ベースで返され、3点差に。この時点では気分的には凹みました。

しかし、その裏、再度2死無走者からマイコラスにストレートの四球、橋本2ベース、藤村・四球で満塁のチャンスを迎えると、坂本がフルカウントからセンター前の2点タイムリー、長野もタイムリーで続いて同点に。振り出しに戻ったので今日はわからないと思いました。

マイコラスも調子悪いですが、相手先発・国吉も調子悪い様子。

2回終了時で1時間近く要していたし、マイコラスも球数50以上だったので、かなりの長い試合であることが予想できました。(結果的に3時間57分という4時間ゲーム)

 

折角、同点に追いついてもらってもマイコラスは相変わらずピリッとせずヒット、2ベースで無死2、3塁。内野ゴロで1点を献上し、その後は抑えて降板となりました。

この試合は勝ったからよかったですが、マイコラス自体の今後の登板については不安を覚える内容でした。

 

3回裏は先頭の村田が2ベース。ギャレットの外野フライで3進すると、なんと小林のところでスクイズ失敗。三本間で挟殺死となりました。

小林は送りバントも苦手なのに、スクイズならなおのことではないかと思いましたが、

その後、5回裏に同点スリーランを放ってますので、ミスは帳消しにしてもお釣りがくる活躍だったかと思います。

 

4回表は、西村がマウンドに上りますが、マイコラスの不調を引き継いでこちらも不調。2点を失って再度3点差に広げられます。

しかし、この時点では今日の試合はルーズベルト・ゲームになるのではないかと思ったので、余り悲観はしませんでした。

6月16日の楽天戦とほぼ同じ座席位置で観戦していたのですが、前回も乱打戦の末に10-7で勝利していたので、この試合も同じような展開になるのではと思っていましたが、得失点も全く同じ10-7で終わりましたので、乱打戦を目にしやすい座席位置ってあるのかなと思ってしまいます。

 

4回裏は1死満塁で追いつくチャンスが訪れますが、相手投手は元・巨人の久保裕也がマウンドに、打ってほしいような久保に活躍のチャンスを与えたいような微妙な心持で見ていたところゴロが2塁近くに転がって併殺チェンジ。3点差は変わりません。

 

5回表は、この回からマウンドに上った戸根が三者凡退に仕留めて、この試合初めてスコアボードに「0」を灯します。結局、その後、山口、宮國、マシソン、澤村と後を継いだ5投手がいずれも三者凡退に抑えるなど、乱れた試合を落ち着かせてくれたのが、逆転勝利につながったかと思います。

 

5回裏には、前述の通り、小林が同点3ラン! 観客席も大いに盛り上がり、見知らぬお客さん同士で話が始まりました。

 

そして7回裏には代打・相川の満塁走者一掃2ベースで3点リードに試合の行方を決定づけました。

 

長い試合でしたので、5回裏時点でビール類も販売終了でしたが、顔見知りの売り子さんに時間外販売をしてもらったため、試合終了時まで飲み物は途切れることがなかったです。

 

本拠地6連戦を5勝1敗。阪神が広島に3タテを食らったためゲーム差は思いの外、縮まりませんでしたが、あと1勝で5割のところまできました。

 

火曜からの直接対決で、できれば2連勝で貯金1。

黒田に200勝を献上することだけは、絶対に回避してもらいたいです。

 

では、また。