首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

7月22日(金)対ベイスターズ@横浜スタジアム

今季3度目の横浜スタジアム。最初は開幕間もない3月30日。桜井の初先発登板であったが逆転負け。夜の冷え込みが想像以上で寒さに震えて観戦した苦い記憶。

2度目は、ほぼ1ヶ月前の6月24日。交流戦明けの最初の試合。雨の降る中、菅野がまさかの3回途中9失点で、早々に試合の行方が決まる。

そして3度目のこの試合。ここまで神宮、西武ドーム含めればビジター5連敗中であるが、いくら何でも6連敗はないだろう。今夜は勝ってチーム5連勝を見届けようと勢いこんでスタジアムに乗り込んだのですが…

 

延長12回裏、引き分け狙いで筒香とは勝負を避けるだろうと思いきや、この日2本目のソロHRをライトスタンドに運ばれてサヨナラ負け。ビジター観戦6連敗(無勝)となってしまいました。

 

気温は20度前後の夜で、7月下旬にしては暑くもなく、前々回のような縮み込む寒さもなく、一時的に小雨がパラつきましたが、観戦環境としては文句なしではありました。

 

試合開始するも巨人は三者凡退。その裏、前回対戦の因縁の相手、桑原を打席に迎えます。前回は初球をいきなりヒットを打たれて出鼻をくじかれましたが、今回も初球から打ってきましたがファール。前回はストレートをことごとく打たれたので、ラジオ中継によれば変化球主体の組み立てだったようです。桑原はライトフライ。エリアンも打ち取って、こちらも三者凡退かなと思ったところ、梶谷にいきなり2ベース。

初回から今、勢いに乗っている筒香と対戦となりました。

打球はマウンドで跳ね返りセンター前方向へ。坂本が捕球してくれるかのように見えましたが、グラブ近くをすり抜けて1失点。初回からビハインドになってしまいました。

 

その後、菅野は四者連続三振で仕留めるなど本調子に戻ったのかと思わせながら、

4回裏に先頭打者の筒香に今度は2ベースを浴び、外野フライタッチアップで、1死3塁となります。もう1点取られるのを覚悟しましたが、倉本の2ゴロを山本が本塁に送球してタッチアウト。2死1塁となって、無失点で切り抜けます。

 

これで流れが変わるかもと期待しましたが5回表も2アウト。ギャレットがライト線に2ベースを放つも小林が三振で同点には追いつけず。

 

6回裏に、この日3度目の筒香との勝負。ヒット、2ベースと打たれているので菅野も意地になったのか何とか打ち取ろうという気迫は感じましたが、筒香はレフトスタンドに流し打ってソロHR。3塁打が出ればサイクルヒットという事態になりました。

 

結局、この試合3失点の全てが筒香が挙げたものです。

前カードのヤクルト戦から筒香は「神ってる」状態でしたので、

そこで敢えて真っ向勝負に挑んだことがよかったのかは個人的には疑問です。

ロペスが調子が今ひとつなのだから、無理に立ち向かわなくてよかったのではと思います。

結局菅野は7回2失点での降板。その後も勝ちパターンの継投を行って3失点ですので、この試合の敗因としては、4安打に終わった打線かと思います。

課題の1,2番が共に3三振ですので、このような試合結果になるのは、最近の巨人ではよくあることかと思います。

 

相手先発が打てなくても、DeNAの場合、中継ぎ以降に付け入る隙がありそうなので何とかなりそうな予感はあったのですが、同点止まりだったのが痛かったです。

ポイントは相手エラーで貰ったチャンスの8回表無死1,3塁で1点止まりだったこと。(1,2番が凡退してチェンジ)

11回表で2死から阿部がヒットを放つも坂本が1塁走者であったため得点に至らなかったこと(坂本盗塁or長野が進塁打を打っていれば)かと思います。

 

勝てないにしても負けなければいいかと考えていましたが、

12回裏の筒香の一発は想定外でした。外す球が制球ミスで内側に入ったのでしょうか。

個人的には、レギュラーシーズンでビジター観戦は来月に2試合を残すのみとなったので、シーズン全敗を回避すべく、来月の試合では勝利試合を見せてもらいたいものだと思いました。

 

では、また。