首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

6月18日(日)対マリーンズ@東京ドーム

個人的には、昨年5月の対ヤクルト戦延長12回裏での坂本逆転サヨナラ2ベースに匹敵するか、若しくは上回るレベルの劇的な2点差をひっくり返す亀井のサヨナラ3ランで試合が決着した試合でした。

 

今季初めて3塁側の2階席で観戦してみました。

普段は足を踏み入れないエリアですが、好奇心でどういう感じなのか観察目的も兼ねて、試してみることにしました。

3塁側でも巨人ファンはいることはいるのですが、

自分の座席の周囲は黒いユニフォームを身に着けたロッテファンに囲まれており、

アウェー感が強かったです。

 

延長12回表に勝ち越し点が2点入った際には、周囲のロッテファン同士が

ハイタッチを交わしていたので、若干いたたまれない雰囲気にはなりましたが、

お金を払って見に来ている以上は、どのような結果になろうとも

最後まで見届けることにしていますので、

12回裏まで残っていて本当に良かったです。

 

9回裏とかなら相手側の抑えが起用されるので得点は期待しにくいですが、

巨人側もマシソン・カミネロを2イニングづつ使い切っての延長12回で失点しましたので、ロッテ側も内、益田を使い切っていましたので、

12回裏でも同点に追いつくチャンスは残されていると感じていました。

実際に、先頭の辻に対して、大嶺祐投手は制球が定まらず四球出塁を許します。

続く寺内に対しても制球が乱れていましたので、粘れば四球出塁ではないかと思いましたが、打って出てサードゴロで1死2塁に。

坂本は同点HRかと思われましたが、フェンス直撃となる2ベースで先ず1点を返します。坂本が2塁に残りましたので、一打同点となりましたが、

4番・マギーに対して三打席連続となる敬遠で1死1、2塁に。

ロッテ側としては、8回裏の勝ち越し機と、10回裏のサヨナラ機に

共に凡退している亀井との勝負を選んだのですが、

打率3割なら3回に1回はヒットが出るので、確率的にも

3度目の勝負の場面なら、過去2度の凡退の汚名返上もあって、

今度こそ決めてくれるのではと期待して見守りましたが、

同点タイムリーどころか逆転してもお釣りがくる

ライトスタンドへの3ランを放って劇的な幕切れ、

相手にとっては天国から地獄、巨人にとっては地獄から天国のような気分の

ダイナミズムが凝縮されてたようなイニングとなりました。

 

阿部が原・前監督の記録と並び、追い越した2打席連続HRを放ち、

山本もタイムリーを放つなど、序盤で3点リードで3タテもらったかなと思っていましたが、勝ち投手の権利のかかる5回に先発・大竹はやはり乱れて1失点。

西村を挟んで、2点リードで8回のマシソンにつなぎましたが、

鈴木大地にまさかの同点2ランを浴びて振り出しとなり、

順調に行けば、2時間半程度で終わりそうな試合でしたが、

結局、4時間半近くまでの長い試合になりました。

 

ヤクルトが敗れたため交流戦最下位は免れ、

広島も敗れたためゲーム差は11.5まで縮まりました。

まだ距離はありますが、リーグ戦再開後は、

中日、ヤクルト、DeNAと比較的与しやすい相手との試合が続きますので、

今後の戦いぶりに期待したいです。

 

では、また。