首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

6月22日(金)対スワローズ@東京ドーム

先発・菅野に対して、相手先発は山田大ということで、ある種の不戦敗というか、
ヤクルトは敗戦覚悟で、ブキャナンやハフを菅野にぶつけてこないのだと試合前は思いました。
序盤で6-0と一方的なリードとなりましたので、普通の菅野であれば、
ワンサイドゲームで楽勝の展開でしたが、
今夜の菅野はかなり不調の菅野のようでした。
初回に1死満塁という先制のピンチを迎えます。
5番・雄平はファーストゴロで本塁封殺。次打者の坂口には相当ファールで粘られますが、2ゴロで無失点で切り抜けます。
菅野登板試合は20:30前後で終了するのが通常ですが、1回表だけで20分近くを要しましたので、いつもの菅野ではないことが初回時点で判明しました。
その裏、2週間前には当ブログで打てない・守れないと酷評したマギーが先制タイムリーを含む4安打の大活躍。守備機会でもヒット性の当たりを好捕するなど、
休養期間の効果があったのか、攻守に大活躍でした。
マギーだけでなく、長野も猛打賞、4打点の大活躍で勝利に貢献してくれました。

菅野は5回表こそ三者凡退に仕留めますが、それ以外のイニングは常に得点圏にランナーを置く苦しいピッチングで、4回表に西浦に2ランを浴びて4点差。
6回表は、連打を浴びて代打・荒木。追加点を取られると試合の流れを手放しかねない場面でしたが、三振に仕留めて6回を投げ切ります。

球数が125球でしたので、6回裏には代打が出されます。
7回表は澤村、8回表はマシソンでしたが、2死無走者からまさかの3連打となる、
代打・畠山の3ランを浴びて6-5と1点リードまで詰め寄られます。
流石に交流戦の最高勝率チームは伊達ではないなと思いましたが、
ドームでのヤクルト戦は何となく勝てるイメージがありましたので、
試合展開としては面白くなったと思いました。

直後の8回裏に坂本の2ランが飛び出て3点差に突き放します。
ロッテ戦では、2番打者が貧弱であったため得点機の坂本は悉く申告敬遠されていましたが、2番に陽を置く打順の組み替えが功を奏した場面だと思いました。

1点リードでカミネロだと、日曜の悪夢の再現再びの可能性があり得ましたが、
流石に3点リードなら、余裕だろうと安心して見守ることができました。

結局3時間半超の長い試合となりましたが、常にリードしている展開でありながらも、
終盤まで緊張感を保つ展開で、最後まで楽しめました。

明日は、山口俊とハフ投手ですが、
ドームで山口俊が勝てていないので、明日こそは白星を挙げてもらいたいものです。

では、また。