首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9月8日(金)対スワローズ@東京ドーム

勝って当然の試合をキチンと勝ち切るというのが難しいものだと感じた試合でした。

巨人の先発は既に14勝を挙げている菅野で、相手先発は得たいの知れない岩橋投手でした。

普通に考えれば、勝って当然の試合だと思いますが、

初物に弱い巨人ですので、広島戦の菅野や、先日のマイコラスと同様に

投手は抑えているのに打線は全く機能せず、0-1等で敗れるのではないかとの不安が、試合開始前からよぎっておりました。

 

実際、4回までヒットは長野の1本のみ。

球速も140kmにいかない投手相手に苦戦するとは、

やっぱり打線は不振なのだなと、腸が煮えくり返る思いで、

中盤まで見ていましたが、

2軍で対戦しているであろうことを期待されてのスタメン起用の

岡本が、5回裏にエラーで出塁。

小林が送って、菅野アウトの後、

陽が山田のエラーを誘う強いゴロで2死1、3塁のチャンスを作ります。

ここで、まともに機能するマギーがレフト線に2ベースを放って、

2点を先制!

先発・菅野を考えれば、この時点で勝利を確信しました。

 

続く、3番・坂本がヒットを打てば3点目も取れるところでしたが、

空振りするような球でないのに、空振り三振でチェンジ。

追加点を奪えませんでした。

 

坂本は、8回裏に辛うじてヒットを放ちますが、

かなり重症な様子。

今は不調ですが、CSでは打ちまくってくれるものと信じたいものです。

 

8回裏は、無死1、2塁のチャンスに阿部、村田が連続三振で好機を逸しかけますが、

長野・四球で満塁。

橋本到がショート内野安打、坂本の好走塁もあり2点を追加して4-0。

ほぼ勝利を揺るぎないものとします。

 

9回表は、坂本の捕球ミスでバレンティンの出塁を許し、

山田のヒットで無死1、3塁。

坂口併殺打の間に1失点を許し、菅野の完封勝利の夢は潰えました。

 

とはいえ、リベロをセンターフライに仕留めてゲームセット。

勝って当然の試合を勝ち切ることが出来ました。

 

裏で阪神DeNAに圧勝したので、3位とのゲーム差は1.0となりました。

 

明日の試合結果次第では並ぶことも十分可能なので、

先発・畠に期待したいです。

 

では、また。

9月2日(土)対ベイスターズ@横浜スタジアム

試合開始前の企画として「筒香選手から空振りを奪ってプロポーズする」という

出し物があり、バラエティ番組の一種のようなものなのかも知れませんが、

CS圏内に留まるか否かが懸かる緊迫した試合開始直前に、

このような企画を実施するベイスターズは随分余裕があるものだなと思いました。

 

企画の募集と実施日は随分前から決まっていて、

よもやギリギリの直接対決のタイミングになるとは想定していなかったのかも知れませんが、筒香選手はお約束で空振りして、

当該カップルのプロポーズとお約束の受諾というシーンが展開しましたが、

「主」は試合であって、出し物は「従」であるべきと考えますが、

この企画については、主従が逆転しており、筒香選手が演出の小道具の

地位に貶められており、試合開始前直前で緊張感を高めるべき時間帯に、

試合前の集中力を削ぐ方向での出し物に個人的には違和感を覚えました。

 

巨人主催試合でも、カツラ企画や、アイマスク企画等のおふざけ企画はありますが、

「主」は試合であるという一線は守られているかと思います。

出し物は試合を盛り上げるための演出であって、

試合そのものが背景に退くような企画は度を越しているのはないかと個人的には感じました。

大観衆の見ている前でプロポーズを成立させた当該カップルは幸福なのかも知れませんが、選手への影響はどうなのかなと疑問に思いました。

 

実際に、主催側のベイスターズには集中力の欠如の影響が出たのか、

先発・石田は6四球、中継ぎ投手陣も合わせて4四球を献上してくれました。

 

試合を通じて、ヒットこそ4本止まりでしたが、四球をヒットに換算すれば、

14安打ということですので、本来であれば大差で楽に勝てた試合だったかと思いました。

4回表に二死満塁のチャンスで、石川がライトファールフライでチェンジ。

6回表に1死満塁で長野空振り三振。

亀井の打席でワイルドピッチで1点を追加しますが、

小林サードゴロでチェンジ。

7回表に阿部タイムリー2ベースで3点目を挙げた後、なお2死満塁で長野・ショートゴロでチェンジ。

 

これらの3度の満塁機でいずれも無得点だったことが響いたかと思います。

試合には勝利したので結果は変わりませんが、

いずれかの場面で一打が出ていれば余裕の展開だったかと思います。

 

巨人の先発・畠は、3回裏に筒香にタイムリーを浴びて先制を許しますが、

その後は、わずか1安打にとどめて7回を投げ切ります。

 

8回は昨夜の登板のないマシソンかと思いきや、何故か西村が連夜の登板。

先頭打者・乙坂に内野安打を許し嫌なムードが漂いかけましたが、

次打者・倉本が併殺打を打ってくれたため火を消し止めることが出来ました。

 

9回裏もカミネロが筒香、ロペスを連続四球で1死1、2塁のピンチを作りますが、

後続を断ってゲームセット。

 

カード連勝、チームとして4連勝でゲーム差を0.5としました。

 

明日にマイコラスで勝てれば順位が入れ替わりますが、

どうなるでしょうか。

 

期待して見守りたいと思います。

 

では、また。

8月31日(木)対カープ@東京ドーム

この3連戦、全て現地観戦させていただいた立場から申し上げさせていただくと、

カープの呪縛が徐々に解けていった3連戦だったかと思いました。

 

初戦こそ客観的に評価すれば勝ち試合なのに、好機で一打が出ずに敗戦。

二戦目も初回に大敗の淵まで行きかけましたが、

その後立ち直り、今季本拠地で初勝利。

そして今夜の3戦目は、正直申し上げて相手チームはヤクルトか中日ではないかと

思うほどの反発力の無さで、

序盤の3点リードでそのまま逃げ切り勝利することができました。

 

先発・田口の出来が良かったのかも知れませんが、

広島・磯村の出会い頭のソロHRのみの1失点であり、

5回までは僅か1安打で投げ切ります。

7回を通じて被安打4であり、

8回も投げるのかと思いきや、

7回裏に代打・石川が送られて降板。

 

3連戦で3連投となるマシソンが登板しましたが、

ヒット、四球で2死1、2塁というこの試合で

初めてのピンチを迎えます。

打順は2番・菊池でしたが、代打が岩本がコールされました。

 

個人的には菊池がそのままの方が怖かったです。

昨年8月7日の9回2死からの同点ソロ、

8月下旬の9回2死からの同点内野安打など

菊池は土壇場で試合をひっくり返しかねないプレーをするからです。

この場面、仮に岩本に打たれて同点となっても、

菊池の守備機会は失われるわけなので、

ホーム側の巨人としては有利だと思いました。

実際、この試合、菊池の守備により阿部と村田のヒットがアウトになっていたからです。

試合の行方を左右しかねない岩本の打席でしたが、サードゴロでチェンジ。

2点リードということもあり、ほぼ勝利をイメージできました。

 

9回表は昨夜に引き続いてカミネロが登板。

新井にヒットを許し三者凡退というわけにはいきませんでしたが、

エルドレッドを空振り三振に仕留めてゲームセット。

前夜は新井を空振り三振でしたので、ゲームの締めとしては絵になる締め方だと思いました。

 

カープの呪縛というか、終盤に逆転されるのではというコンプレックス的なものがあったかと思いますが、鈴木誠也が離脱したことで、今季前半で生じたような事態は生じにくくなったかと思います。

 

実際、2017年巨人の本来の姿は、7月12日以降の2番・マギー打線であり、

広島に3タテを喰らったのは、いずれも4月と5月のドームの試合であり、

いわば本来の2017年巨人ではない状態で戦った結果にすぎず、

2017年本来の戦いぶりは、この3連戦において現れているかと思います。

 

そして、ポストシーズンは、この試合の延長上に思い描くことが可能ですので、

もはやカープの呪縛が解けた以上、

CSを通しての日本シリーズ進出も決して夢物語ではないかと思います。

 

カープ阪神とのゲーム差も今夜で5.5となりましたので、

リーグ優勝チームもどこであると確定的には言えない状況にあるかと思います。

明日から勝負の9月ですので、4本柱を中心に勝てる試合は確実にものにしていってもらいたいものです。

 

では、また。

8月30日(水)対カープ@東京ドーム

今季ドームでようやくカープに勝利することができました。

 

試合前の予想では先発・宮國なので普通にやれば敗戦かなと思いましたが、

結果は勝利し、

昨夜はマイコラスなので普通にやれば勝つかなと思いましたが敗戦でしたので、

想定と実際は食い違うというところが面白いところです。

 

3時間超の試合で両チーム共に12安打を放ち、

最後の最後まで結果がどう転ぶかわからない展開でしたが、

見どころ満載の充実した試合だったかと思います。

 

1回表、先発・宮國が追い込みながらも田中にフェンス直撃2ベースを浴びて、

無死2塁。菊池の送りバントは内野安打になり、無死1、3塁。

いきなり失点の場面が訪れます。

丸の打球はセンター前に抜けそうな当たりでしたがマギーが好捕して2塁封殺。

松山ヒット、安部ヒットで1死満塁となりエルドレッドを迎えます。

個人的には、満塁弾を浴びて5失点となり、1回表で実質試合終了のシーンが

頭を駆け巡りましたが、ベース付近にバウンドする球をハーフスイング判定で三振となり、一命を取り留めます。

続く西川には昨夜に決勝2ランを浴びていたので、嫌な感じでしたが、

こちらも粘られながらも三振に仕留めてチェンジ。

大量失点になりかねない場面を1点で切り抜けられたので、

逆にビハインド展開であっても「今夜はいけるかも」という予感がしました。

 

昨夜は1点リードでしたが、無死2、3塁の絶好機に初球を坂本ファールフライで、

「今夜はダメかも」と思いましたが、真逆な感じになりました。

 

立ち上がりが不安定だった宮國でしたが、2回表は三者凡退に仕留めて、

流れをつくると、

2回裏に、村田、亀井、小林のヒットで1死満塁のチャンス。

宮國は見逃し三振で陽と勝負かなと思いきや、

初球をいきなり叩いてレフト前タイムリー!同点に追いつきます。

続く陽の打球は強烈なサードゴロで併殺チェンジとなりかねないところでしたが、

2塁送球が逸れて1塁はセーフ。勝ち越しに成功します。

更にマギーがヒットで3点目。

尚も1、2塁でしたが、坂本は凡退でチェンジ。

この試合3度も走者のいる場面で坂本に打席が回りますが、

いずれも凡退だったのは気になるところです。

 

特に5回裏、先頭・マギー2ベースで無死2塁。

昨夜の無死2、3塁の凡退を反省しているのであれば、

右方向へ進塁打を打つのだろうと思ってましたが、ピッチャーライナーで走者動けず。

続く阿部のセンター方向へのショートゴロで1点入っていただけに、

この回が無得点で終わっていれば、流れを手渡しかねない場面でした。

しかし、5番・村田が2死からレフト前タイムリーでマギーを還して追加点、5点目を挙げます。

 

4回裏には小林の今季第1号がありましたので、

流れ的には巨人の勝ち試合だったかと思いますが、

5回表、簡単に2死を取ったところから連打を浴びて、

先発・宮國は降板します。

左の松山ということで山口鉄が起用されますが、

このところ出てきても抑えたイメージがないので不安視していましたが、

案の定2ストライクに追い込みながらもライト前にタイムリーを打たれて降板。

明白に状態がよくないので、中川を起用した方がましなのではと思いました。

代打・新井となったので、右の田原にスイッチ。

なんとか追加点を防ぎます。

 

田原は6回表も三者凡退に仕留めて、結局は勝利投手となります。

 

7回表は、西村が登板しますが、昨夜も投げているため連投となったためか、

相当に状態が悪く、いきなりヒット、四球で無死1、2塁。

今季広島戦はリードしていても7回以降にひっくり返されることが

多かったので悪夢再びかと思いましたが、

菊池のサードゴロを、あわやトリプルプレーの村田の好守備で併殺に仕留めて、

2死1塁に。普通は、この後抑えるでしょうというところですが、

ヒット、四球で2死満塁になります。

 

ここでマシソンにスイッチ。2ストライクまで早めに追い込んだので、

切り抜けたかなと思いきや、まさかの2ベースを打たれて1点差にまで

追い込まれます。

エルドレッドに勝ち越し2ランを浴びるシーンもよぎりましたが、

初球に手を出してくれて、ファーストゴロでチェンジ。

辛くもリードを保ちます。

 

7回裏に陽2ベース、マギー四球で1死1、2塁の絶好の追加点チャンスを形成しますが、坂本、阿部が凡退でチェンジ。

 

8回表はマシソンがヒットを許すも代走・野間の飛び出しもあり、3人でチェンジ。

流れを呼び込むと、

8回裏に、ヒット、パスボール、四球で作った2死1、3塁のチャンスに、

途中から守備で入っていた橋本がライトフェンス直撃2ベースで貴重な追加点を挙げて

6-4と2点差にします。

 

1点差でカミネロだと、どうかなという感じですが、2点差ならなんとかなるかなと思いました。

実際に9回表は、カミネロの1塁ベースへの踏み込みが遅れて内野安打となり先頭打者・田中の出塁を許し、菊池サードゴロ、2塁封殺で1死1塁。

丸の打球はセカンドゴロで併殺チェンジゲームセットと思いきや、

名手・寺内の処理ミスで1死1、2塁となり、一発が出れば逆転の場面を迎えます。

しかし、松山はセカンド後方へのライナーで2アウト。

土壇場で新井を迎えますが、フルカウントまでもつれますが、

最後は空振り三振!

 

ようやく歓喜の時を迎えることができました。

 

周囲の方々からはハイタッチではなく、握手を求められ、

喜びを分かちあうことができました。

 

台風で横浜の試合は雨天中止の可能性も出てきましたので、

今週の残り試合は田口、菅野、畠の主力先発投手で勝負できそうです。

 

明日の田口で、連勝といきたいですね。

 

では、また。

8月29日(火)対カープ@東京ドーム

1-2での惜敗でしたが、正直余り悔しくありません。

昨年のように優勝争いをしているのであれば別でしょうが、

現在の巨人はCS進出そしてポストシーズンを勝ち抜いての日本シリーズ進出が現実目標であるかと思いますので、

目先の勝敗云々よりも、ポストシーズンにおいて、マイコラスが広島打線に通用するかの検証の目的の方が優先されるかと思います。

 

結果的には、本日のマイコラス-野村のマッチアップであれば、

10回やれば8回は勝てるという感触を得ることができました。

 

本日の試合結果自体は、西川の出会い頭の一発で逆転されてしまいましたが、

序盤から、再三の得点機は巨人が形成していた一方、

広島側に好機はほぼありませんでした。

 

試合結果としては、例外的な10回中2回程度の結果が偶々表れたに過ぎないので、

CSで同様の顔合わせで対戦した場合には、

8割方勝てる目算が立ったかと思います。

 

2回裏に村田の先制HRで1点をリードしても、

亀井、長野で得点機を形成。

3回裏には、陽・四球、マギーのフェンス直撃2ベースで

無死2、3塁の絶好の得点機。

ここで坂本が初球に手を出してファールフライで簡単にアウトを献上したことが、

今夜の敗戦につながったとは思いますが、

客観的に観察すれば、内野ゴロでも1点のシフトでしたので、

冷静に打てる球を待って、ゴロを打てるように

ポストシーズンに向けて今夜の失敗を糧にしてもらいたいです。

 

4回にも先頭・亀井ヒット、8番・小林ヒットで、

1死1、3塁の追加点のシーンがありましたが、無得点。

 

5回裏にも阿部ヒット、村田四球で1,2塁。

 

6回裏にも長野のあわやHRのヒット、陽・四球で1、2塁と

再三の得点機はありましたが、偶々無得点に終わっただけですので、

同様の場面が10回あれば、8回は得点できていたかと思います。

 

一方の広島側は、出会い頭の一発を除けば、

マイコラス相手に得点を得る気配がありませんでしたので、

ポストシーズンへ向けた検証という観点では、

良かったかと思います。

 

今季は本拠地ドームでは、広島相手に勝利していませんので、

明日、明後日については、

勝敗にこだわって意地を見せてもらいたいです。

 

では、また。

8月27日(日)対タイガース@東京ドーム

7回表までは手に汗握るような投手戦でした。

先発・畠は、7回表まで、被安打1、11奪三振という

このカードに限っては先発3本柱の田口よりは、

遥かに上回る危なげない相手を寄せ付けないピッチングでした。

前日もルーキーの谷岡の先発でしたが、同じルーキーでも

2位と3位とでは次元が異なる違いのように感じました。

 

一方、相手先発は藤浪でしたが、四死球を連発してくれるものと期待していましたが、

意外と制球良く三振を次々と奪っていましたので、

回復したのかも知れません。

 

しかし、7回裏に1死後、村田にこの試合初めて死球を与えると、

代走・重信が盗塁を決めて1死2塁。

亀井が右中間を破る2ベースで先制します。

続く長野にも四球を与えて藤浪は降板。

2番手桑原にスイッチしますが、

小林のスクイズのような送りバントのような打球が上手く野手の間を転がって、

内野安打となり2点目。

精彩を欠いていた代打・脇谷がヒットでつなぎ、1死満塁。

藤浪にはサッパリだった陽が、センター前に2点タイムリーで4-0になり、

更にマギーのセカンドゴロの打球でしたが、

2塁走者・脇谷のとんでもない好走塁で野選を誘い5点目。

このシーン、個人的には感動しました。

 

坂本は四球を選んで更に満塁。

阿部の一打は外野まで飛びましたが犠牲フライとなり6点目。

この回打者11人目となる代走・重信が打席に入りようやくチェンジ。

打者一巡を超える攻撃で試合の趨勢を決定づけました。

 

明日は休みということもあり、6点リードでも

マシソン、カミネロを惜しげもなく投入してゲームセット。

2位阪神とのゲーム差を6としました。

 

たらればですが、昨夜は菅野が登板していれば、ゲーム差4にできたのではないかと思います。

 

CS進出という点では、2位も3位も同じなのかも知れませんが、

個人的にはドームで試合が観られれるので2位になってもらいたいものです。

 

火曜からの広島戦ですが、

マイコラスは確定として、その後の2人はどうなるのでしょうか。

 

高木と宮國、大竹辺りの起用なのでしょうか。

それとも谷岡のような抜擢登板となるのでしょうか。

内海の登板はないのは確かですが、

期待と不安を抱えて見守りたいと思います。

 

では、また。

8月25日(金)対タイガース@東京ドーム

本日は諸般の事情により開場前にドームに到着。

開場と同時に入場というのは、交流戦での千葉マリンと、

地方球場主催試合の時の宇都宮清原球場と、

楽天戦を見に行ったときの宮城球場と個人的には過去3回しかありませんが、

ドームでは初めてです。

 

既にそれなりに行列ができていましたので、スムーズに入場するのであれば、

同時ではなく、20分程度間を置いてのほうがよいかと思いました。

 

試合開始前にバッテリーが発表されましたが、捕手が小林ではなく、

宇佐見とのこと。期待と共に一抹の不安を覚えました。

攻撃面では申し分ないが、ディフェンス面ではどうなのかと。

 

実際に、田口は初回に福留にタイムリーを浴びて1点を失い先制を許すと、

続く2回にも、連打を浴び、挙句にはバント2度失敗して仕方なく強攻策となった、

相手投手・青柳にタイムリー2ベースを浴びます。

打順は1番に還って、俊介に2打席連続となるヒットを打たれて更に失点。

計3失点となりました。

 

捕手が小林ではなく宇佐見なのでこうなったのか、単純に田口の状態の問題なのか不明ですが、いつもの田口らしくないように感じました。

 

3回にも先頭打者・糸井を阿部の好捕がありながらも、

ベースを踏むタイミングが遅く内野安打としてしまい、

3イニング連続で先頭打者の出塁を許しているので、

一方的な展開になってしまうのかと暗澹たる気分になりかけましたが、

意外とその後は立ち直り、6回まで投げ切って追加点を許しませんでした。

 

一方、攻撃陣ですが、初回に阪神と同様に2死3塁から4番・阿部のタイムリーで

即座に同点にします。

2回以降は2点ビハインドで推移しますが、相手先発の球威が落ちる

3巡目以降に打ち崩す傾向があるので、2点差ならなんとかなると思っていたところ、

5回裏に先頭の橋本がヒットで出塁。

そして、この試合のハイライトの一つかと思いますが、宇佐見がライトスタンドへの同点2ランを放ち試合を振り出しに戻します。

 

先週金曜も延長でサヨナラ2ランを放っていますので、1週間で2発放ったことになります。毎試合出場しているわけでもないのに、既に2発というのは、

仮に小林並に出場していたと想定した場合には、単純計算でいくとマギーや阿部以上に

打つことになるのではないでしょうか。

田口、陽が倒れて2死無走者となりますが、マギー・ヒット、坂本・四球で塁を埋めると、相手先発・青柳は降板し、左の岩崎にスイッチ。

しかし、阿部はこの日3本目のヒットとなる2度目のタイムリーを放ち勝ち越しに成功します。

スタンドから見ている限りでは、ホームベースのかなり手前で走者マギーがタッチされたように見えましので、「あ~アウトか」と思いきや判定はセーフ。

上手くタッチをかわしていたのでしょうか。

 

その後も、村田、亀井の連続タイムリーで更に2点を追加し、

打者一巡となる攻撃で、6-3と一挙にダブルスコアに逆転を果たしました。

 

気分的にはここでひと段落して、7回・西村、8回・マシソン、9回・カミネロの

勝ちパターン継投で危なげなくリードをそのままキープして試合終了。

2位阪神とのゲーム差を一つ縮めて6とすることができました。

 

残り2試合は、菅野・畠で取って、4までいけるかなと皮算用していましたが、

試合途中で発表された予告先発は、菅野ではなくて谷岡とのこと。

先週のDeNA戦で1塁ベースを踏んだ際に痛めた影響なのでしょうか。

 

菅野が長期離脱となれば、ポストシーズンの皮算用も大きく違ってくるかと思います。

 

軽傷であること、あるいは戦略的にローテを再編した結果であると考えたいです。

 

では、また。