首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9回裏2死からの丸2ランで完封阻止以外は見所の乏しい試合

阪神先発・秋山の前に完封負け寸前までいきましたが、
あと一人の場面から丸が初球を捕らえてライトスタンドへの2ラン!
完封負けを阻止するとともに、複数得点となりました。

試合後は藤川のグラウンド登場セレモニーがありましたが、
藤川の登板機会が生じるように、
敢えて大量ビハインドゲームにでもしたのでしょうか。

ドームではアルコール禁止ですので、
自宅でビールを飲んだら眠くなり、
陽川の2ラン時のアナウンサーの声で目が覚めました。

今夜のヤクルト-中日戦でヤクルトを応援したいと思います。

では、また。

采配上不可解なところはなかった敗戦 しかしM4(?)

最近は胴上げ日程調整のために、わざとやっているのではと疑問に感じるような采配がいくつかありましたが、本日の試合については、巨人・菅野、阪神・高橋遥 両投手による投手戦。
少ないチャンスを代打・原口選手に決められてしまい敗戦。
疑問を感じるような不可解な采配はありませんでしたので、
そのような観点では納得のいきやすい敗戦でした。

菅野は4回以降7回まで、いずれも先頭打者の出塁を許すなど、
ピンチは巨人の方が多かったかと思います。
阪神打線は1、2番を除いては全体に低調でしたので最小失点で抑えることが出来ていましたが、代打・糸井四球後の代打・原口が誤算でした。
1塁が空いていたので糸井に歩かせ気味に対応していましたが、
糸井勝負の方が打ち取れる可能性は高かったかもしれません。、

個人的には代打・原口が出されれば、先発・高橋遥が交代になるので、
終盤は有利と考えていましたが、阪神の勝ちパターン継投は攻略が困難でした。
同点止まりであれば、もう少しなんとかなったかも知れませんが、
エドワーズ、岩崎、スアレスの3人には通用しませんでした。

先日の神宮でも、清水、マクガフ、石山の3人に抑えられてしまったので、
勝ちパターン継投に持ち込まれる前にリードを作ることが、
最近の停滞傾向の打線を考えると必要なようです。

7月の頃は試合終盤でも相手の勝ちパターン継投を崩して逆転勝利という試合がいくつかありましたが、シーズン終盤を迎え、ゴールが目の前に近づいているということもあり、試合の諦めが早くなっているように感じます。
(Vは時間の問題なので、無理して今日の試合で勝つ必要もないだろう的な)

現時点で神宮ではヤクルトが6回時点で5点リードしていますので、
このまま推移すればM4

ラミレス監督退任でDeNAの戦意が喪失しているかも知れないので、
無抵抗なベイを相手にハマスタで決まることになるのでしょうか。

今日、明日はヤクルトを応援したいと思います。

では、また。

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ノーモア・デラロサ 当面の抑えは田口(?)

阪神マルテの1イニング3エラーを含む4エラー。チームとして5エラーも献上してくれた試合。好投手・西から5得点を奪って5回KOしたにもかかわらず、まさかの逆転負けを喰らいそうな場面にまで至りました。

先発・今村が7回まで1失点の好投も、8回で体力が落ちたのか2失点してイニング途中降板。高梨が火消しをして、2点リードでデラロサなら無難に勝てるだろうと思いましたが、審判との相性もあるのか見た目にはストライク球でしたがボール判定が続いて、
四球、ヒット、ヒットで1失点して降板。

火曜の神宮と同じように大江が出てくるのかと思いきや、田口がマウンドへ。
代打・糸井をフルカウントまで粘られるものの見逃し三振に仕留め。
代打・植田にもボール先行するもライトフライに仕留めて事なきを得ました。

デラロサ劇場は本当にコリゴリです。

中川・大竹が戻ってくれば、また話は違ってくるかもしれませんが、
当面の間は、抑え田口でいいのではないでしょうか。

簡単に四球で走者を許す投手は毎回ハラハラさせられるので大迷惑です。

デラロサはセットアッパーに降格すべきと考えます。

中日が勝利したため最短Vは27日のハマスタとなりました。
やはり2年連続ハマスタ胴上げとなるのでしょうか。

流石に来週のドーム・ヤクルト戦までの引き延ばしはないようにも思われます。

では、また。

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岡本の2冠復帰弾で底を脱した感のある試合

前夜はヤクルトのこれしかない勝ち方(=勝ちパターン継投での逃げ切り)にやられてしまいましたが、逆にいえば中盤までにリードを確保すれば負けパターン投手しか出てこないので、序盤、中盤までに如何にリードするかがポイントとなります。

この試合は、そのような観点で理想的な展開。
初回に四球連発の吉田喜を追い詰めて満塁のチャンスを作りますが、
ウィーラーの押し出し1点のみ。
次打者の田中俊の当たりはよかったですが青木に捕られてしまいました。

しかし、3回 先頭打者の松原がライトスタンドへソロHRで2点目。
坂本がヒットで続いた後、岡本に久々の一発。
バックスクリーンを直撃する大きな当たりでリードは4点に、先発・吉田喜はKOとなります。
以降は、プロ初先発となる金久保投手等、余り名前を聞かない投手に無得点に抑えられますが、7回に坂本、岡本の連続タイムリー、丸にもヒットが出る3連打でダメを押し、
主力はお役御免となり、終盤は控え野手中心となりました。

若手育成機会提供はこのような形なら納得です。
石川投手に抑えられた試合のようにスタメンで控え起用をすると、
相手チームへの威圧感が低減しますので、中盤までにリードすることがポイントなのに、得点期待値が高まりません。

ヤクルト山田が不調なのに、初戦の田中豊が押し出し四球を与えてしまうのも
相手への威圧感の有無だったかと思います。

本拠地胴上げは困難な状況となりましたが、
威圧感のあるスタメン起用だけは継続してもらいたいと思います。

では、また。

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V引延し作戦継続中~ヤクルトさんへの感謝の試合

前夜は1塁側に空席が目立ちましたが、この試合は防寒に役立つボアパーカープレゼント試合ということもあり、見た目には満席のように見えました。

試合内容としては、
石川投手に今季2勝目を献上し、相手4番・村上選手に逆転2ランを献上した上に、
打点王で岡本に並ばせるという、ヤクルトファンにとっては満足度の高いものになりました。

今季これまでお世話になったヤクルトへの細やかな恩返しの試合と理解しました。

理由は、スタメンに北村を起用し、
9回裏の2死2、3塁、一打逆転の場面でも代打を起用せず、
チャンスに弱い若林をそのまま打席に立たせたからです。

中島、ウィーラーがベンチに残っているにもかかわらず、
スタメン起用はおろか、代打でも使わない。

公式戦を使った若手選手育成機会提供目的の試合としてしか、
理解しかねます。

本気で戦って負けるなら悔しいですが、
出せるカードは切らずに、白星を献上するというのは、
引退投手の登板時に打者が空振り三振するような儀礼的行為です。

Vは時間の問題なので、いずれその時が来るまでは、
しばらく儀礼的行為が続くのかも知れません。

では、また。

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3塁側が密 1塁側が疎だった試合 M7足踏み

ヤクルトのホームゲームでしたが、ホーム側のスタンドがかなり空いているように見えました。
秋風の吹く季節ということ、順位がほぼ確定しているということ、
声を出しての応援は出来ないこと等もあって、
余り観戦気分が高まらないのかも知れません。

一方、ビジター側の3塁側は、スタンド、コンコース共に、相応に人がいたように思います。
売店もトイレも行列になってましたし、通路ではよけながら通り過ぎる感じで、
昨年までと近い状態になっていました。

胴上げ可能性のあった試合だったので事前にチケット手配していた人が多かったのでしょう。

雨もなく風も強くはありませんでしたが、10月下旬ですので、
それなりに寒さ対策が必要です。

試合の方も気候に応じて、寂しい感じの結果となりました。
両チームとも最小得点での引分け。

9回2死からの押し出し四球で同点に追いつかれたところが痛かったです。

本当の消化試合になる前に緊迫感のある場面で登板する経験を積ませたかったのでしょうか。
先週くらいから敢えての胴上げ引き延ばし作戦が遂行されているようにも思えます。

シーズンでの観客動員増のためには優勝決定は引き延ばせるだけ引き延ばした方が有利ですので、そのような考えなのであれば、どうせなら11月上旬のドーム最終戦くらいまで引き延ばしてはいかがかと思いました。

では、また。

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接戦を無に帰する桜井俊貴の破壊力

ここ数年のハマスタは3塁側でもベイファンの姿が多く、体感的には7~8割がベイファンという印象でしたが、この試合に限っては、実質的消化試合という背景もあったためか、3塁側については6~7割が巨人ファンで占められていたようにも見えました。
5、6年前の頃の状況に戻ったかのような雰囲気がありました。

試合の方は7回表終了時点で5点リードでしたので、どう転んでも勝ちだろうと
甘くみていましたが、先発・畠が一死も取れずに降板。
高梨が満塁弾を献上して、一挙6失点で逆転を許しますが、
1点差ならまだわからないと期待感を持って見守っていたものの、
桜井投手が2死無走者から、お決まりの失点。
しかも4失点と野手陣も観客もやる気を失わせるような大失態。
登板するたびに、2死無走者から失点します。

澤村と同様に他球団での活躍の道を探した方がいいのではないでしょうか。
先発投手不足で困っている球団もあるかも知れません。

最短Vは23日となりましたので、
神宮での胴上げはなくなりましたね。

しかし、更にモタモタすると2年連続でのハマスタ胴上げとなる可能性もあります。
ヤクルト戦からは気合を入れ直してもらいたいものです。

では、また。

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