首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

8月9日(水)対タイガース@東京ドーム

9回表の福留の3ベースは、3ベースに値するほどの当たりであったのかは、甚だ疑問である。

ワンバウンドで捕球すればシングル止まりで1死1、2塁で済んだところを、

ライト・橋本の不可解なスタンドプレーで同点に追いつかれるのみならず、

逆転のチャンスを相手に与え、続くロジャースに犠牲フライを打ち上げられて、

土壇場でひっくり返されるという後味の悪い敗戦となった。

 

橋本のスタンドプレーは今に始まったことではなく、

2014年のCSでも本塁送球しても無理なのに自らの肩の強さを顕示すべく、

意味のない本塁送球を行い、打者走者を2進させ失点を広げるという過ちを犯している。結局、CS4連敗でリーグ優勝しながら日本シリーズに進出できなかった切っ掛けとなる凡プレーを行ったのも、今夜と変わらず橋本であった。

 

一流になれない、1.5流止まりの選手というのは、

試合の全体の流れを把握せずに目前のプレーだけに拘ってしまう。

大田、橋本、中井等の選手に顕著に見受けられる。

 

抑え失敗のカミネロは、先週金曜日のドラゴンズ戦延長10回で失点するのも合わせれば、この1週間以内で2度の失敗である。

 

7回裏にマギーの走者一掃逆転3点2ベースで1点リードした8回表に西村が登板したので、9回表はマシソンなのかと期待したが、カミネロだったので一抹の不安を覚えた。

カミネロは球速はあるかもしれないが、制球がアバウトなので、

結果オーライで抑えてきた感が否めない。

 

7月1日の桑原に逆転満塁弾を浴びて以降、個人的にはカミネロ抑え不適格説を唱えてきたのだが、これだけ失敗が続いてる以上、

守護神交代を検討の俎上に乗せるべきではないか。

 

今夜も試合途中で、捕手・小林に代えて宇佐見を起用しているのであるから、

守護神についても切り替えを検討すべきである。

 

阪神打線は注意すべき選手は、実質的には3番・福留と、4番・ロジャースだけなのに、むざむざ勝負にいって、打たれるのも不可解である。

(5失点中4失点が、この2選手による)

 

四球で勝負を避けていれば、このような結果にはならなかったのではないだろうか。

 

明日は相手がメッセンジャーで、こちらは内海なので、

普通に考えれば分が悪いが、阿部の1試合4安打を含めて、

今夜の失態を取り返す、健闘を期待したいものです。

 

では、また。