首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

5月12日(日)対スワローズ@東京ドーム

山田、青木、バレンティン不在の1.5軍のヤクルト相手に勝って当然の試合でしたが、まさかの敗戦となりました。

試合前から普通にやれば勝って当然、試合を盛り上げるために
敢えて相手にリードをさせるのかなと訝っていましたが、
結局、初回の亀井の犠牲フライによる1得点のみ。

その後は、鳴かず飛ばずで無得点。
9回表に致命的な4失点目となり、
1-4でカード負け越しとなりました。

先日の10連敗中のDeNAに白星を献上したり、
主力の離脱で1.5~1.7軍レベルのヤクルトに白星を献上するなど、
球界の盟主として、自軍の勝利よりもリーグの盛り上げを考えているということがよくわかりました。

昨夜も9回2死から敢えて田中俊でなく、マルティネスを起用したり、
敢えてスタメン1番に重信を起用する当たりに、
目先の勝敗よりもペナント全体を見据えての戦力の見極めの方に主眼があるのだろうということがわかります。

4月の月間MVP候補の山口俊を3イニングで降板させたということも、
本日の勝敗よりも、中継ぎ陣のお試しの要素が強かったかと思います。

実際、高木京介は良かったですし、田口も3イニングで1失点とまずまずの投球でした。中継ぎ陣が弱いと先月は言われていましたが、整備されつつあるかと思います。

敗因は、金曜日の試合で19得点したためか、慢心した打線の方かと思います。
初回の坂本のヒットの後、6回の田中俊まで無安打でしたので、
相手投手のレベルを考えればあり得ない展開です。

チャンスで2度の見逃し三振に倒れた山本や、
1番打者として全く機能しなかった重信は、罰金レベルかと思いました。

マルティネスは期待があるのかも知れませんが、
全く機能しませんので、ゲレーロなりビヤヌエバあたりと早々に入れ替えてもらいたいと思いました。

負けても首位は変わらないので、
相手の1.5軍レベルに合わせて巨人も敢えて1.5軍レベルで試合したのかなと思った試合でした。

週明けの3位タイガースに連勝して無敗記録を更新してもらいたいものです。

では、また。