首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9月7日(土)対スワローズ@神宮球場

週末の神宮での試合は、3月のオープン戦以来でしたので、ほぼ半年ぶりでしたが、
駐輪場として長年利用していた砂利道の空きスペースが、すっかり舗装され立ち入り禁止状態になっていたので衝撃を受けました。
オリンピックを1年後に控えて周辺エリアも再整備されていた模様です。
砂利道だった部分が舗装されているので変だなと最初感じたのですが、以前には無かったマンション的な建物が立ちその周辺エリアも整備されたものと推察します。
仕方ないので代替駐輪場を見出しましたが、使い慣れたエリアから締め出された気分になり残念でした。

球場に向かう前に自宅のスカパーで中日戦と広島戦を見ていましたが、
両チームとも序盤に下位チームが7得点を挙げてくれましたので、
さりげなくアシストしてくれているものと感じて、今夜の試合はなんとしても落とせないと思いました。

日曜は台風が接近してくるため中止が濃厚なので、週明け火曜からのDeNA直接対決前に連敗ストップさせるには今夜勝つしかないという状況となりましたので、
山口に最多勝タイとなる勝ち星をつけると共に、久々のチームとしての勝利を手にしてもらいたいと思い球場に向かいました。

初回に亀井、坂本の連続2ベース&ワイルドピッチで早々に2点を先制し、
3回にも坂本ソロで3点リードしましたので、山口・先発なのだから、どう転んでも勝ちでしょうと高を括っていましたが、
まさかの3回裏にブキャナンのバント安打を皮切りに4連打を浴びて3失点。
試合は振り出しに戻りました。

元々、17時試合開始と1時間早めでしたが、試合が振り出しに戻ったのも18時頃でしたので、普段通りに再スタートと考えればよいと思ったところ、
ブキャナンから交代した大下からゲレーロがHRを放ち、同点に追いつかれた直後に再びリード。田中俊のソロもあって2点リード。
普通にやれば勝利間違いナシと思いましたが、何故か6回2死2塁から田口にスイッチ。
連投している田口に何故代えるのか、かなり疑問に思いましたが、代打・川端にタイムリーを浴びて1点差まで迫られます。

一昨日の中日戦でも8回に逆転されたので1点リードでは厳しいと思っていましたが、
7回表に亀井、坂本の連打で作った無死2、3塁の絶好の得点機に、
最近は当たりの止まっていた丸が、2点タイムリーをレフト前に運びます。
3点リードで終盤なら連敗ストップ確実と思いましたが、更に走者を溜めて満塁から、
重信の走者一掃の3点2ベースが出て、一挙に6点リード。
どう転んでも、連敗ストップ間違いナシと思いました。

それでも8回裏に高木が2失点。9回裏にはデラロサが1死1、2塁とピンチを迎えますが、いずれも併殺で切り抜けてゲームセット。

ようやく悪夢の連敗は6でストップすることができました。

明日は試合はないでしょうから2連休となります。

火曜からのDeNAとの直接対決に備えて、
十分に休養してもらいたいものです。

では、また。

9月5日(木)対ドラゴンズ@東京ドーム

試合途中でDeNAが6点ビハインドであると知って、
今夜の試合は勝ってもいいが、負けても特に痛くもないと思いました。
残り試合が20試合を切った状況においては、自軍が勝つことと、2位チームが敗れることは、効果的に同じなので、仮に負けても1歩前進。勝った場合には2歩前進となりますが、余り前進してしまうと早々に優勝が決定してしまい残り試合が消化試合となることになります。

27日のドーム最終戦まで先行してチケット手配してありますので、
究極の理想的には最終戦の直接対決で勝って優勝決定というのがありますが、
流石にそれはリスクが高すぎますので、それ以前の段階で決めてもらいたいとは思っています。

個人的には今夜の敗因は、若林選手かと思いました。
直接的には8回表の先頭打者のサードライナーを捕球できなかったことが逆転劇につながったということはもちろんですが、
初回の2死満塁の絶好の得点機に初球を打ち上げて無得点に終わったところです。

先週のカープ戦の初戦でも1死2、3塁の絶好機に初球をファールフライを打って、
無得点に終わりました。

試合状況、相手投手の心理状態(=満塁で制球が定まらないのだから押し出しのリスクもある)を全く考慮することなく、初球に手を出して相手を助けるという、
試合の流れを考慮できない視野の狭いプレースタイルに、本当に呆れます。

7番・山下選手でしたが、6番の若林と打順を変えるべきだったかと思いました。
プロ初スタメンでも山下選手は四球を選んでいました。打順が逆であったら
押し出しで先制して、楽に勝てた試合だったでしょう。

試合状況が読めない若林選手には失望続きです。
来季以降、吉川尚選手が復帰した暁には、
橋本選手や中井選手同様に他球団での活躍の場を模索してもらいたいものです。

では、また。

8月29日(木)対カープ@東京ドーム

1イニング10得点。打者15人を送り込み、攻撃時間30分超という3回裏に尽きた試合だったかと思います。

2夜連続で「桃源郷」を体験できました。

個人的には生観戦3連戦で体力的にも精神的にもツライ状態でしたので、
3回裏終了時点で実質試合が終了し、4回以降は試合終了の合図を待つだけという展開になったことは助かりました。

4回以降は主力選手は早々に交代して、お試し目的での選手起用が続きましたので、
オープン戦のような試合になったかと思います。

3連戦を振り返って試合の緊張感が最後まで続いたのは初戦でした。
昨夜の2戦目は亀井の2ランで決まりましたし、
今夜も丸の1イニング5打点目となる満塁弾で、ド派手にケリがつきました。

夏休み最後のドーム連戦で観戦に訪れた子供たちに、2戦連続で完封負けの試合となり、将来のファン育成に悪影響が出るのではと懸念していましたが、
その後の2試合は派手な攻撃シーンを展開できたので、
6連戦3勝3敗でしたが、連勝で終えられたのは良かったかと思います。

マジック18となりましたが、9月中旬のハマスタ3連戦でXデーが早まるのか遅くなるのかが決まりそうですね。

ドームの試合は来月5日までありませんので、しばらく休養につとめたいと思います。

では、また。

8月28日(水)対カープ@東京ドーム

生観戦3連敗後の1勝でしたが、価値ある1勝でした。
気分的には今夜の試合は、「桃源郷」といったところです。

昨夜に引き続いてソロ2発で2点ビハインドとなりましたが、
昨夜の記事で記載したとおり「野球は確率のスポーツ」なので、
昨夜と同様の試合展開となる確率は低い=巨人が得点する可能性が高いと
判断して期待が高まりました。

5回裏、先頭の小林がヒットで出塁すると、菅野が送って1死2塁。
月曜と昨夜で休養十分な亀井が3試合振りとなる得点を挙げて口火を切ると、
キャプテン坂本が看板直撃の2ランを放ち逆転。
丸は古巣に遠慮して三振しますが、岡本がバックスクリーン脇に飛び込む一発を放って、一挙にダブルスコアにします。
6回裏にも亀井がダメ押しの2ランを放って4点差となり、ほぼ勝利を確信しました。

広島としては3連勝してどうかという一縷の望みを抱いて迎えたこのカードかと思いますが、球界の盟主として昨夜は勝ちを譲りましたが、
今夜は、カープファンの淡い期待を実質的に打ち砕いた試合だったかと思います。

実に痛快な試合でした。

DeNAがサヨナラ勝ちとなったためマジックは19までしか縮まりませんでしたが、
着実にその日を迎えてもらいたいものです。

では、また。

8月27日(火)対カープ@東京ドーム

3連戦で少なくとも一つ取ればいいので、今夜の敗戦自体は特に痛くもないです。

それよりも、左投手対策で右打者中心に並べた打線の下位における火力不足を痛感した試合でした。

この試合、岡本・ゲレーロが出塁しての無死1、2塁の得点機が2度ありましたが、
大城が送っても、若林が初球を打ち上げて、山本申告敬遠で、メルセデスが打席となり無得点。

2度目は大城が強攻して併殺となり、2死3塁となっても若林が凡退して無得点。

どちらかで1点でも取れていれば試合の流れは変わったかと思いますが、
7番以降がほぼ火力のない打者が続きますので、得点期待値が低下します。

一方、対右投手対策で、左打者中心に打順を組むと亀井・阿部が加わりますので、
今夜の期待できる打者4人(坂本、丸、岡本、ゲレーロ)が6人となり、
人数的には1.5倍になります。

野球は確率のスポーツだと思いますので、得点期待値の高まる打者を起用すべきです。

その点で、現状は右打者が火力不足ですので、
打力の期待値の低い若手4人の内野(若林、山本、田中、増田)との入れ替えで、
中島を上げるべきではないでしょうか。
右の代打が石川しかいないのは、左打者との比較で手薄のように思います。
もちろんビヤヌエバでもOKですが、外国人枠との関係で現実的ではないので、
日本人枠で選ばざるを得ません。

Gファンからの評判はよろしくないようですが、
団栗の背比べの若手4人を置いておくよりも、
ベテランの経験値に期待したいところです。

明日からは、左打者中心の打線が組めるので、得点力の回復も期待できそうです。

では、また。

8月25日(日)対ベイスターズ@東京ドーム

試合があったはずなのですが、今一つ試合を観た実感のないまま、
いつの間にか試合終了になっていた試合でした。
散発3安打、無得点の試合なので当たり前かもしれませんが、
全く盛り上がるところもなく、いつも間にか試合が終わっていました。

試合途中に他球場の経過を追っていて、広島が大量ビハインドでしたので、
負けても実害ナシとは思っていましたが、
ここまで淡泊な試合になるとは思いませんでした。

1番・亀井がお疲れ気味でしたので、
昨夜のヒーロー石川をスタメン起用するかと思いましたが、
いつも通りのスタメンで、今永にいいようにやられた感じがします。

山口も好投していたとは思いましたが、
2度の乙坂タイムリーは想定外でした。

ソトには、本日もやられましたね。
CS対策でデータ取得のために、敢えて打たせているのだと信じたいです。

昨夜勝っているので実害はないのですが、
週明けの広島戦からは、本気モードで対戦したいものです。

では、また。

8月23日(金)対ベイスターズ@東京ドーム

個人的にはDeNAには2位になってもらいハマスタでの初のCS開催をしてもらい、
CSファイナルではあっさり巨人に負けてもらうというのが理想でしたので、
DeNAを2位浮上させる今夜の試合は個人的には意味のある試合でした。

初回、桜井が2死無走者から連続四球、打者・ソトを迎えてどうなるか注目していましたが、最悪の3ランを浴びて、早々に今夜の敗戦を覚悟しました。

2回表も、この日1軍昇格の梶谷2ランを献上したことで、
2回表終了時点で勝敗の行方については確信しました。

中日が広島に対してどのように抗戦するかに興味が移りましたが、
中盤で逆転して勝利。
昨夜の勝ちを譲ったことが貢献したかと感じました。

余り勝ってしまうと、9月の試合が消化試合になってしまいますので、
個人的には今夜は負けて丁度いい感じかと思います。

DeNAにはハマスタ開催でCS1stを突破して、
CSファイナルで、巨人にあっさり敗北してもらいたいものです。

では、また。