首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

3連勝→3連敗の後は再び3連勝!貯金13に戻る!!

先週は阪神戦3タテに始まり、マツダで被3タテ、そして神宮で3タテと
カード単位で好不調が分かれています。
多分に表ローテか裏ローテかという要因が大きいかと思われますが、
来週からは13連戦なので、先発の組み合わせも変わってきそうですね。

さて試合の方ですが、ゲリラ豪雨が来るとの報道もあったので雨具を用意して向かいましたが、結局不要でした。

5回まではどちらに転ぶかわからない試合でしたが、
2アウトからの岡本タイムリー2ベース、丸2ランで5点差となり
ほぼ勝敗が決したかと思いました。

ヤクルトにとって不運だったのは、前日までの5番・雄平ではなく、
何故か5番・エスコバーとしたことです。
スタメン発表を聞いてアレっと思いましたが、
3回裏の三者連続四球からの2死満塁の場面、
5回裏の山田、村上連打からの2死1、3塁の場面、
いずれもエスコバーが凡退してくれました。

次打者の雄平が次の回、2ベース、ヒットでしたので、
打順をいじらなければ大量失点になりかねないところだったかと思います。

巨人としては助かりましたが、何故入れ替えたのかが不明です。

4回裏には、その雄平が先頭で2ベース。2死後、投手の高梨でしたが、
まさかのライト前ヒット性の打球。ライト松原が素早く処理して1塁でアウト。
1点差に追いつかれるところでしたので好プレーでした。

これでガッカリきたのか高梨は直後に3失点で5点差となり、
実質試合終了しました。

炭谷のライトポール直撃HR,吉川尚の2死からのタイムリーも効果的でした。
6回以降は星、近藤に抑えられました。
結局カード3試合で、ヤクルトの清水、石山という勝ちパターン投手陣は一度も使わずじまいでした。
相手チームのことながら、ビハインドでも僅差なら起用してもよかったのではと思いました。大下投手が5失点した2戦目の9回表は、その時点で2点差でしたので、
仮に清水投手でゼロで抑えていれば、その裏の攻撃から3戦目への流れが別様にもあり得たように思います。

中日が一時勢いがあると思いましたが、阪神に3タテをくらいました。
元気がないかもしれませんので、今度こそ勝ち越しを果たしてもらい、
久々に気分のよい週末としてもらいたいですね。

では、また。

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今季最多20安打12得点で連勝!2位と5.5差に!

延長でもない9回までの試合でしたが4時間超の長い試合。
先発・ディプランは2発を浴びて3失点。初回のみで早々に降板しました。
巨人も初回にウィーラーの2ランで先制。直後に逆転されるわけですが、
2回表に坂本の2点タイムリー2ベースで再逆転します。
しかし3番手・桜井が5回裏に坂口に2ランを浴びて再度リードを奪われます。

直後の6回表に、先頭の岸田が四球出塁すると、原監督は代走・増田を起用。
盗塁を決めてチャンス拡大します。吉川尚のゴロの間に3塁まで進み、
重信のタイムリーで同点。更に松原四球で2死1、2塁の勝ち越しのチャンスに、
再びウィーラーが再々逆転となるタイムリーを放ち決勝点を挙げます。
岡本もタイムリーで2点差とします。

ヤクルトの中継ぎ投手陣を考えると6回で2点リードとなると、
ほぼ勝ちが確定します。
理由は、ビハインド時は勝ちパターン投手陣を起用しませんので、
必然的に負けパターン継投となります。
負けパターンは失点確率が高いので、点差が更に広がり勝ちの見込みが一層高くなります。

実際、9回に昨夜も打たれていた大下投手を起用せざるを得なくなり、
打者一巡の攻撃でダメのダメ押しで5点を追加して7点差にまで広がりました。

CSや日本シリーズのような短期決戦なら違うのでしょうが、
通常のペナントレースの場合、負けパターンでも起用せざるを得ない状況がありますので、中継ぎが弱いチームとの試合の場合は勝負は終盤ではなくて中盤に訪れるのだなと、
今夜の試合を観て感じました。
その勝負のタイミングを見計らって代走・増田を起用した原監督は流石です。

裏でDeNAが広島に敗れたため2位とは5.5差となりました。

明日は、戸郷が7回まで投げて、今夜はフル活用した中継ぎ陣を休ませられるような
展開を期待したいです。

では、また。

菅野・開幕9連勝!自援護3点タイムリーも放ち投打に活躍!!

打線は中島を除く先発全員安打の18安打!
打順1から3番の坂本、松原、ウィーラーが猛打賞。
丸、大城、吉川尚がマルチ安打と最近沈滞気味だった打線が活性化しました。
岡本は1安打放ちましたが、試合の中ではブレーキで、6打席中岡本で終わったのが3打席ありました。いずれも走者のいる場面でしたので、仮に岡本が繋いでいたらもっと大量点になっていたかと思います。

中島は記録的にはヒットなしとなりましたが、5回表の2死満塁での左中間への当たりは、通常であれば走者一掃2ベースです。センター山崎のダイビングキャッチで阻まれましたが、抜けていればこの時点で5-2となり試合が決まっていたかと思います。

この回は同点止まりでしたが、7回表にビッグイニングが訪れます。
1死から、岡本、丸ヒット、中島四球で満塁。
大城がタイムリーを放って、ようやく勝ち越し。吉川尚三振で2死となり、1点止まりかと思われましたが、菅野が、今度は山崎も届かない左中間への走者一掃2ベースを放ち6点目。更に松原のタイムリーも出て打者一巡5点を挙げます。

8回にも1点を加えて8点目となり、ワンサイドゲームとなりましたが、
初回はヤクルトの先制攻撃を浴びて2点ビハインドとなり、
石川の粘りの投球の前に、菅野は神宮では調子が出ないから負けるかもとも思っていました。
しかし3回の坂本ソロで1点差ならわからないとなり、
5回に同点に追いついたことで、ヤクルトの中継ぎ相手なら勝てそうという見込みに変わりました。

先月の神宮での試合は、ビール販売がコンコースのみでしたが、
今回行ってみたら、スタンド内の売り子販売が再開していました。
買いに行かずに済むのは大変便利です。

では、また。

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カード3戦目は息詰まる接戦。リーグ活性化に貢献して終える。

カード3戦目にしてようやく試合になりました。
先発・直江投手は好投したかと思います。
桜井も2回と1/3は無失点。高梨は併殺に仕留めて見事な火消し。
大竹は誤算でしたが、中川は貫禄の投球でした。
10ゲーム差が7ゲーム差となったわけですが、
この3連戦の間で2位と6位の差が、2.5差と縮まっています。
一方、首位と2位との差は4.5で変わらずです。
2位-6位間は縮小し、1-2位間は変わらないのですから、
2位以下の争いが混沌とした分、リーグ活性化に貢献したといえるかと思います。

実害はなかったのですから、
切り替えて週明けからの神宮、ドームと続く試合で
再スタートしてもらいたいです。

夏で暑い広島での試合だったのでコンディション的に厳しいものがあったかと思います。広島での試合は、あとは9月末と11月。
恐らくは11月の試合は消化試合となっているでしょうから、
実際にマツダで試合をするのはあと3試合だけです。

中日が好調で、このままだと2位にもなりかねず、
その場合来週末のカードで直接対決ですので、
今月3度目の正直で勝ち越しを狙って欲しいところです。

では、また。

モタ選手、プロ初安打が2ランHR!!丸・移籍後初マツダでの一発!

デーゲームでDeNAが敗れていたため気楽な気分で見ていましたが、
連日、試合の序盤で実質練習試合になってしまいました。

ビエイラ投手が2イニングを投げて、
四死球ゼロ、被安打1で4奪三振は今後を考えると良かったかなと思いました。

丸もHR,3塁打と来たのでサイクルヒットかと期待がかかりましたが、
センターフライで期待は潰えました。

明日は、本気で勝ちを狙ってもらいたいものです。

では、また。

9回表に4点を挙げて、明日以降に繋がる追い上げを見せる。

実質初回の坂倉の3ランで5点差となった時点で試合は決まったように思いました。
田口は、6月27日(土)のヤクルト戦でも先頭打者から4連打を浴びて立ち上がりが非常に不安定でしたが、その時は2失点で済んだので中盤6回で一時逆転できましたが、
今回もそのパターンかと思いきや、2アウトで2ストライクまで追い込んでからの3ランは本当に余計でした。

とはいえ残り70試合で既に30勝に到達していますので、優勝ラインを70勝と想定した場合には、残り40勝30敗で十分。
つまりある程度負け試合を想定してもよいということです。
先発を3回程度で交代させて中継ぎ陣にしわ寄せが行くのは避けたいところですので、
今夜に関しては田口を引っ張れるだけ引っ張って、残りは宮國を筆頭とする負けパターンでやり過ごすというのがリーグ優勝を目標に見据えた形ではベストな選択だと思いました。

ですので田口に打順が廻って代打が出なければいいなと思っていたところ、
2度打席に入り6回まで投げ切ってくれたので想定内の敗戦かと思います。

想定外だったのは9回表の追い上げです。
2位・DeNAが敗れれば実損ナシと考えましたのでナゴヤドームの8回裏勝ち越しシーンを見ていましたが、その裏でエラーも絡んで先ず1点。
慌ててチャンネルを戻して北村ヒット、岸田の2点タイムリーで尚もノーアウト1、3塁。一発出れば同点の場面までこぎつけます。

つくづく8回の宮國のソロ被弾が余計だと改めて痛感しました。

しかし、吉川尚投手ゴロ間の追加点1点どまりで試合終了。

楽勝の試合を広島相手にヒヤッとさせた点で、
明日以降に繋がる攻撃だったかと思います。

明日は初回で勝負が決まるような試合は避けてもらいたいものです。

では、また。

坂本タイムリー含む2打点!25年ぶり3試合連続完封勝利で今季最多貯金13到達!!

カード初戦も投手戦でしたが、3戦目のこの試合も投手戦傾向でした。
均衡が破れたのは6回裏。
先頭の重信が初球をライト線に運ぶと、糸井のやや緩慢な守備の隙をついて一気に3塁へ。無死3塁で絶好の先制機をもたらします。
続く坂本が、これまた初球をセンターフェンス近くまで運ぶ大飛球で犠牲フライとなり1点を先制。
坂本は8回にも左中間へのタイムリー2ベースを放ち、この試合のチーム全得点を一人で叩き出しました。

先発・戸郷は自己最多の11個の三振を奪う好投でしたが、7回表に1死1、3塁のピンチを迎えます。
阪神の連続イニング無得点の記録が途切れそうな場面でしたが、梅野の強烈な三塁線の打球を岡本が好捕して二塁で封殺。2死1、3塁となります。
代打・福留がコールされたところで高梨にスイッチ。
次打者が投手の青柳でしたので、歩かせて青柳を降ろした方が有利と思いましたが、
勝負しつつも四球で満塁。
代打・中谷がコールされ、青柳は降板となります。
一打出れば得点を許すどころか逆転を許すところでしたが見逃し三振に仕留めてチェンジ。この試合の最大の分岐点だったかと思います。

ドームでは他球場とは異なりアルコール販売は一切ありませんが、
アルコールなしでも十二分に盛り上がりました。
出費も抑制されるのでお財布にも優しいかと思います。

本日の広報で9月の試合も同様に販売ナシとのこと。
健康的で良いかと思いますが、多少残念な気持ちも少なからずあります。

では、また。

 

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