首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

8月30日(木)対カープ@東京ドーム

真剣に試合に取り組んでいるカープに対して、
適当に緩く試合をしている巨人という印象の試合でした。

その傾向が顕著に表れたのは9回表かと思います。
2死2、3塁で菊池の打球はショートゴロ。
無失点で切り抜け1点差のまま9回裏に突入かと思われましたが、
ショート坂本の緩慢なプレーと、菊池のまさかのヘッドスライディングで、
内野安打となり致命的な1点を失います。
丸にタイムリーを打たれて3点差に。
続く、新井の打球もセカンドゴロでしたが、山本がファンブルして
1塁送球するも新井が全力疾走をしていたため内野安打となり、
4点差となります。

巨人のベテラン選手であれば全力疾走していなかったでしょうし、
普通に無失点でチェンジだっかかと思います。

菊池には、マギーと亀井のタイムリー安打性の当たりをいずれも
アウトにされていますので、巨人の得点を2点分防いだ上に、
初回と9回のタイムリーを放ってますので、菊池一人で4点差をつけられた結果となります。

首位と3位チームでモチベーションの差があるのかも知れませんが、
スポーツをしている広島に対して、
興行をやっている巨人という印象が強いです。

集客して売り上げが上がればよいので、
勝とうが負けようがどっちでもいいというスタンスではないのかと
感じます。

DeNA阪神、巨人は興行性志向が強く、
今一つ真剣に試合に取り組んでいるようには感じられません。

目的が勝つことではなく、集客することにあるのであれば、
それなりに成功なのでしょうが、
観客の立場としては、レストランに食事に行って、
冷凍食品を出されたかのような、
まがい物で誤魔化された気分がして不愉快です。

伝統にあぐらをかいて、
勝手に客があつまるので、冷凍食品で適当にあしらうような、
堕落した老舗料理店のような状況にならないよう、
きちんとした品質管理体制を構築してもらいたいものです。

では、また。