首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

余裕の7点リードから終盤に6失点 抑えデラロサは再考すべき

坂本、岡本がスタメンに名を連ねずレギュラー組も中盤でベンチに引き下がるという7点リードのワンサイドゲームと思われました。

7回まで被安打1と試合の先頭打者の近本以降はパーフェクト投球をしていた先発・田口でしたが、スタミナが低下したためか8回1死からヒット3本を打たれて2失点。

交代した田中豊も木浪に2点タイムリーを打たれてこの回4失点。

大江が連続三振に仕留めて窮地を脱するものの、3点リードの9回表にデラロサが四球後に大山に2ランを浴びて1点差まで追い上げられます。
中川がボーア、陽川を連続三振に仕留めて事なきを得ましたが、
一歩間違えれば大惨事になりかねない展開でした。

先月末のドーム中日戦の1点差で3四死球で1死満塁。大島の併殺打で辛うじて切り抜けた試合以降、デラロサがすんなり3人で切り抜けた記憶が余りありません。
常に四球で走者を許し、よもやの展開にしてしまいます。

現状のままでは日本シリーズでの抑えは任せられないかと思います。
スピードよりも制球が重要なので、11月末に向けて、デラロサの配置転換を検討すべきです。

青柳対策で左打者一辺倒に並べた打線で、控え組中心で7点を挙げた中盤までの試合展開は、十分に満足のゆくものでしたが、8回、9回で楽勝ムードから一気に目を覚まされたような気分になりました。

田中俊太のソロHR含む猛打賞の活躍、
立岡のタイムリーヒットと、その時点で試合を決めたと思った3ランと、
下位打線を中心に連打が続きましたが、中盤以降に追加点を取れなかったために、
よもやの展開まで追い込まれてしまいました。

中盤以降は、野手が全員控え組でしたので、阪神打線が舐められたと感じて、
反骨心に火を点けてしまったのかも知れません。

明日は手を抜くことなく試合をしてもらいたいと思いました。

では、また。

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