首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9月12日(水)対スワローズ@東京ドーム

そのまま無難にいっていれば、20時半には試合終了の試合でした。
個人的には生観戦時はなるべく長め少なくとも21時過ぎまでは試合をやっていてもらいたいものだと願っていたのですが、
3時間54分の試合となり22時近くまで要しましたが結局、延長12回の引き分けとなりました。

勝ち切れなかった要因としては、4度試みて3度失敗した送りバントだったかと思います。
今夜の試合については、采配ミスというよりも犠打失敗した重信、小林、吉川大にも責任があるように思いました。

ホームゲームなのだから同点で延長になれば、普通はサヨナラ勝利かと思っていましたが、犠打失敗が響いて、ヒットが出てもホームまで帰ってこれなかったのが
勝ち切れなかった要因のように思います。

一方で投手起用に関しては、
山口俊が大誤算でした。
死球、四球、四球の後、犠牲フライで同点という
ノーヒットで致命的となる1点を献上するというのは、
ドームでの前カード広島戦での延長における
アダメスの4四球での1点献上と同様です。

由伸監督は固定観念による采配で失敗しているということは、
散々に指摘させていただいておりますが、
抑え投手は球速がないとダメという固定観念があるのではないでしょうか。

確かに球速のある投手ですが、
カミネロ、アダメス、澤村、そして今夜の山口俊と
いずれも球速以前の問題として制球が定まらず、
四死球で走者を溜めて致命的な失点をするというパターンが繰り返されています。

球速の問題ではなくて制球の問題と考えれば、
上原起用の方がよいのではないでしょうか。
実際に今夜も延長11回表、青木、山田、バレンティンという
ヤクルトの主力3人を三者凡退に仕留めています。
制球があれば、球速がなくても抑えられる何よりの証左かと思います。

球場で見ていて気付きませんでしたが、
最後の打者となった宇佐見は全力疾走していたのでしょうか。
山田が弾いたのだからヘッドスライディングでもやってくれれば、
サヨナラ勝ちできていたのではないかと思います。

クールな監督なので、
選手も見切りが早いのかも知れませんが、
残り試合も少ないので泥臭くとも
執念を見せてもらいたいものです。

では、また。