首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

リハビリ&接待目的で戦略的に白星献上した試合。

5回裏1死満塁で岡本の打席までは試合の緊張感が持続しましたが、
昨夜の勝利の立役者が今夜はブレーキとなってしまいました。
九里投手は3連続四球で制球が定まらない感じでしたので、
外野フライが狙える高めのボールまで待っていても良いように思えましたが、
低めを打って2ゴロ併殺チェンジ。
同点/逆転機を逸したことで直後の6回表の菊池2ランで実質試合終了となりました。

もとより先発・菅野のリハビリ目的、この試合の勝敗以前に、今シーズンの残り試合に投げられるか否かを検証する目的の方が優先された登板だったかと思います。
初回の立ち上がりで硬さが抜けないところで2被弾で3失点となりましたが、
4回以降はテンポがよくなり、来週以降も投げられそうな目途が立った6回2アウトまで至ったところでの余計な菊池の一発でした。

前夜が先発が早々に降板したため勝ちパターン中継ぎ陣をフル動員した関係上、
左のクラッシャー戸根と右のクラッシャー桜井とで残り3イニングを投げ切り試合を成立させましたが、それぞれに3ランを献上するというサービスぶり。

明日から地元ズムスタ阪神を迎える関係上、
広島打線に勢いを付けてもらうという忖度だったかと思います。
阪神勝ち越しを目指してもらいたいものです。

巨人は敵地で中日戦ですが、前カードの3タテの再現は難しいにしても、
勝ち越しは達成してもらいたいですね。

では、また。

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