首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

8月29日(水)対カープ@東京ドーム

延長10回、試合時間も3時間55分と4時間近くの試合で、
最後の最後までどちらに転ぶかわからない試合でしたので、
結果的に敗れはしましたが観戦体験としては満足の行くものでした。
前夜は3回表で実質試合終了でしたので、
10回裏まで楽しめた時点で満足です。

広島にとっては勝っても負けてもどちらでもよい試合だったかと思いますが、
巨人にとっては、チャンスはありながらも勝ち切れない試合でした。

個人的にポイントと思ったのは、
5回表の投手・九里のタイムリーです。
先頭の田中俊にヒットを許しながらも2死までこぎつけながら、
まさかのタイムリーで1点差に追い上げられた場面です。
スタンドで個人的には「気をつけろ」と警告を発していましたが、
案の定一打を打たれて失点。
同点で延長までもつれた試合を考えると、
致命的な失点だったかと思います。

新井の3ランも連続四球からの一発でしたので、
かなりのインパクトがありました。
どのみち併殺チェンジではないかと高を括っていましたが、
痛い一発となりました。

日曜日の悪夢の澤村が8回に登板しましたが、
相変わらず制球困難な上にリクエストでひっくり返った
併殺チェンジで無失点で切り抜けましたので、
仮に判定通りであれば、どのみち負け試合でしたので、
敗戦自体には特にこだわりはありません。

10回表もアダメスの4四球で決勝点を奪われましたので、
個人的に主張したいことは、

 巨人の投手陣は先ずもって、ストライクが投球できるように訓練すべき

ということです。

今夜のようにギリギリの試合の場面で制球不安が露呈して、
結果的にノーヒットで決勝点を奪われるわけなので、
もう少し基本に立ち返って普段の練習に取り組んでもらいたいと思いました。

では、また。

8月28日(火)対カープ@東京ドーム

先発が内海とジョンソンということで勝ち試合は当初から想定していませんでしたので、無難な結果に終わった試合かと思います。
負け試合であっても試合の緊迫感を保った試合であって欲しいという願いを持っていましたが、3回表に裏切られ実質試合終了となりました。
2番目の希望としては、無抵抗で終わらないでほしいというものでしたが、
その希望は9回裏に、岡本ソロを皮切りに連打で4点を返してくれましたので、
その点については希望が叶いました。

ただ、そもそも論で広島専用スコアラーを昨年夏に設置したにも関わらず、
2桁失点19被安打というのは機能していないことが明白です。

ゲレーロを初め選手自体に億単位の報酬を支払っても、
戦略部門が全く機能していないのであれば無意味です。

選手と比較すればスコアラーの報酬や、
コーチの報酬などたかが知れているので、
無駄に選手に投資するよりは、
まともな判断力を備えたスコアラー、コーチ等の
スタッフ部門に投資すべきです。

有能な選手層が全く機能しておらず、
気の毒な気分になります。


金の使いどころに合理性が担保できるように、
まともな判断力を有するスタッフを起用すべきではないかと
感じた今夜の試合でした。

では、また。

8月26日(日)対タイガース@東京ドーム

精神異常者・澤村拓一のお陰で、精神に失調を来したGファンが多数発生したように思います。
5点リードの8回に逆転されるということは、通常の感覚としてはあり得ない事態です。先週は4点ビハインドからまさかの逆転サヨナラ勝利を挙げましたが、
翌週は、5点リードからまさかの逆転負けという異常事態を目撃することになりました。
個人攻撃のつもりはありませんが、
結婚しておきながら離婚するというのは通常の神経ではありえないかと思います。
そのような精神異常者・澤村拓一に終盤を託さざるを得ないということ自体が間違いです。

即刻2軍に落とし、精神が健全化するまで永久2軍でもよいかと思いました。
岡本2ラン、マギーのソロ、ゲレーロの1軍昇格ソロは
水泡に帰した試合です。

カミネロ、マシソンが米国で検査・手術ということですので、
精神異常者・澤村拓一もどこかの精神病棟でリハビリされた方が
よいかと思います。

では、また。

8月24日(金)対タイガース@東京ドーム

投げても打ってもメルセデスに尽きた試合だったかと思います。
試合前、メルセデスに対しては左打者が打率が高く、右打者は打率が低いというデータが出ているにも関わらず、右打者を並べた阪神スタメン起用を眺めて、
ある種の敗退行為ではないかと感じました。
実際に、5回までノーヒット。メルセデスは被安打2で完封勝利ですので、
阪神打線はやる気があるのかと思うような試合展開でした。

個人的にポイントと感じたのは8回表2死1塁での、
代打・福留の場面です。
一発出れば同点でしたので、試合が振り出しに戻りかねない場面でしたが、
レフト正面に打球が飛んでチェンジ。
辛うじて難を逃れました。
阪神打線で怖いのは、糸井、福留、糸原の3人ですので、
その内2人がスタメン起用されていない今夜の試合は、
楽勝ムードを予感させました。

2試合連続完封負けの巨人でしたが、
2回裏に山本が押し出し四球を選んで不名誉な記録にケリをつけると、
4回裏には2死無走者から山本ヒットの後、
先発・メルセデスがまさかの左中間2ベースを放って2点目。
試合の主導権を握ります。

巨人のチームカラーとして先制されるとやる気を失う傾向にあるように思いますので、
2点リードとなったこの一打は大きかったように思います。

ヤクルトがDeNAに敗れたため現時点で2位浮上ですが、
残り試合の関係もあるので、2位確保のためには、
もう少しゲーム差を稼ぐ必要があります。

明日の菅野で取りこぼすことのないように、
できれば3タテを期待したいところです。

では、また。

8月22日(水)対ベイスターズ@横浜スタジアム

筒香の2ランが両チーム通じて唯一の得点シーンで、
そのまま終わった試合でした。

初回1死3塁の絶好の先制機でマギー、岡本が連続三振で終わったところが痛かったです。
岡本はその後の2打席も三振で、井納とは相性が悪かったようです。

8回表は井納が降板して代わったパットンを攻めて、
2死満塁の絶好の同点または逆転機を迎えましたが、
スイッチした三嶋の前に、マギーの打球は右翼フェンス近くまで飛ぶものの、
フェンス際で失速。1点も返せませんでした。

9回は山崎コールが響き渡って、三者凡退でゲームセット。

両チームとも4安打づつでしたので、投手戦だったのかも知れません。

個人的には、今夜の敗戦は止む無しかと思いました。
ベイスターズは、先週金曜の試合以来、月曜の休みを挟んで
ホーム6連戦ですが、金曜の試合しか勝てていなかったので、
今夜も負けるとホーム4連敗となってしまいます。
一息つくという点でガス抜きになったのではないでしょうか。

巨人としては明日の山口で、
カード勝ち越しを決めてもらいたいものです。

では、また。

8月21日(火)対ベイスターズ@横浜スタジアム

当初観戦予定は全くありませんでしたが、諸般の事情により、
急遽観戦することになり、そのため、過去ハマスタでの巨人戦では、
一度もなかったホーム側となる1塁側内野席で観戦することになりました。
最近のハマスタのチケットは入手困難で加えてホーム側であれば、
尚のことかと思われますが、何の因果かビジターチームファンの立場でありながら、
1塁側で試合を観ることとなりました。
当たり前ですが、阿部の先制ソロHRのシーンも、
岡本の2点追加タイムリーの場面も、周囲は静まりかえっていますので、
非常にきまずい雰囲気です。
大和の今季1号となるソロHRが出た場面では大いに盛り上がっていたようですが、
得点機会はこの場面だけだったので、
ベイファン側のストレスは察して余りあります。

巨人側としてラッキーだったと思ったのは、HR含む4安打と大当たりだった
大和の次打者がソトでしたが、先発・内海と全く相性が悪かったのか、
3打席連続で空振り三振してくれたため、打線が分断できました。

加えて8番が投手でしたので、6番・桑原、7番・柴田で出塁を許しても、
チャンスの芽を摘むことができました。

2番、8番で打線が分断される格好となりましたので、
ヒットは巨人10安打に対して8安打を打たれましたが、
得点は4-1と最小失点で留めることができたかと思います。

明日以降も2番・ソト、8番・投手の打順を継続してもらえれば、
巨人側としては相当有利かと思いました。

明日は当初から観戦予定の試合ですので、
本来の3塁側で観戦したいと思います。

では、また。

8月19日(日)対ドラゴンズ@東京ドーム

8回裏の攻撃終了後に自分の周囲の相当数の方々が帰路に着かれていたようでした。
普通に考えれば、残り1イニングで4点ビハインドですので、
99.5%は負けゲーム。負け確定の場面は見たくないという心理も理解できます。
個人的には、どんな大敗の試合でも最後まで見届けるというのがポリシーですので、
8回表の池田・田原の継投について不満を抱えながら、
9回裏の攻撃を観戦しました。

4点差あったためか岩瀬が登板。先頭の阿部に死球
亀井はファールフライで1死1塁となりますが、
続く山本が粘って四球を選んで1、2塁。
代打・陽が右中間への2ベースで1点を返して、なお2、3塁。
中日はマルティネスにスイッチしますが、
長野が内野安打で2点目。
続く、代打・大城が2ベースを放って3点目。
1点差で1死2、3塁となります。
田中俊がファーストの頭を越えるヒットで同点。
マギーが初球を叩き、三遊間を抜いてサヨナラ勝ちとなりました。

昨日の10-0の勝利も5本のHRで素晴らしかったですが、
試合途中で勝利確定の試合だったかと思います。
本日の試合は4点ビハインド、ほぼ窒息寸前からの
大逆転勝利ですので、同じ勝利でも心理的なダイナミズムは
かなり違いがあるかと思いました。

頭で考えるとほぼ負け確定の試合ですが、
わずかな望みを託して最後まで見届けたことが、
十二分に報われました。

個人的には、金曜日の救いのない試合とセット観戦でしたので、
トータルでは結果的に報いのある試合内容のように感じました。
4カード振りの勝ち越しとのことなので、
本来は8月には強い巨人のはずなので、
火曜からのDeNA戦を期待して見守りたいと思います。

では、また。