首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

9月13日(金)対カープ@東京ドーム

対戦しているチームが本当にカープなのかと感じるほど、
「圧」のない試合でした。

今週はハマスタでDeNA戦を2試合観戦しましたが、
それとの比較においても、ほとんどピンチ感=圧を感じませんでした。

先発・山口俊の状態が良かったのかもしれませんが、
余り試合をしている感じもなく、多分勝てるんだろうなとぼんやり思っていたら、
確かに試合終了に至ったという感じでした。

ドーピングで不在になった選手の影響かも知れませんが、
追いつかれる、逆転されるという不安を感じることなくゲームセットを迎えました。

CS対戦を考えても、DeNAの方に互角感を感じます。
今一つカープは昨年までと比較して脅威感に欠けるように思えます。
できれば、25年後頃に再び脅威感を備えたチームになってもらいたいものです。

では、また。

9月11日(水)対ベイスターズ@横浜スタジアム

3連戦の初戦を取っているので、負けても特に痛くない試合でしたが、
DeNAの連敗ストップに貢献した試合となりました。
DeNAには2位となって初のCS開催をしてもらい、
3位には阪神か中日が出場して、広島にはBクラスに甘んじてもらうというのが、
個人的な理想ですが、その点でもDeNA2位キープに貢献できた試合となりました。

ソトにHR3発を献上するというのは、坂本のタイトル争いに自軍が足を引っ張る結果となりました。

ラジオ解説の佐々木氏によると、助っ人外国人はインコースに対応できないので、
日本に来ている。インコースが打てる打者はメジャーに残っているとのことでした。
今夜の巨人バッテリーの攻めは、外一辺倒で、澤村の抜け球でインコースを突いた以外は、インコースを一度も攻めなかったので3被弾の結果を招いたとのことでした。

前日は小林が捕手で、ノーヒットでしたので、炭谷と大城のリードに問題があるのかも知れません。
ソトの39HR中、巨人が献上したのは11本とのことですので、
スコアラーと相川バッテリーコーチの任務懈怠が推認されます。
CS対策で、敢えて外一辺倒の攻めにしているのでしょうか。

普通に考えて、敢えてソトと勝負しなくても、他の打者は
それほど打てないのだから、CSでは基本勝負を避ける形でもよいかと思います。

DeNAの打力は偏りがあるので、まともにソトに勝負に行かないことも検討すべきです。

他球場の経過で中日が延長で広島を敗ってくれましたので、2位、3位間に1ゲーム差をつけることができました。

個人的な希望では優勝・胴上げはビジター球場で決めてもらいたいので、
勝ちを譲っても丁度よいかと思いました。

では、また。

9月10日(火)対ベイスターズ@横浜スタジアム

先発・今永でしたので、当初から負けは織り込み済。
3連戦の内で1勝できれば十分という感じで試合を迎えましたが、
まさかの初戦で勝利してしまいました。
空気を読まない岡本の2打席連発となる逆転2ラン、ダメ押しソロで、
マジック9を点灯することができました。

緊急登板のクック先発でしたので試合が壊れなければ十分と思っていましたが、
3回を投げて1失点。4回は無死1、2塁のピンチを迎えて高木京にスイッチしますが、無得点で切り抜けます。

個人的には常識的に考えれば、負けが必定。
ただし昨年のCS1stステージと同様に、小川を先発に立てたスワローズに仮に勝てれば、大いに優位と同様に、仮に今永を立てたDeNAに勝てれば大いに優位と思っていましたが、思いの外クックが1失点でしのぎ切ったので、
勝機が出てきたかと思いました。

岡本は初回の打席も、私自身の目からは先制2ランに見えました(実際はファール)ので、期待は持てそうと思っていましたが、
期待以上の2打席連発HRで試合を決めてくれました。

坂本のエラーや、4回裏の無死1、2塁など、リードを許してもおかしくない展開でしたが、DeNAが不調なのか、投手陣が踏ん張ったのかわかりませんが、
終盤で勝ち越し、ダメ押しと理想的な展開となりました。

3塁側でしたが、周囲にはベイファンが多いため、
今一つ遠慮しながら盛り上がっていましたが、
明日以降は負けても痛くもないので、
気楽に観戦したいものです。

では、また。

9月7日(土)対スワローズ@神宮球場

週末の神宮での試合は、3月のオープン戦以来でしたので、ほぼ半年ぶりでしたが、
駐輪場として長年利用していた砂利道の空きスペースが、すっかり舗装され立ち入り禁止状態になっていたので衝撃を受けました。
オリンピックを1年後に控えて周辺エリアも再整備されていた模様です。
砂利道だった部分が舗装されているので変だなと最初感じたのですが、以前には無かったマンション的な建物が立ちその周辺エリアも整備されたものと推察します。
仕方ないので代替駐輪場を見出しましたが、使い慣れたエリアから締め出された気分になり残念でした。

球場に向かう前に自宅のスカパーで中日戦と広島戦を見ていましたが、
両チームとも序盤に下位チームが7得点を挙げてくれましたので、
さりげなくアシストしてくれているものと感じて、今夜の試合はなんとしても落とせないと思いました。

日曜は台風が接近してくるため中止が濃厚なので、週明け火曜からのDeNA直接対決前に連敗ストップさせるには今夜勝つしかないという状況となりましたので、
山口に最多勝タイとなる勝ち星をつけると共に、久々のチームとしての勝利を手にしてもらいたいと思い球場に向かいました。

初回に亀井、坂本の連続2ベース&ワイルドピッチで早々に2点を先制し、
3回にも坂本ソロで3点リードしましたので、山口・先発なのだから、どう転んでも勝ちでしょうと高を括っていましたが、
まさかの3回裏にブキャナンのバント安打を皮切りに4連打を浴びて3失点。
試合は振り出しに戻りました。

元々、17時試合開始と1時間早めでしたが、試合が振り出しに戻ったのも18時頃でしたので、普段通りに再スタートと考えればよいと思ったところ、
ブキャナンから交代した大下からゲレーロがHRを放ち、同点に追いつかれた直後に再びリード。田中俊のソロもあって2点リード。
普通にやれば勝利間違いナシと思いましたが、何故か6回2死2塁から田口にスイッチ。
連投している田口に何故代えるのか、かなり疑問に思いましたが、代打・川端にタイムリーを浴びて1点差まで迫られます。

一昨日の中日戦でも8回に逆転されたので1点リードでは厳しいと思っていましたが、
7回表に亀井、坂本の連打で作った無死2、3塁の絶好の得点機に、
最近は当たりの止まっていた丸が、2点タイムリーをレフト前に運びます。
3点リードで終盤なら連敗ストップ確実と思いましたが、更に走者を溜めて満塁から、
重信の走者一掃の3点2ベースが出て、一挙に6点リード。
どう転んでも、連敗ストップ間違いナシと思いました。

それでも8回裏に高木が2失点。9回裏にはデラロサが1死1、2塁とピンチを迎えますが、いずれも併殺で切り抜けてゲームセット。

ようやく悪夢の連敗は6でストップすることができました。

明日は試合はないでしょうから2連休となります。

火曜からのDeNAとの直接対決に備えて、
十分に休養してもらいたいものです。

では、また。

9月5日(木)対ドラゴンズ@東京ドーム

試合途中でDeNAが6点ビハインドであると知って、
今夜の試合は勝ってもいいが、負けても特に痛くもないと思いました。
残り試合が20試合を切った状況においては、自軍が勝つことと、2位チームが敗れることは、効果的に同じなので、仮に負けても1歩前進。勝った場合には2歩前進となりますが、余り前進してしまうと早々に優勝が決定してしまい残り試合が消化試合となることになります。

27日のドーム最終戦まで先行してチケット手配してありますので、
究極の理想的には最終戦の直接対決で勝って優勝決定というのがありますが、
流石にそれはリスクが高すぎますので、それ以前の段階で決めてもらいたいとは思っています。

個人的には今夜の敗因は、若林選手かと思いました。
直接的には8回表の先頭打者のサードライナーを捕球できなかったことが逆転劇につながったということはもちろんですが、
初回の2死満塁の絶好の得点機に初球を打ち上げて無得点に終わったところです。

先週のカープ戦の初戦でも1死2、3塁の絶好機に初球をファールフライを打って、
無得点に終わりました。

試合状況、相手投手の心理状態(=満塁で制球が定まらないのだから押し出しのリスクもある)を全く考慮することなく、初球に手を出して相手を助けるという、
試合の流れを考慮できない視野の狭いプレースタイルに、本当に呆れます。

7番・山下選手でしたが、6番の若林と打順を変えるべきだったかと思いました。
プロ初スタメンでも山下選手は四球を選んでいました。打順が逆であったら
押し出しで先制して、楽に勝てた試合だったでしょう。

試合状況が読めない若林選手には失望続きです。
来季以降、吉川尚選手が復帰した暁には、
橋本選手や中井選手同様に他球団での活躍の場を模索してもらいたいものです。

では、また。

8月29日(木)対カープ@東京ドーム

1イニング10得点。打者15人を送り込み、攻撃時間30分超という3回裏に尽きた試合だったかと思います。

2夜連続で「桃源郷」を体験できました。

個人的には生観戦3連戦で体力的にも精神的にもツライ状態でしたので、
3回裏終了時点で実質試合が終了し、4回以降は試合終了の合図を待つだけという展開になったことは助かりました。

4回以降は主力選手は早々に交代して、お試し目的での選手起用が続きましたので、
オープン戦のような試合になったかと思います。

3連戦を振り返って試合の緊張感が最後まで続いたのは初戦でした。
昨夜の2戦目は亀井の2ランで決まりましたし、
今夜も丸の1イニング5打点目となる満塁弾で、ド派手にケリがつきました。

夏休み最後のドーム連戦で観戦に訪れた子供たちに、2戦連続で完封負けの試合となり、将来のファン育成に悪影響が出るのではと懸念していましたが、
その後の2試合は派手な攻撃シーンを展開できたので、
6連戦3勝3敗でしたが、連勝で終えられたのは良かったかと思います。

マジック18となりましたが、9月中旬のハマスタ3連戦でXデーが早まるのか遅くなるのかが決まりそうですね。

ドームの試合は来月5日までありませんので、しばらく休養につとめたいと思います。

では、また。

8月28日(水)対カープ@東京ドーム

生観戦3連敗後の1勝でしたが、価値ある1勝でした。
気分的には今夜の試合は、「桃源郷」といったところです。

昨夜に引き続いてソロ2発で2点ビハインドとなりましたが、
昨夜の記事で記載したとおり「野球は確率のスポーツ」なので、
昨夜と同様の試合展開となる確率は低い=巨人が得点する可能性が高いと
判断して期待が高まりました。

5回裏、先頭の小林がヒットで出塁すると、菅野が送って1死2塁。
月曜と昨夜で休養十分な亀井が3試合振りとなる得点を挙げて口火を切ると、
キャプテン坂本が看板直撃の2ランを放ち逆転。
丸は古巣に遠慮して三振しますが、岡本がバックスクリーン脇に飛び込む一発を放って、一挙にダブルスコアにします。
6回裏にも亀井がダメ押しの2ランを放って4点差となり、ほぼ勝利を確信しました。

広島としては3連勝してどうかという一縷の望みを抱いて迎えたこのカードかと思いますが、球界の盟主として昨夜は勝ちを譲りましたが、
今夜は、カープファンの淡い期待を実質的に打ち砕いた試合だったかと思います。

実に痛快な試合でした。

DeNAがサヨナラ勝ちとなったためマジックは19までしか縮まりませんでしたが、
着実にその日を迎えてもらいたいものです。

では、また。