首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

土壇場で勝ち切れず痛恨(?)の引き分けとなった試合。

3点ビハインドから岡本がバックスクリーンへの同点3ランを放ち、
丸に久々の勝ち越し2ランが出て打者一巡の猛攻で一挙5点。
吉川2ベースから坂本のタイムリーが出て中盤で3点リードを付けた試合。

これだけ主力が活躍した試合なので普通には勝てる試合でしたが、
勝ち試合なのに負けパ継投筆頭格・桜井に2イニング目も投げさせたために、
2アウトから阪神のほぼ唯一の得点源であるマルテ相手に、
不用意な一球を投じて2ラン被弾。
勝ち試合の雲行きが微妙に怪しくなりました。

抑えのビエイラが抹消明けですので、昨日の広島戦で試運転すべきと思っていましたが、やはり先頭打者の糸原にストレート四球で簡単に同点の走者を出してしまい、
代走→盗塁、不調のサンズに2ベースで簡単に追いつかれてしまいます。
なお無死2塁ですので、逆転される可能性も高かったですが、
代打・糸井を三振に仕留めて、坂本四球後、近本三振でことなきを得ました。

勝ち試合をひっくり返されていたらショックが大きすぎますが、
負けはなくなったので個人的には安心しました。

あとはサヨナラ勝利か引分けかのどちらかなので、
期待感が高まりましたが、1死満塁まで追い詰めるも、
中野選手の好守備に阻まれサヨナラならず、
残念でしたが最悪の事態は回避できたかと思います。

中田選手を除く先発野手全員安打でしたが、
中田選手にはポストシーズンでの活躍を期待して、
打席機会を与えているものと理解します。
目先の勝利を目指すなら、ウィーラー、中島、北村選手の方が期待できそうな気もしますが、しばらくは我慢の起用が続くのでしょう。

ヤクルトの連勝が続いていますが、反動が10月には来るでしょうから、
その際に6試合ある直接対決で追いつき、突き放してもらいたいものです。

では、また。

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高橋優11勝目!中田&坂本2ラン!ウィーラーソロ!HR3発で2試合連続完封勝利!!

中5日での登板でしたが6回を投げて被安打3無失点でしたのでナイスピッチングでした。
高橋優は東京ドームでは今一つらしいのでマツダスタジアムであったことが幸いしたのかも知れません。

中田が先制2ランを放ちました。自打球で交代前の打席もレフトフェンス際まで飛ばしていましたので明日からの阪神戦での活躍が期待できそうです。
打順は本日のような7番がよいかと思います。
結果が伴ってから徐々に上げて行ければよいかと思います。

この3連戦は、初戦こそ完封勝利を献上しましたが、
2戦目、3戦目は完封勝利させてもらいました。
1敗分で、2勝獲得ですので悪くない結果かと思います。

今夜はDeNAに頑張ってもらいたいものです。

では、また。

1試合おきの序盤大量得点で2.5差に迫るも首位はヤクルトに交代

丸がマルチ安打3打点で復調気配ですが、中田は今夜も快音ナシでした。
「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」といったところでしょうか。
本気で勝ちを狙うならウィーラーなのでしょうが、ポストシーズンを見据えて
中田に打席を与えていこうという趣旨かと理解します。

流石に13点差ありましたので終盤は主力を軒並み交代させましたが、
広島側も主力を下げていましたので舐めプには当たらないかと思います。

勝利がほぼ確定でしたので、阪神戦やヤクルト戦の方にチャンネルを変えながら
見ていましたが、ヤクルトの粘りが異常ですね。
9回表に、代打で山田、中村を起用して勝ち越し点を奪って逃げきっていました。
主力に休養日を与えつつ試合も勝利するというのは高津監督の
マネジメント力が優れているのかも知れません。

勝率の差で首位・ヤクルトとなりましたが、
ヤクルトは残り試合が多いので、負け数の差を並べておいて
相手にプレッシャーを掛けたいところですね。

明日は巨人はデーゲーム。
ヤクルトはナイターですので、先に勝利して、
高見の見物としたいところです。

では、また。

広島・床田投手にプロ初完封勝利を献上した試合。

最下位の広島相手に完封負けを喫する上に、ほぼ1週間ぶりの白星を献上する当たり、
チームはなかなか波に乗れませんね。

栗林投手ではなく床田投手が続投となったことでチャンスありと思いました。
先頭のウィーラーがエラー出塁して一発でれば同点の場面。
1軍再登録の中田に同点2ランが出れば劇的でしたが、
大きな当たりのセンターフライ。
ハイネマンの当たりもヒット性でしたが上本選手のファインプレーに阻まれ、
最後は試合を諦めたのか小林をそのまま打席に立たせて三振ゲームセット。

最近絶好調だった坂本が3つの空振り三振を喫したことが響きました。
床田投手とは相性が悪いのでしょう。

先発・山口は5回までは無失点投球でしたが、3巡目に捕まりました。
メジャー帰りのため持久力が弱っていて5回までしか体力が持たないのではないでしょうか。
中4日で日曜の阪神戦との報道がありますが、裏目に出ないことを祈るばかりです。

明日は切り替えて勝利してもらいたいものです。

では、また。

真正スタメンで王道勝利!2.5差で優勝戦線に踏みとどまる!!

丸、ウィーラーをスタメンに戻し、それぞれが結果を出して、
先発・菅野も7回1失点の好投で、首位・阪神相手に大勝!
ゲーム差を2.5として優勝戦線に踏みとどまることができました。

負けていれば4.5差となってV逸の可能性も高まるところでしたので、
今夜の勝利は意義深いです。

最近は新戦力に目移りして主力をベンチ入りさせたスタメン起用が目につきましたが、
2週間前の舐めプで痛い目に遭ったことから、本来のあるべきスタメン起用に戻したところ、打線がつながり2回表に打者一巡12人が打席に立ち、3ラン、2ラン含む7安打7得点で序盤に試合を決めることができました。

内野ゴロ量産マシーンとなっていたウィーラーも4打席目には外野まで飛ばして、
貴重な追加点となるソロHRを放ち、
不振でスタメンを外れていた丸も2回の打席でライト前ヒットを放ち無死1、3塁を形成し同点機を演出、一気に逆転から大量点へとつながる好機を生み出しました。

今シーズンのこれまでの貢献を果たしてくれた功労者を蔑ろにするがごとき、
新戦力に目移りしたスタメン起用で最近は結果が出せていませんでしたが、
残り28試合となり本来のスタメンに戻ったことで
王道野球ができたかと思います。
目先の打った打たないでコチョコチョ動かしたりせず、
主力の自律的回復を信じて起用すべきです。

7点リードがあったので、負けパの筆頭格の桜井であっても相手が戦意喪失状態ということもあり、三者三振でゲームセットを迎えることもできました。

最初から緩んだスタメンだと昨夜のヤクルト戦のように相手に付け入る隙を与えてしまいます。
本来あるべき真正スタメンで堂々とした王道野球を3連覇確定までは継続してもらいたいものです。

では、また。

本気で試合をせずに引き分けた試合。

スタメン野手の打率に大きな違いがあったかと思います。
ヤクルトは1~8番まで打てる可能性がある選手がスタメン起用されているところ、
巨人は6番以降はほぼ打率1割台の選手をスタメン起用しているからです。

いわばハンディ付きで試合しているようなものですから、
勝利するのは自ずと難しくなるでしょう。

亀井を起用するなら丸をスタメン起用すべきだし、
ハイネマンのお試し期間ももうすぐ切れるでしょうから、
打率3割近いウィーラーを起用すべきです。
チームで一番打率の高い(打席数が少ない打者を除く)打者が出場することなく
試合を終えるというのは怪我しているというのではない限りは、
およそ敗退行為に近しい采配なのではないでしょうか。

ヤクルトとは今季神宮で5戦5勝。
ドームでは2勝5敗2分けと敵地での戦績が良く。

10月のヤクルト戦は、神宮で5試合 ドームで1試合なので、
10月に勝ちが見込めるので、敢えて手を抜いているのでしょうか。

塩見の3ランで4点差となった時点で負けを覚悟しましたが、
その後同点まで追いついたところはチームの反発力を感じました。

同点の9回裏で先頭・若林が死球出塁しても
不振の丸に送りバントを指示せずに強攻策を取ったということは、
目先の勝利よりも丸の復調を選んだということでしょうから、
なおのこと丸をスタメン起用して打席数を与えて復調を促進すべきです。

亀井は、三振、三振、内野ゴロ2つですから外野に打球が飛んでません。
丸の9回の打席は野手正面を突いたとはいえヒット性で外野まで飛んでますので、
亀井を起用する理由がありません。

明日からは真面目に試合に取り組んでもらいたいものです。

では、また。

金曜夜の悪夢。5週連続で金曜は黒星が続く。

普通にはカード頭はエース級が投げるので勝てる可能性が高いはずなのですが、
確かに高橋はチームの勝ち頭ではあるものの前半戦の貯金によるものであって、
後半戦以降は怪しいです。
先週は5回5失点。今夜も4回3失点とリードを許し、
負けパターン継投陣が失点を重ねて大敗するというお決まりコースの試合展開になっています。

中6日なのだから、多少失点してでも6回まで投げさせるようでないと、
無駄に中継ぎ陣が疲弊するのではないでしょうか。

初回を三人で抑えたところは中6日効果があったかと思いましたが、
村上に怯えて四球を出す当たり、今はなき宮國に続いて高橋もチキンハートなのでしょうか。
リードしているのに怯えながら投げている表情が、
テレビ画面を通じても頼りなげな印象を視聴者の心に植え付けます。
リズムが悪いので野手陣の気概も損なわれそうです。

初回に坂本のタイムリーで先制したまでは逆転サヨナラ勝利の試合の勢いが続いているように思えましたが、岡本の併殺打で急に萎みました。
とはいえ、3塁に走者が残っているだからヒット1本で2点目となるところ、
5番・亀井が三振。
亀井は9回裏にもフルカウントからボール球を振ってセンターフライ。
スタメン起用ではなくて代打に専念した方が良いかと思いました。

ほぼ防戦一方の酷い試合だったかと思います。
先週は序盤5失点で早々にKOされたメルセデスの汚名返上のナイスピッチングを、
明日は期待したいところです。

では、また。