首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

主力を下げて延長で大敗する戦略性なき首脳陣の限界が露呈した試合。

延長11回表の無死満塁のピンチを併殺で切り抜けながら、1塁が空いているのに申告敬遠せず次打者が打率1割以下の小園なのに、3割近い坂倉と勝負を選択する首脳陣の考えが理解不能です。
先週のDeNA戦でも4番の牧に延長12回に決勝HRを打たれていますが、
勝負を避けるべき場面で真っ向勝負して負ける試合が多すぎます。

首脳陣の役割は最悪の事態を想定して、それを回避するための手だてを考えるところにあると考えますが、腹に溜まった脂肪が脳にまで廻っている肥満体・昭和脳打撃コーチにとっては、「こうなったらいいな」という希望的観測に基づいて選手起用や指示をすることにあるようです。

延長11回時点で、広島の打線は1番から7番までスタメンのままです。
一方、巨人は主砲の岡本に8回裏に無意味な代走・中山を起用した上、
秋広を除いて打順上位を交代させています。
1点取れば勝ちの試合で3塁走者がいるのに1塁走者の岡本に代走を出すことが意味不明です。
4番・中山に代わっていたため9回裏の2死満塁でサヨナラ機を逸しました。

満塁なのだから押し出し四球でもサヨナラなのに、早打ち指示の打撃コーチの指導の犠牲者である中山は打席に立つたびに初球もしくは3球以内に内野ゴロを連発しています。

才能ある若者の個性を見ることなく十把一絡げに早打ち指示をする肥満体・昭和脳打撃コーチはチームの勝利よりも自分の信条を優先しているのではないでしょうか。

試合後の原監督も打線について苦言を呈していましたので、
その責任者であるべき打撃コーチを更迭できないのであれば、
3軍まで含めたコーチ陣の再配置を検討すべきではないでしょうか。

人心を刷新して、後半戦からは点の取れるまともな打線になってもらいたいものです。

では、また。