首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

楽勝展開が8回の5失点で一変 辛うじて振り切ってM14

7回までと、8回以降とでは別の試合を観ているかのような試合でした。
試合前半は珍妙な出来事が何度か起こりました。
初回に岡本の25号2ランで先制。
2回には吉川尚タイムリーで、相手捕手が交錯して一時中断。
その後、松原の2ゴロをソトが捕球した後、しばらく投げない間に、
吉川尚が本塁突入。送球が暴投となって4点目。
先発・井納は2回で降板し、3回からは砂田。
岡本ヒットの後、原監督がクレーム。レフトスタンドのベイファンの間から、
反射物が光ったとのこと。ここで試合がしばらく中断。
再開後の初球の丸の打球はポール近くの大きな当たりでしたが僅かに切れてファール。
しかしフルカウントからのボールを打ちなおしでライトスタンド上段に飛び込む2ランで6点目。
4回には、先頭の吉川尚が危険球を受けて砂田は降板。
ここでも交代のためしばしの中断。
岡本のサードゴロの間に代走・増田がホームインして7点目。
丸・申告敬遠後の盗塁で2死2、3塁となってからの
中島タイムリーで9点目。
この時点で8点差ですので、どう考えても勝利は間違いないだろうと思いました。
実際、先発・サンチェスは7回まで投げ切って2失点でしたので、
残り2イニングで7点リード。
負けパターン投手を起用しても勝てるのではないかと思っていましたが、
8回に登板した大江が難なく2アウトを取った後の、
宮崎から新マシンガン打線(?)が発火してどうにも止まらなくなってしまいました。

オースティン2ランで5点差に。
佐野ヒットで、鍵谷にスイッチ。
右を抑えるための鍵谷でしたが、ロペスに3試合連続となる一発を浴びて3点差に。
1死も取れずに高梨に交代。
左の柴田にまさかの四球。
次打者は右の中井。巨人時代のチャンスで打てない中井の印象が強いので、
どうせ凡退するだろうと見ていましたが、まさかのタイムリーを放って2点差にまで迫られます。

打者一巡で、この試合ソロHRを放っている戸柱。
もう一発出れば逆転弾でしたが、初球をショートゴロでようやく3アウトチェンジ。
最後の1アウトを取るまでに打者8人を要しました。

8回裏はパットンに3人で抑えられ、試合の流れがわからなくなってきました。
9回表はデラロサが登板。
先頭の乙坂は抑えたものの宮崎、佐野に四球で2死1、2塁となり、
前の打席で2ランを放っているロペス。
こちらも一発出れば逆転弾でしたが、センターフライで試合終了。

最大8点リードを追いつかれたり、逆転されたりしたら
ショックの大きい試合となるところでしたが、
大惨事には至りませんでした。

久々に登場のパーラの状態は重症な感じですね。
日本シリーズに向けて調整のために坂本の休養と共に
起用が続くのでしょう。

昨年の日本シリーズは、丸と坂本の状態が底でしたので、
優勝を早く決めることよりも11月下旬に主力の状態のピークが来るように、
残りペナントを戦っていこうとしているように思えます。

10連戦は6勝4敗で乗り切りました。
明後日からの9連戦は5勝4敗程度を目安にしてもらいですね。

では、また。

f:id:hidemet:20201008234618j:plain