首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

伝統の一戦2000試合目の記念試合は濃厚味な勝利!!

昨夜の試合がアッサリ味でしたので、その反動か今夜の試合は濃厚味な試合でした。
観客数は14957人と緊急事態宣言で上限5千人のところ、その3倍規模の集客でした。見た感じではスタンドの6割が埋まっている感覚。
阪神のチャンス時にカンフーバットが打ち鳴らされましたが、
コロナ前の頃を思い出させるような音の大きさでした。

序盤から点の取り合いながらも、失点はいずれも佐藤輝によるタイムリー2ベース。
2ストライクまで追い込んでおきながら、いずれも変化球を捉えられてしまいました。
解説の里崎氏によると、佐藤輝はストレートよりも変化球が合わせるのが上手いとのことでした。
明日以降は対策を立ててもらいたいものです。

先制され、逆転して、再逆転されるという展開でしたが、
再々逆転は、5回裏2死無走者からの、丸、岡本連続ヒットで走者を溜めたところで、
フルカウントから飛び出たスモークの逆転3ランでした。

対岸のレフトスタンドの、阪神ファンで埋まるポール寄り方向に、
ライナーで飛び込む一撃は実に爽快/痛快でした。
緊急事態宣言でアルコール販売はありませんでしたが、
脳内物質が多量に分泌される程度に高揚感が高まりました。

先発サンチェスは7回表1死まで3失点で投げ切り、
その後、高梨、中川とつなぎます。

7回裏、8回裏は走者は出すものの追加点は奪えず、
2点リードで9回表を迎えます。

試合の流れ的に、打順は7番の下位からなので、普通には勝ちだろうと思っていたのですが、記念試合の濃厚試合であるためか最終盤でももう一山を迎えてしまいます。
先頭の梅野のサードゴロがイレギュラーもあって2ベース。
2点差なので走者は関係ないところでしたが、鍵谷が制球が定まらず1死後、連続四球で満塁として降板。
ヒットで同点、当たりによっては逆転されかない最大のピンチを迎えます。
糸原に対して、大江が空振り三振を取って2アウト。
試合前に1000投球回で表彰を受けた野上がマウンドに上がります。
田中豊や、井納はないだろうと思っていましたが、表彰直後なので士気も上がっていたかと思います。
マルテをショートゴロに仕留めてゲームセット。

ゲーム差を再び3.5に戻しました。

阪神も貯金があるためかロハスを4打席も打席に立たせてくれました。
明日アルカンタラなのでロハスの出場はなさそうです。

今村に好投してもらい、できれば2.5差としたいところですね。

では、また。

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