首都圏5球場巨人戦観戦記

東京ドームを中心に現地観戦を通じて、見て聞いて感じたことを気ままに綴ります。

原監督1067勝到達!坂本の一発で試合を決めて5連勝!!

 8回裏、先頭打者は代打・重信。昨夜の見逃し三振を反省したためか、
初球から積極的にスイングするもボールにバットがかすりもせずに、
3スイングでの三球三振。状態は重症だなと感じました。
これで相手投手清水は、
「俺のストレートはイケてるかも」と思ったのかも知れません。
次打者の坂本に対しても果敢にストレートで勝負を挑み、
坂本は初球を一発で仕留めて、ライトスタンド最前部にライナーで飛び込む決勝ソロHR!
相手の攻撃チャンスが残り1イニングの場面で、リードを奪います。

最初は何故、重信を代打起用したのか疑問に思ったのですが、
敢えて不調の重信を撒き餌として起用し、相手投手の慢心を誘い、
坂本で勝負を決めることを狙っていたのかも知れません。
巨人歴代最多勝監督の戦術ですので打者単体ではなくて、
二段重ねの組み合わせ、不振の選手の有効活用策だったのではないかと考えてしまいます。

同点でも勝ちパターンの中川を8回表に起用したのも勝ち越せるという見込みがあったからでしょう。

9回表はデラロサが登板しますが、今夜はプチ・デラロサ劇場となりました。
先頭打者に四球。代打・西浦の送りバントは投手正面で最悪の併殺打
2死ランナー無しとなります。
すんなり終わりと思いきや、再び四球で走者を許し、バッターは坂口。
一発もあるので警戒したためか、カウントは3-0。
次打者は山田ですのでひっくり返されるリスクもありましたが、
そこからストライクが入り始めて空振り三振ゲームセット。

原監督の巨人歴代1位となる監督通算1067勝目となりました。

試合後はセレモニーや記念撮影が行われましたので、
やはり本拠地での試合で決まったのが良かったと思いました。

では、また。

f:id:hidemet:20200911231449j:plain